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触覚の国際学会「IEEE World Haptics Conference 2019」(7月9〜12日)が、御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターで開催されました。この会議は、世界中から600人以上が集まって口頭発表やディスカッションが行われるほか、ショーケースや企業展示、デモ展示、ポスター展示などもあります。
今回の開催地は日本。毎回いろいろな地で開催されるカンファレンスですが、日本は触覚系研究者が多いことから、これまでより100〜200人ほど大きな規模での開催となったそうです。日本で触覚系研究者が多いのは、ロボットや福祉研究のバックグラウンドがあることからなのだとか。研究傾向としては、ここ数年はモバイルデバイスにどう触覚を与えていくかということにフォーカスされているおり、クリック感や紙やすりのような特殊な感覚などの感触や質感の研究が盛り上がっています。
筆者が驚いたのは、特別支援学校にもアプローチをしていること。カンファレンスに参加してもらい、最新技術を多くの方に体験してもらっている場面に出くわしました。
「国際学会」と聞くと少し難しそうに感じますが、展示されている中には「タピオカを吸った感じ」「うんちを触った感じ」など身近な研究題材も多くあり、楽しいです。