10/30-11/2、東京国際フォーラムで開催される「クロスバリューイノベーションフォーラム2018」。家電メーカーPanasonicの創業100周年を記念した総合展で、これまで同社が生み出してきたプロダクトやサービス、最新技術の展示、カンファレンスなど、100以上のコンテンツが並ぶ。
今回、テーマに掲げられている「クロスバリューイノベーション」とは、社内の異なる事業や技術の組み合わせ、ビジネスパートナーとの共創により、新たなイノベーションを起こしていこうという同社の方針を示したキーワードである。
そのテーマが最も顕著にあらわれている展示会場が、東京国際フォーラムhallB7で行われている「NEXT100」だ。
ステージ・展示などコンテンツが目白押し
会場は入場無料。様々なコンテンツを自由に鑑賞することができる。
社外の異業種やベンチャーとの「共創」を多数展示。
イラストコミュニケーションサービス「pixiv」とのコラボは、日常生活で触れるさまざまな機器にキャラクターが宿る未来を演出したプロジェクト。会場では3Dキャラクターを活用し、機器にキャラクターが宿る瞬間を可視化したコンテンツを体験できる。
その他、博報堂スダラボとアグリビジネスがコラボした、手に取ると野菜自身が栄養素や流通過程を自己紹介してくる「インタラクティブ野菜」。さらに、液晶パネルで電球を覆った、ランタンのような映像デバイス「ランターナ」、黒板メーカーサカワとコラボした空間を隔てるのではなく、コミュニケーションを活性化させる未来の壁など。
パナソニックのテクノロジーと、異業種のクリエイターがコラボした様々な実験コンテンツを紹介している。
会場中央にあるステージでは、スタートアップ業界で活躍する、EDGEofの小田嶋・アレックス・太輔氏や、WOTA北川力氏によるプレゼンテーションや、シルク・ド・ソレイユのセッション。その他にも、オーケストラを映像とAIでアップデートする「Augmented Symphony "NEXT"」、パワードスーツ「ATOUN」を装着したパフォーマーとロボットによるダンスパフォーマンスなど、様々なプログラムを予定。
渋谷を拠点にPanasonicが新規事業を支援する「100BANCH」のプロジェクトも多数出展。モビリティハウスで未来のライフスタイルを提案する「BUSHOUSE」や「吹き出し」を翻訳ツールに利用する「Fukidashi」など10以上の展示が並ぶ。
Panasonicの社内公募からなる新規事業プロジェクトチーム「GameChangerCatapult」。今年3月に行われたSXSWにも出展し、国内外から注目を集めている。新規のコンテンツも加え、コンテンツを披露した。
来場者プレゼントも!
「NEXT100」の会場では、来場者先着1000名に、 社内のアイデア大喜利を一冊にまとめた書籍「ヒラ社員が閃いた!パナソニックの知恵袋」をプレゼント。
Panasonicは100年の経験と技術を惜しむことなく披露し、次の100年に向けて走り始めている。次世代のイノベーションを一足先に触れてみては?
日時:10/30-11/2
開場:9:00-18:00
場所:東京国際フォーラム