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笑うことを忘れていませんか? 旅する写真家こんちゃんのメッセージ

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その青年は、とてもとても素敵な笑顔で、熱く語りました。
「笑顔にはすごい力があるんですよ!」。


世界を旅する写真家の近藤大真さん。ツイッターやブログなどで、"こんちゃん”の愛称で親しまれています。愛知県出身で25歳のこんちゃんは4ヶ月前に、世界一周の旅を終えて日本に帰ってきました。


こんちゃんが世界一周の旅でテーマにしてきたのが“笑顔”です。1年半で33カ国の旅。アジアからヨーロッパ、アフリカ大陸を経て果ては南米まで。旅先で出会った人たちの屈託のない素敵な笑顔をカメラに収めてきました。世界一周の旅で撮った写真は実に4万枚にも上るそうです。



笑顔を撮る旅を終えたこんちゃんに、会って話を聞くことができました。

笑顔を見つける世界一周の旅

ーー1年半で33カ国。世界一周どうでしたか?

こんちゃん:ギリギリな旅をしてきました(笑)、めちゃくちゃ楽しかったです。アジアやヨーロッパを経てアフリカを縦断して、その後は南米に行きたかったのですが、お金がなくなっちゃって……。ずっと野宿しながら撮った写真を路上で売って旅の資金をためて、その日暮らしをしながら、出会う人たちの笑顔を撮っていました。


ーー笑顔の写真をテーマにしているのはどうしてですか?

こんちゃん:もともと人の笑っている顔がすごく好きなんですよね。はじめは、旅先で出会う人と話をしていて、その人が笑いかけてくれる様子を写真に撮っていました。笑顔を撮りながら旅ができればいいなって漠然と思っていました。

でも、4年前にヒッチハイクで日本一周の旅をしていた時、毎日車に乗せてもらったり、ごちそうしてもらったり……。たくさんの人の無償の親切を受けるなかで、自分は恩をもらうばかりで何も返せていないなって思っていたんです。

渡すものが写真しかなくて、でも、その人の笑顔の写真を撮って渡したら、すごく喜んでくれたんですよね。「ありがとう、君に出会えてよかった」って。その時に、僕ができる唯一の恩返しは、笑顔の写真を撮って贈ることだと思ったんです。

次は自分から恩を送れるような旅をしようと思っていたので、今回の世界一周では、世界中の人たちの笑顔を撮ってチェキをプレゼントとして贈る旅をしてきました。

余裕のない現代社会のなかで“笑顔"に癒やされる人たちがたくさんいる

ーーブログを見ましたがこんちゃんが撮る笑顔の写真はツイッターやInstagramなどですごく人気ですね。

こんちゃん:ブログ読者やSNSで、時々メッセージをいただくんですけど、“笑顔の写真を見ているのに泣けました”とか、“働きづめの毎日だったけど、笑顔の写真を見てなんだか元気が出ました”とか言ってもらえることがあって………。

笑顔ってなんだか分からないけどすごく不思議な力があると思うんですよ。世界中の笑顔を撮って、毎日発信するって僕にしかできないことだと思っていますし、笑顔を撮ることで誰かの人生に少しでも力を与えることができるのなら、これからも誰かのきっかけになれるような旅をして、写真を撮って発信していきたいと思っています。

笑顔の写真集「Smile」が今月出版

ーー6月23日に写真集を出版されたということですがどんな作品ですか?

こんちゃん:はい。今回の旅では、数え切れないくらいの人の笑顔を撮ったんですよ。子どもたちからおじいちゃん、おばあちゃん。アジアから南米まで。世界中の旅で出会った人たちの笑顔の写真を集めた写真集をつくりました。

最高の笑顔ばかりです。もうピカピカでまぶしくて見られないほどの笑顔です(笑)。
タイトルは「Smile」。ストレートにそのままですね。この写真集の笑顔を見て、笑顔になってくれるとうれしいです。

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ストレスフルで何かと余裕がない現代社会。たまにはゆっくり立ち止まって笑顔になることも大事かもしれませんね。世界中の笑顔を見たいと思ったら、こんちゃんの写真集やSNSをのぞいてみてください。せわしない毎日から少し離れられるかもしれませんよ。


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