ノートパソコンの消費電力を抑えよう!長持ちさせる方法も紹介!
仕事だけでなく、趣味で使うことも多いノートパソコン。利用する時間が長ければどれくらいの電気を使って、どれくらい電気代がかかるか気になるポイントだと思います。
また、ノートパソコンは携帯性に優れていますが、その分充電がどれくらい持つかも重要な要素でしょう。
そこで、ここからはノートパソコンの消費電力について、どれくらいの電気代が発生するのか、充電を長持ちするかについて説明していきます。
ノートパソコンの消費電力はどれくらい?
買ったノーパソ、重すぎるゲームは無理だけど、それ以外サクサク動く&消費電力デスクの1/5とかだから、完全に家の新しいメインパソコンになった(デスクトップは電源切られた)
— Haru (@haru___main) 2017年5月29日
画面は出力変えてオフになってる pic.twitter.com/p73dOWZFxL
今では、デスクトップパソコンよりも性能が高いノートパソコンが多くなっているため、毎日利用している人も多いです。
仮に毎日長時間ノートパソコンを使った場合、消費電力がどれくらいなのか、電気代をもとに説明していきます。
電気代の計算方法
まずは、電化製品の電気代がどのように計算されるのかを把握して置くことが大切です。
電気代の計算式は、
1時間あたりの消費電力(kWh)×使用時間×1kWhあたりの電気料金
です。
契約している電力会社によりますが、概ね1kWhあたり25円であることが多いです。
そのため、家庭の電気代は使っている家電ごとの消費電力と、使用時間を合計して算出されます。
ノートパソコンの電力消費量
ノートパソコンの標準時の消費電力は20W~50W前後であることが多いです。また、電気代の計算式ではWではなくkWhとなるので注意してください。計算する際はW(電力)をkWhにするために1000で割ります。
そのため、例えば30Wのノートパソコンを1日に10時間使用した際、1kWhあたり25円の電力会社と契約している場合の電気代は、「30W÷1000×10時間×25円=7.5円」となります。
1ヶ月の電気代
ノートパソコンを毎日使った場合の電気代は、仮に使用時間が毎日10時間だとすると、225円程度になります。
デスクトップのパソコンの場合、消費電力は倍近くになるため、1ヶ月の電気代は500円前後になることが多いでしょう。
充電の持ち時間
九州一周旅行終了 🚙 ①
— トラキチ先輩 (@wEeMMIoDpc9kDYy) 2019年6月1日
スマホで文字を打つのにいまだに慣れず、旅の間のツイッター更新は、テザリングしてこのノートパソコンから行った 💻
バッテリーが5、6時間しか持たず充電する場所を探すのが大変だった。
けれど、なんだかんだスマホの地図機能は観光地などで本当に役に立った
📲📲📲 pic.twitter.com/bXbMxOyucu
外出先でも仕事をする方であれば、バッテリーがどれくらい長持ちするのかが重要なポイントとなります。
バッテリーが長持ちするパソコンを選びたいときは、商品に記載されている「バッテリー駆動時間」を確認してください。
しかし、メーカーが提示しているバッテリー駆動時間はあくまでも目安であり、メーカーがテストしたときの使い方と、実際の使い方に差があると、表示されている時間ほど持たない可能性があるので注意してください。
バッテリー駆動時間は、パソコンの価格に比例することが多く、高価なパソコンの方が長時間充電が持ちます。
消費電力が大きく、バッテリー稼働時間が長いノートパソコンの場合、快適に使えても消費電力が非常に大きくなる可能性が高く、電気代も増えやすいため注意してください。
消費電力を抑える方法
ノートパソコンの消費電力を抑えて、充電を長持ちさせるには多少の工夫が必要です。普段から消費電力を意識してパソコンを使えば、長時間利用できるようになるでしょう。
では、どのようにすれば消費電力を抑えることができるのか紹介していきます。
画面の明るさを調整する
まず、パソコンの消費電力を抑えるために実施したいことは、画面の明るさを調節することです。無駄に明るければその分だけ、電力を消費してしまうでしょう。
特に毎日ノートパソコンを使う方であれば、目にも余計な負担をかけてしまう可能性があるため注意が必要です。
画面の明るさを少し暗くするだけでも、消費電力を抑えることが可能です。
無線LANのスイッチを切る
