初心者から上級者までおすすめの電子ピアノ9選+周辺機器4選
習い事としても人気の高いピアノですが、自宅では電子ピアノの方が場所を取らず便利です。自身も幼少期からピアノを習い、学生時代はバンドでキーボードを担当し、教員時代は校歌の伴奏を担当するなどしていたことから、我が子にもキーボードを使ってピアノを教えてきました。そんな筆者が、子供から大人までそれぞれのレベルに応じたおすすめ電子ピアノをご紹介します。
電子ピアノの選び方
電子ピアノを購入する際に気を付けなければならないことをまとめました。
電子ピアノとキーボード、生のピアノの違いって?
ピアノ系の楽器が欲しいけれど、電子ピアノとキーボードって違うの?と思う人も多いかと思います。電子ピアノ(デジタルピアノ)は、基本的に生のピアノの音色をデジタルで再現し、ピアノのタッチ感に近づけたものになります。一方キーボードは、ピアノにこだわらず様々な楽器の音色を取り入れ、リズムやビートなども豊富です。
そのため、電子ピアノは、本来はピアノが欲しいけれど置く場所が無かったり、予算が足りないという方におすすめの楽器です。生のピアノは鍵盤数が88鍵あるので、電子ピアノも88鍵のものがほとんどです。61鍵盤でも弾くことはできますが、鍵が足りなくなる曲も出てくるので注意が必要です。
生のピアノと電子ピアノの大きな違いは、タッチ感になりますので、ピアノを習っているなど本物のピアノを使う機会がある場合は、家で練習している電子ピアノとタッチ感が異なるために上手く弾けないということも考えられるため、本物のタッチ感を確認した上で購入することをおすすめします。
また、電子ピアノの場合、下は3万円台から上は30万円を超えるものまで大きな幅があるため、一概に言うことはできませんが、価格的に見ると電子ピアノはキーボードと生ピアノの中間となります。
電子ピアノの機能
電子ピアノの機能は、本来ピアノについているペダルが標準装備の場合もありますが、スタンドに置いて使うタイプなど、オプションの場合もあります。生のピアノの代わりであれば、ペダルも必須です。
その他の機能はあくまでおまけとなりますが、最近はスマホのアプリを使って操作できたり、無線で接続して演奏できるなどハイテク技術も導入されています。
電子ピアノのメーカー
電子ピアノを選ぶ上で気になるメーカーについてまとめました。
YAMAHA
生ピアノの世界シェアトップを誇るメーカーで、国内外ともに楽器の総合メーカーとして認知度が高いです。電子ピアノに関しては、近年販売台数で他のメーカーと争うこともありますが、楽器を扱う会社では世界一と言えます。
KAWAI
生ピアノの世界シェアでヤマハに次ぐ地位を持ち、国内でも人気を2分しているのがカワイです。電子ピアノの分野では、初心者用のモデルでも木製の鍵盤を使うこだわりがあるなど、ヤマハとの違いをどのように出していくのか研究が積み重ねられています。
Roland
ヤマハやカワイと違い、生ではなくデジタルから始まった電子楽器メーカーですが、その分野では日本におけるリーディングカンパニーと言えます。木製と樹脂を使用したハイブリッド鍵盤が特徴で、世界で称賛されるグランドピアノの音色を取り入れています。
KORG
コルグもローランド同様電子楽器専門メーカーで、シンセサイザーを日本で初めて世に出した会社です。シンセサイザーが音楽業界のプロに認められる品質の高さで、電子ピアノはそのノウハウを十分に生かしています。
CASIO
元々は計算機を扱う電子デバイスのメーカーで、電子ピアノに参入したのは1980年代と遅めながら、電子機器の技術を生かし、安価で多機能な製品を数多く作り出しています。電子ピアノの操作性という観点からみるとかなり進んでいると言えます。
子供や初心者におすすめの電子ピアノ
基本的な機能が備わったモデルを集めました。もちろん、上級者でも難なく使用できます。
専用アプリをスマホなどにインストールして操作することもできるほか、Bluetoothとの接続が可能なので、所有するデジタル音楽を聴くまたは演奏することができて楽しめます。
ピアノの演奏に欠かすことのできないペダルが標準装備で、ピアノを一から学ぶ初心者にもやさしい作りになっています。ヘッドホン端子も2つあるので、自宅での練習にもおすすめです。
ヘッドホン端子以外にUSB端子も付属しているため、スマホやパソコンなどと接続して演奏することができます。オンライン・ピアノ・レッスン「Skoove」プレミアムプランの3ヶ月トライアルを付属しているのも、初心者にはうれしいです。
白鍵も象牙の触り心地を再現した素材を使用するなど、とことんピアノに近づけた仕様になっています。上級者でも納得の出来栄えですが、Skooveを利用したオンラインレッスンもついているため、初心者におすすめとしました。
大人、上級者におすすめの電子ピアノ
ピアノの演奏には少し慣れてきて、音色やタッチ感によりこだわりを持つようになった場合のモデルを集めています。この中には、電子ピアノ単体での販売品もありますので、ペダルやスタンドなど必要に応じて選択してください。
グランド・ピアノのタッチを再現した、ウェイテッド・ハンマー・アクション鍵盤を採用。サウンドの種類が30種類と、様々なジャンルに対応できる音色になっています。
ヘッドホンを使用時にも、アコースティック・ピアノを演奏しているような臨場感のあるサウンドを再現する「ステレオ・サウンド・オプティマイザー」を搭載しています。2つの大口径スピーカーで迫力あるサウンドを楽しむことができます。
グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤を搭載することで、ナチュラルタッチを実現しているのが特徴。ヤマハのアプリ「スマートピアニスト」(無料)で簡単に操作できるので、演奏の楽しみが広がります。
それでいてグランド・ピアノの弾き心地を再現した鍵盤が使われているため、ステージなど演奏活動を行う人にもおすすめの電子ピアノです。
調律師が行うようなピアノ音の調整ができるコンサートチューナー機能が付き、好みの音色を作ることができます。
電子ピアノのおすすめ周辺機器
3つのマットが分かれているため、あらゆる電子ピアノのサイズに合って便利です。お部屋や電子ピアノの色に合わせて4色の中から選べるのもうれしいです。
高い耐久性と安全性を追求し、スタジオ用のモニターヘッドホンとして定評がありますが、楽器のモニタリングにもおすすめです。
遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用しているため、長時間使用しても疲れません。コードが片側からのみ出ているので、絡みにくいのも演奏の際に便利です。
軽量設計なので、違和感を感じることなく耳にフィットします。モニターヘッドホンの中でも、電子楽器に特化しているため、比較的安価ながら安心して使うことができます。
まとめ
筆者も幼少期こそ実家で生ピアノに触れたことはありますが、大人になってからは予算や場所の問題から、練習用として電子ピアノを使うことが多かったです。電子ピアノも年々進化しているため、生ピアノでなくても十分という感想を持ちました。これからピアノを始めたいという方でも、電子ピアノはおすすめです。
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