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人気のカクテル、アルコール度数は? スピリッツやリキュールの度数も紹介

Moovoo編集部,記助
最終更新日: 2024-04-17

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カクテルは、アルコール度数の高いお酒をベースに、さまざまな材料を組み合わせて作られる飲み物です。カクテルのアルコール度数は、材料や作り方によって異なります。

「ビールは苦手だけど、カクテルなら飲みやすい」という方もいるでしょうが、意外とビールよりもアルコール度数が高いものもあり、飲み過ぎには注意が必要です。

そこで今回は、カクテルの度数について解説しながら、アルコール度数が控えめなカクテルや、度数の高いものを紹介します。ぜひ参考にしてください。


カクテルの度数はどう決まる?

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カクテルの度数はレシピによって決まります。基本的にカクテルは「お酒×ドリンク」「お酒×お酒」の組み合わせで成り立っています。

つまり、カクテルに使われている飲み物の組み合わせでアルコール度数が決まるのです。

アルコール度数の計算式

アルコール度数は、使用する材料の分量にその材料のアルコール度数を掛けたものを合計し、使用した各材料の分量で割ることで計算できます。

カクテルで使用するお酒やドリンクを材料①、材料②とした場合の計算式は次の通りです。

材料①(材料の分量×アルコール度数)+材料②(材料の分量×アルコール度数)÷(①②の分量合計+溶ける氷分10ml)=アルコール度数(%)

ジントニックを作る場合で計算してみると、以下です。

【計算例】ジントニックを作る場合
<材料>
・ジン50ml(アルコール度数40度)
・トニックウォーター100ml(アルコール度数0度)
・レモン2ml(アルコール度数0度)

{ジン(50ml×40度)+トニックウォーター(100ml×0度)+レモン(2ml×0度)}÷(総重量152ml+氷の溶ける分10ml)=12.3

つまり、上記の分量で作る場合、アルコール度数はおよそ12%となります。

ジントニックに使うリキュール
  • タンカレー
  • ドライジン

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  • 洗練されたドライジン、スッキリしたキレ味が特徴

  • ジンもテキーラやウイスキー、ウォッカと同様に4大スピリッツの1つであり、カクテルに使われることが多いです。

    タンカレーのドライジンは1830年の創業以来、同じ作り方で醸造されています。アルコール度数は47%と比較的高めですが人気がある種類です。

アルコール度数の抑え方:「度数ゼロ」のドリンクと組み合わせる

カクテルを作るイメージ

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同じカクテルでも、使うリキュールやスピリッツ、さらに分量によってアルコール度数は変わります。

たとえば、カシスオレンジのように「お酒×ドリンク」の組み合わせなら、全体の分量に対してアルコールが少なくなるため、アルコール度数が抑えられます。

一方、カクテルグラスで飲むようなマティーニなどは、「お酒×お酒」の組み合わせなので、アルコール度数が高めです。

もし自宅でカクテルを作る場合は、ベースとなるお酒の量を減らしたり、度数が低いお酒を使うことで、アルコール度数を低くできます。

反対にお酒を濃くすれば、それだけアルコール度数の高いカクテルを作ることが可能です。

人気カクテル、アルコール度数をチェック

人気のあるカクテルのアルコール度数はどれくらいなのか、紹介します。

グラスホッパー

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グラスホッパーはミントリキュール・カカオリキュール・生クリームをシェイクして作ります。アルコール度数は16%と比較的高めです。

ブルームーン

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特にアルコール度数が高いカクテルとして有名なのがブルームーン。ジン・バイオレットリキュール・レモンジュースをシェイクして作ります。アルコール度数は26%と高めです。

ブルーハワイ

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ブルーハワイは度数が15%と比較的強いお酒です。作り方はブルーキュラソー・ホワイトラム・パインジュース・レモンジュースをシェイクします。

ゴッドファーザー

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ゴッドファーザーはスコッチウイスキーとアマレットを氷を入れたグラスに注ぎ、軽く混ぜて作ります。お酒を混ぜて作るため度数は30%以上にもなります。

