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開発開始から約10年、製品発表から約4年。
開発者の思いがたくさん詰まった超小型モビリティ『WALKCAR』に乗ってきました!
以前bouncyで紹介していたこともあり、撮影前からワクワクが止まらない田所。
さらに乗って驚きの新感覚はぜひ皆さんにも体験してもらいたい!そう強く感じさせる最強モビリティでした。
超薄い! 超軽い!
実物を持ってみて驚くその薄さと軽さ。
13インチのPCと同じサイズで、重さは約2.9キロ。片手で楽々持ち運びが可能です。
正直、第一印象は「本当にこれが人を乗せて走れるの?!」という驚きと疑いの感情でした。
実際に乗ってみました
早速WALKCARに乗ってみました!
しかし、日本ではこの手のモビリティの公道走行は禁止されています。
そのため、今回は私有地で撮影許可を得て試してみました。
さらに、今回はWALKCARを開発するCOCOA MOTORS. 株式会社の代表取締役社長佐藤さんにお越しいただき、乗り方をレクチャーしてもらいました。
セグウェイやKintone αなどさまざまなモビリティを体験してきた田所。WALKCARもお手の物だろうと意気揚々と撮影に挑みました。
しかし、これがなかなか難しい。。。
車輪が4つあって安定しているため、ミニセグウェイよりも乗車は簡単。
難しいのが体重移動の微調整です。体全体を大きく動かすのではなく、爪先のわずかな感覚で操作する、そんなイメージです。
30分ほど乗っていたのですが、あまり上達せず、乗りこなすには1ヶ月ほど必要とのことでした。
WALKCARを乗りこなすコツ
慣れるまでに時間がかかるWALKCAR、上達のコツを教えていただきました!
まず、乗車時の足の位置がとても大切です。
爪先が外に向くように、そして少し板から足が出るように乗るとバランスが取りやすく、体重移動の細かな感覚を正しく伝えることができるそうです。
WALKCARは主に爪先を使って操作を行います。
セグウェイのような大型のモビリティは、体全体を使って前進、方向転換をすることが多いので、WALKCARのように爪先の感覚で行う操作は繊細で難しかったです。
スキーのような体重移動でもない、スケボーとも違う、既存の物で例えられないWALKCARにしかない感覚でした。
スピードを出して勢いをつけることで、曲がれます。
上級者になると同じところをくるくる回ることもできます。
私は中々スピードを出すことができず、最後までうまく曲がれませんでした。。
開発者の熱い思いを聞いてきました
日本の公道で走れない、そのことを理解しながら10年も開発を続けてきたそのモチベーションはどこからきているのか。
佐藤さんにお話を聞いてきました!
田所:早速ですが、WALKCARを作ろうと思ったきっかけはなんですか?
佐藤:大学時代の友人が、アメリカの大学構内を楽に移動できる乗り物が欲しいと言っていたことがきっかけです。 そのため開発当初は、大学構内とか短い距離を走ることを想定していました。今では、WALKCARがあることで持ち主の行動範囲が広がればいいなという思いが強いです。
田所:「公道が走れない」というハンデを抱えながらも、10年間開発を続けてこれたモチベーションってなんだったんですか?
佐藤:正直公道を走れるか走れないかはあんまり気にしたことなかったです。法律が変わるとも思ってません。ただ、カッコイイ移動手段を作りたかったんです。
田所:その想いがすでにかっこいいですね。今後のWALKCARの展望を教えてください。
佐藤:世に出なかったら出なかったでいいんですよね。一台しか売れないっていうのは、自分が一番ということだと思うので。ぶっちゃけ売れなくてもいいです。世界で数人しか持ってない乗り物ってカッコイイじゃないですか。
田所:確かに、WALKCARに乗ってることがカッコイイですね。これを持っていること自体がステータスになりそうですね。
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WALKCARは、カッコイイ移動手段を追求した開発者のロマンが詰まったモビリティでした。
安全でより快適な次世代モビリティで、街中を走行できる日が待ち遠しいです。
皆さんは、WALKCARでどこにいきたいですか?
COCOA MOTORS