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香港、過去・現在・未来。映画『BlueIsland 憂鬱之島』が届ける自由への渇き。クラファンで支援者募る

ひょっとすると、僕たちにとって香港で巻き起こった民主化運動の大きなうねりは、もう過去のものになっているかもしれません。しかし、僕ら自身がそうであるように、そこで暮らす人達にとって過去と現在、未来は繋がっています。

今回紹介するのは、そんな香港の過去と現在、そして未来を描く映画について。日本から飛行機で4時間ほどで行けるところで起こっていることです。

映画『BlueIsland 憂鬱之島』では、香港で抗議活動に身を投じた若者たちの姿を、ドキュメンタリーとドラマのハイブリット作品として制作、完成を目指しています。

2017年から撮影が始まった本作は現在、コロナの影響による資金難で、クラウドファンディングサイト「A-port」にて製作費の支援を募っています。支援額は1000円~。なお、30,000円以上支援すると、映画のエンドロールに名前が載る特典もあります。

ちなみに『BlueIsland 憂鬱之島』は、香港と日本の合作映画となり、映画の製作や配給を行う太秦がプロデューサーとして作品に関わっています。

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  • 乱世備忘 僕らの雨傘運動(字幕版)

  • レンタル:407円(税込)
  • 新世代の俊英が綴る“未来への備忘録"! 香港、そしてアジアの未来を見つめる社会派群像ドキュメンタリー! 2014年、同時多発的に湧き上がったアジアの学生運動――その一翼を担った「雨傘運動」79日間の記録!

声なき声を世界に

2014年、香港で民主化を求めて始まったデモ「雨傘運動」が始まりました。若者を中心とした多くの人が街に出て、抗議の意志を示したことは日本のニュースなどでも大きく報じられましたよね。

そのきっかけは、それまで一国二制度でやってきた香港の自治が危ぶまれる新しい選挙制度にありました。香港ではその後も、逃亡犯条例の改定による大規模な抗議など、政府への不満が広がる事態になったのは記憶に新しいところです。

『BlueIsland 憂鬱之島』は、そんな激動の香港で暮らす3世代の想いを拾い集めた作品。人々の葛藤、誇り、悔恨、痛切な想いなど、今の香港の街の息遣いや、困難に直面している香港の人々の声なき声を世界に届けるもの、としています。

監督は、雨傘運動を描いたドキュメンタリー映画『乱世備忘-僕らの雨傘運動』の陳梓桓(チャン・ジーウン)さん。製作は任硯聰(ピーター・ヤム)さんのほか、共同製作として蔡廉明(アンドリュー・チョイ)さんらも加わっています。蔡廉明さんは、香港の未来を描いた映画『十年 TEN YEARS』のプロデューサーとして知られています。

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  • 十年 TEN YEARS

  • レンタル:440円(税込)
  • 香港の十年後の未来を描いたオムニバス作品。製作費わずか750万円、たった1館から上映を開始し、9200万円の興行収入を記録。そして香港金像奨(香港のアカデミー賞)を受賞するなど、社会現象となった。

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自分の暮らしをおびやかす事態が起こった時、僕らはアクションを起こせるでしょうか。映画への支援を通じて、香港の人達の未来に明るい火が灯ることを願っています。

CREDIT
SNS :にしまり

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