すのこベッド選びのポイント3つとおすすめのすのこベッド10選
すのこベッドは使用状態を想定して選ぶ
すのこベッドに限らず、寝具などは自分が使っているシーンを想像・想定しなければ役に立つかどうかがわかりません。利用状況を思い浮かべることで、すのこベッドのよさがわかってきます。その結果、それに沿ったアイテムがおすすめのすのこベッドといえるでしょう。
いかに通気して快適さを保つかを考えたすのこベッド選び
すのこベッドを選ぶなら、材質・形状・機能といったポイントを押さえましょう。それによって、すのこベッド本来の有用性や活用シーンを想像できます。
材質で選ぶすのこベッド
すのこベッドに使用される木材は数種類あります。よく目にするのがヒノキのすのこベッドやパインのすのこベッドです。オークや桐、杉もすのこベッドの材質としてメジャーといえます。材質による違いを比較する主なポイントは耐荷重・耐久性・通気性です。さらに経済性も考慮した方がよいでしょう。
これらのポイントは販売ページの記載をチェックすればわかるものが多いといえます。耐荷重はベッドとしての数値が出ているでしょうし、理由なく書いていないベッドは考えものです。経済性は販売価格を見れば解決するでしょう。通気性は一般的に桐やヒノキがすぐれていて、杉にも良好な調湿機能があります。そのほかに材質で考慮すべきは、重さと見た目の問題です。
形状で選ぶすのこベッド
すのこベッドの形状といえば枠と脚、板がある長方形です。とはいえ、デザインともいうべき特徴がそれぞれのアイテムには存在します。たとえば、四方の枠の大きさの違いや背もたれや脚の有無、脚は高さも重要です。最重要といえるのは、すのこそのものの状態。板と板の間隔がどの程度あるかによって、通気性だけでなく寝心地にもかかわる可能性があります。
同じ材質で同程度の大きさであっても、木材の使用量によって重さも価格も変わります。形状によっては思いどおりに設置できない事態も起こり得るため、すのこベッドに求める形状は購入前によく考えておきましょう。すのこベッドにもシングルやダブルのようにサイズ展開があります。
機能で選ぶすのこベッド
多くのアイテムで機能の検討は重要項目です。すのこベッドのイメージといえば、枠と脚とすのこだけのシンプルなアイテム。しかし、すのこベッドにもあれこれ機能を持たせることは可能です。たとえば、枕元に簡単な宮棚をつけたり照明を設置したりといったものがあります。
形状と重なる部分では、脚を高くすることでベッド下にスペースを生み出し収納部を作ることが考えられます。もっとも、せっかくの通気性を犠牲にするような過密構造は、すのこベッドの持ち味を消してしまうことになりかねません。そのほかでは折りたたみ機能があります。同時に余計な機能がついていないかをチェックする感覚も大切でしょう。
おすすめのすのこベッド10選を紹介
たくさんあるすのこベッドの中から、ほかとは異なった特徴のあるアイテムやオーソドックスな定番的アイテムをピックアップしました。全部で10点を紹介します。
耐荷重約200kgの丈夫さがあるすのこベッドです。カラーはナチュラルのほかに、ウォルナット・ホワイトが用意されています。サイズは幅約98×長さ200×高さ6.5または23.5cm。2段階の高さ調節が可能です。
パイン天然木の明るい印象が特長で、フラットな形状のベッドには厚手のマットも問題なく敷けます。
3段階の高さ調節が可能で、耐荷重が約200kgと頑丈なアイテムです。カラーバリエーションはブラウン・ナチュラル・ホワイトウォッシュの3種類があります。
天然パインの無垢材を使用しており、塗装はホルムアルデヒド放散等級フォースターの安全性があります。3段階の高さは約8cm・20.5cm・33.5cmです。好みと体調といった諸条件によって、高さを使い分けられます。
スマホスタンドと2口コンセント、ブックシェルフが備えられたアイテムです。夜のひとときにメッセージのやりとりをしたり、本を読んだりするユーザーには重宝します。
ベッドとしては3段階の高さ調節が可能です。耐荷重も約200kgと十分な数字を示しています。
折りたたみ式のアイテムで、使わないときは部屋の隅に山形にして片付けることが可能です。2つ折りにしたすのこベッドに布団をかけて干すこともできます。桐材で通気性・断熱性にすぐれ、抗菌効果も期待できる商品です。
高さは3.8cmと低いため、ベッドが苦手なユーザーも布団を敷いて寝る感覚で使えるでしょう。
パイプの骨組みを使った簡易ベッドのすのこ版ともいえるアイテムです。耐荷重は約90kgで大柄な男性でなければ十分に実用範囲といえます。桐ならではの通気性のよさが特長です。
しっかり2つに折りたため、収納時に幅をあまり必要としません。31枚の桐のすのこは約1.2cm間隔で配置されているため、寝転んだときもフラットな感触を得られるでしょう。
2018年グッドデザイン賞受賞のすぐれたアイテムです。最大の特長は丸めて収納できる点で、使用しないときは直径23×長さ100cmのコンパクトな筒状になります。
すのこ状に桐材をつないでいるのは木でも金属でもなく布のため、丸める以外にも収納しやすい形状を試せて場所をとりません。京町屋の風情を感じさせる、みやび格子で風通しも抜群です。
- DORIS
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すのこベッド フィンランド産天然木使用
- 税込み20,990円
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フレームにフィンランド産天然木パイン材使用
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宮棚を備え本格的なベッドとしても使えるアイテムです。2口コンセント付きで、間接照明を使用しながらスマホの充電もできます。
合計1500Wの2口コンセント付きの、宮棚を備えたすのこベッドです。上下段に小物を多数置けます。ベッドの高さは20.8~35.8cmまで4段階で調節でき、より好みの高さに近づけられるでしょう。
フレームにはフィンランド産天然木パイン材を、すのこには単板積層材を用いています。耐荷重は約100kgです。
完全に折りたたんで収納するもよし、M字スタイルに折りたたんで布団を干すのもよしのユニークなアイテムです。2つ折りタイプで干すよりも天日にあたる面積を増やせるため、湿気を追い出してより清潔で気持ちのよい布団で眠れます。
すのこにはリブ加工を施しています。天然の桐材を使用しており、すのこベッド本来の機能も充実しています。
国産ヒノキ作りのすのこベッドで、調湿効果・殺菌効果・防虫効果に期待大のアイテムです。リラックスして横になると森林浴気分に浸れます。
4つ折り可能でスリムな形状となり、空いたスペースに収納してすっきり片付けられます。もちろん少し広げて布団干し台として使うことも可能です。
ジョイント高床式のすのこベッドで、12枚分のスペースでダブルサイズに相当します。ポリプロピレンとポリエチレンで作られているため、そもそも湿気には負けません。
木材を使ったすのこベッドとは一味違う雰囲気を味わえます。通気性がよく、ジョイントしない状態での使用も可能です。
寝心地を確かめて活用しよう
すのこベッドの通気性という基本性能は多くのアイテムで一定以上の合格点は出せるでしょう。実際に使用する場合は体にあたる感触が寝心地を左右します。今回紹介した3つのポイントで選んだあとは、自分自身で寝心地を確かめましょう。見込みどおりなら末永く愛用できます。もし思っていた状態ではなかった場合は、豊かな生活のために買い替えも考えましょう。
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