マンハッタン

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マンハッタンはバーボン・ベルモット・アロマティックビターズをステアして作ります。こちらもお酒のみを使ったカクテルなので度数は35%前後と高いです。

ブルーラグーン

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ブルーラグーンはブルーキュラソー・ウォッカ・レモンジュースを混ぜて作ります。アルコール度数は25%前後です。

ブルドッグ

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ブルドッグとはソルティドッグのことです。ウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜて作り、グラスのふちに食塩をつけます。飲みやすいですがアルコール度数は17%と意外と高いため注意が必要です。

主要なスピリッツとリキュールの度数

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カクテルのアルコール度数を知りたい場合は、そのカクテルに使われるスピリッツやリキュールの大体の度数を把握すると良いでしょう。

アルコール度数を知っておくと、居酒屋やバーでお酒を飲むときや、自宅でお酒を作るときにも役立ちます。

テキーラ:40〜50%が多い

テキーラはお酒の中でもアルコール度数がとても高いイメージがありますが、40〜50%程度のものが多いです。

テキーラは規則によってアルコール度数が制限されています。他の蒸留酒(スピリッツ)には60%前後の種類もあります。

テキーラのアルコール度数は、認定機関の規則で35~55%と決められています。非常に強いお酒だと勘違いされていることもありますが、ウイスキーなどと同じくらいのアルコール度数。むしろ、他の蒸溜酒の方が度数の高いものがあります。

出典:テキーラとは|クエルボ|アサヒビール

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  • アルコール度数は35%と高いですが、テキーラの中では飲みやすくて人気があります。

    キンキンに冷やすと、さらに飲みやすくなるのでおすすめです。

ウォッカ:40〜50%が多い

ウォッカはスピリッツの中でもアルコール度数の高いものが多いお酒です。それはウォッカの製造工程に理由があります。

ウォッカは大麦や小麦、ライ麦、とうもろこしといった原料を糖化し発酵させます。このときのアルコール度数は90%前後で、非常に濃度が高いスピリッツです。それを水で薄めて、40〜50%前後にしたものが多く流通しています。

つまり、水で調整する量を変えることでアルコール度数が高いウォッカになるのです。実際に最も高い度数のウォッカは「スピリタス」というもので、アルコール度数は96%になります。

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  • スピリタス

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  • 世界最高のアルコール度数!最も強いお酒のスピリタス

  • スピリタスのアルコール度数は非常に高く、消毒液として使われることもあります。

    気化したアルコールに引火する可能性があるため、飲むときにはよく注意しましょう。

ウイスキー:40〜60%が多い

ウイスキーは種類によってアルコール度数は大きく変わり、多くは40〜60%です。

たとえば、国内でも人気があり、ハイボールに使われることが多い「サントリー 角瓶」の度数は40%ですが、スコッチの1つである「グレンファークラス 105」は60%です。

このようにウイスキーは40%前後のものが多いですが、高いものもあるためカクテルを作るときには注意してください。

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  • 1937年に生まれてからほとんど変わることがない完成されたウイスキーです。

    とくにハイボールとの相性が良いためおすすめです。

カシスリキュール:20%前後

カシスオレンジなどカクテルでよく使われる「カシスリキュール」は、リキュールの中でも比較的アルコール度数が高く、20%前後です。

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  • ルジェ クレーム ド カシス

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  • ルジェカシスの歴史は古く、1841年から作られているためカシスリキュールの元祖と言われています。

    ルジェのリキュールのアルコール度数は20%です。

ビール:5%前後

ビールの度数が5%前後になるため、4倍に薄めてもビールと同じ度数になるため、カクテルを作るときは注意が必要です。

また、キールのように「お酒×お酒」の組み合わせだと度数はより高くなります。

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梅酒:10〜20%程度

梅酒も蒸留酒を使って作られるリキュールの1つです。作り方にもよりますが、一般的な梅酒の度数は10〜20%ほどです。

主に水割り・お湯割り・ソーダ割りで飲みますが、分量によってはビールの数倍の度数になあるため注意してください。

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    隠し味としてブランデーやラムをブレンドし、芳醇で余韻のある味わいが特徴です。

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