アウトドアで使うスキレットとは?選び方やおすすめ商品を紹介!

記助
公開: 2019-12-13

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キャンプなどのアウトドアで使われることが多い調理器具の「スキレット」。スキレットはアウトドアシーンだけでなく普段使いもでき、食卓をおしゃれにします。

これからスキレットを使おうと考えている方は、特徴や使い方をしっかり押さえておくことが大切です。スキレットを使いこなして料理の雰囲気を変えてみましょう。

ここからはスキレットとはどういうものなのか、特徴や選び方を解説していきます。おすすめ商品も紹介するので参考にしてください。


スキレットとは?

スキレットとは、厚みがある鉄製のフライパンのことです。真っ黒なデザインだけでなく、ずっしりとした重みがあるのが特徴であり、厚みがあることで調理中の食材に熱が均一に伝わります。

アウトドアシーンで使われる機会が多く、食器に移さずにそのまま食卓に出しても、その場の雰囲気を壊しません。飲食店などでも小さいスキレットにお好み焼きやたこ焼き、アヒージョやニョッキなどを盛り付けて提供していることも多いです。

おしゃれな調理器具として人気があり、アウトドアが趣味な人を中心に広まっています。食卓の雰囲気を変えたい、何か1品メニューを追加したい場合などにおすすめです。

スキレットを使う手順

スキレットは鉄製の調理器具であり、新品の状態をキープし錆びを防ぐために「防錆加工」が施されています。この防錆加工は錆止めのワックスがスキレット全体に塗られているので、そのまま使ってしまうと機械油のようなニオイが料理についてしまいます。

そのため、スキレットを購入したときは、「シーズニング」という処理をします。シーズニングとは、錆止めのワックスを洗って落としてしまうと錆びてしまうので、錆びないように油の膜を作ることです。

新品のスキレットを購入したら、まずタワシとお湯を使って洗います。その後、スキレットを火にかけて、十分に乾かしてください。その後に食用油やオリーブオイルなどを薄く塗り、加熱します。これを繰り返すことで、油によるコーティングが完成します。

スキレットは洗剤で洗わずお湯とタワシだけで洗い、油を落とさないようにする使い方が一般的です。洗剤を使って洗った場合は、シーズニングを行ってコーティングしてから保存します。シーズニングは手間がかかる作業ですが、繰り返すと新しさが失われて使いこんだ味が出ます。より一層おしゃれな雰囲気が出るので、是非しっかりと手入れをしましょう。

スキレットの効果・メリット

スキレットのメリットは、焼く・蒸す・揚げるといった調理を1つの調理器具で行えます。基本的にフライパンと同じように使えますが、手のひらサイズのスキレットもあるので、1人分の料理を作るときなどは、使用する油の量を少なくできるので使い勝手が良いです。

また、熱伝導性と蓄熱性が優れているので、食材にしっかり火を通すだけでなく余熱調理もできます。実際にスキレットを使った方が肉は柔らかくなりやすいです。調理し終わったスキレットをそのまま食卓に出せば、お皿に移すよりも温かい状態をキープできるでしょう。

スキレットの選び方

では、スキレットを選ぶときはどのようなポイントを意識すれば良いのか見ていきましょう。

重量

スキレットの最大のデメリットは他の調理器具よりも重いことです。コンパクトなサイズでも重く感じ、調理しにくいと感じることもあるでしょう。同じサイズのスキレットでも微妙に重さは異なってくるため、実際に手で触って感触を確かめましょう。通販でスキレットを購入する際は、重量を確認するのがおすすめです。

サイズ

スキレットにはいくつかサイズが分かれて展開されています。同じモデルでも大・中・小分かれていることが多いです。しかし、先程の説明の通り、スキレットのサイズが大きくなれば、その分だけ重くなるので料理しにくくなります。

小さいサイズのスキレットでも重さは1kgほどあり、中くらいの9インチスキレットになると2kgほどの重さになります。

サイズを選ぶときは、どのような用途で使うかを明確にすることが大切です。ステーキなどを焼く場合であれば、9インチほどのサイズが必要です。朝食などでベーコンを焼いたり、目玉焼きを作ったりする場合は、小さいサイズのスキレットで十分です。大人数で使えるものが必要であれば、10インチ以上の大サイズを選ぶと良いでしょう。

対応熱源

スキレットは基本的に直火でのみしか使えません。しかし、最近ではIH熱源の家庭が増えているため、IH対応のスキレットも増えてきています。しかし、IH対応のスキレットの種類はまだまだ少ないので、IHを使っている場合はよく確認して選んでください。

スキレットのパーツ

スキレットによって取っ手の長さやフタの有無などが変わってきます。スキレットは全体が鉄でできているので、取っ手部分をそのまま持つと火傷してしまうでしょう。基本的には濡らした布巾やミトンを使って持ちます。この場合、取っ手が長いスキレットの方が持ちやすく安全に持ち運びできます。

また、製品によってフタの有無が変わります。フタがあるスキレットであれば食材を蒸すことができるので、パエリアなどを作るときに便利でしょう。フタの有無で調理できる料理の幅が変わるので注意してください。

メンテナンスのしやすさ

先程の説明の通り、スキレットはシーズニング処理が必要です。そのため、手入れが面倒ということでスキレットを諦める方も少なくありません。そのような方は、ホーロー加工が施された種類や、耐熱陶器製のスキレットであればシーズニングが不要です。デザインや質感は変わってしまいますが、手間が気になる方は手入れをしやすいスキレットを選ぶと良いでしょう。

おすすめのスキレット

では、おすすめのスキレットにはどのような種類があるのか見ていきましょう。

おすすめ
  • LODGE
  • 1/4インチスキレット

  • 税込み3,450円
  • お馴染みのデザインの代表的なスキレット!

  • 一般的なタイプのスキレットを購入したい方におすすめのシンプルなモデルです。使い続けるほど手入れが簡単になるので家庭でも使いやすく人気があります。

シーズニング加工がすでに施されているので、お湯で洗うだけですぐに使えるようになります。使い込んでいくごとに油が染み込み、良い雰囲気を出しやすいです。

おすすめ
  • コールマン
  • クラシックアイアンスキレット

  • 税込み5,931円
  • フタ付きのスキレットが欲しい方におすすめ!

  • アウトドアメーカーの中でも人気が高いコールマンのスキレット。フタをすることで食材に水分が食材に均等に落ちて旨みを逃がしません。

植物性のオイルで仕上げているので面倒なシーズニングは不要。10インチでステーキからパエリアなどに対応しています。

おすすめ
  • ロゴス
  • 取っ手がとれるスキレット

  • 税込み2,860円
  • 取っ手がとれるからオーブンレンジでも使いやすい!

  • アウトドアの人気ブランドである「ロゴス」のスキレットです。シーズニングレス仕様・IH対応で機能のバランスが良く使いやすいのでおすすめです。

底面は食材が焦げ付きにくいドット加工なので洗う手間も省けます。取っ手を外せるのでコンパクトに収納もできる便利なスキレットです。

※価格はいずれもAmazonの2019年11月時点のものです。

まとめ

スキレットは食卓をおしゃれな雰囲気にするだけでなく、食材を美味しくする効果もあるので便利に使えます。メンテナンスしやすい種類を選べば、普段使いもしやすいでしょう。

スキレットは重いことと、取っ手が熱くなり火傷しやすいことを除けば非常に優秀な調理器具です。アウトドアが趣味でない方でも使いやすい種類は多くあるので、まずどのような特徴があるのか押さえておきましょう。

用途に合ったスキレットを選んで快適に料理を楽しんでください。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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