無線でネット接続を行わない場合は、無線LANのスイッチを切ることがおすすめです。無線LANのスイッチがオンになっていると、周辺にある無線Wi-Fiなどの端末を常に探したり、接続できるかどうか試みたりしています。
そのため、いつのまにか電力を消費している割合が多くなるでしょう。常に無線で接続している場合を除き、接続しないタイミングではスイッチをオフにするようにしてください。
ファンを掃除する
6年間使ってきたノートパソコンのファンを初めて掃除したら、ホコリがぎっしり詰まっていた。
— okushishu (@okushishu) 2019年5月25日
先延ばしにせず早くやっておくべきだった。
そうすれば、熱やファンの音に悩まされることもなかっただろうに。 pic.twitter.com/ClmDbjhqkz
ノートパソコンには本体を冷却するためのファンが搭載されています。このファンが回ることで、パソコン本体の熱を発散させ、パフォーマンスを一定に保っています。
しかし、数年パソコンを使っていると、いつの間にかファンにホコリなどが付着しており、パフォーマンスを低下させることがあります。
ファンにホコリがついていると、ファンを動かす電力を余計に使い、本体が熱を持つことでも電力を消費してしまいます。
特にパソコンのファンがある付近にホコリが溜まっていれば、ファンが位置する内部にもホコリが溜まっていることが多いでしょう。この場合は、エアダスターや掃除機を使ってホコリを除去してください。
電源を切らず、スリープを活用する
ノートパソコンを1日を通して合計の使用時間が長い場合は、途中でパソコンをシャットダウンするのではなく、スリープモードを活用しましょう。
パソコンの起動には通常の3倍近い電力を利用するため、席を外す・何か用事で少しの間使わない場合などでシャットダウンを行っていると充電は持ちにくくなります。
短時間だけ使わなくなるのであれば、ディスプレイを閉じてスリープモードにすれば、消費電力を非常に小さく抑えられます。
使い方を見直して寿命を伸ばそう!
ずっとacerの安いノートパソコンを買い替えながら使っていたのですが、思い切って秋葉原のヨドバシでレッツノートの最新作を購入しました。
— 進撃の歴史★世界一詳しい食べ歩きグルメブロガー★フォロー・リツイート🙏 (@rekishichosadan) 2018年12月14日
軽くて速くて容量多くてバッテリー時間も長くて、ブログ作業が超捗ります。
仕事道具は良いのに限りますね。
年末年始は食べ歩きをして大人しめに過ごします。 pic.twitter.com/aTdV5qsmTm
ノートパソコンのバッテリーは、使い方を誤るおとバッテリーの寿命がどんどん縮んでいきます。バッテリーの最大稼働時間を伸ばすことはできませんが、効率良く使うことで長持ちさせられます。
どのようにすればノートパソコンのバッテリーの寿命が増えるか見ていきましょう。
バッテリーには寿命がある
ノートパソコンのバッテリーは充電して利用しますが、充電を繰り返す度に充電できる最大容量が徐々に減ってきます。
これはバッテリーそのものが老朽化することによるものであるため、パソコン自体の処理能力が低下する可能性もあるため注意してください。
バッテリーの寿命は2年が目安といわれていますが、使い方によって寿命は変わり5年以上問題なく使えることもあるため、なるべくバッテリーに負担をかけない使い方をすることがおすすめです。
もしバッテリーの寿命が近づいてきて、電源のケーブルと接続していないと短時間でシャットダウンしてしまう場合は、メーカーに問い合わせてバッテリーを買い替える必要があります。
充電しすぎない
ノートパソコンの充電回数が多いと必然的にバッテリーの劣化は進んでいきます。そのため、充電が終わったらなるべくすぐにケーブルを抜き、バッテリーにかかる負担を減らしてください。
また、しばらくパソコンを使わないときは、負担がかからないように冷暗所に保存するようにしましょう。
よく充電ケーブルを挿した状態でノートパソコンの操作を行う方が多いですが、バッテリーにかかる負担が大きいためおすすめしません。
各メーカーの人気モデルの消費電力
各メーカーの人気モデルの消費電力やバッテリー駆動時間がどれくらいになるか見ていきましょう。
富士通 FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU2
HP HP ENVY x360
Lenovo Lenovo ThinkPad X280
東芝 dynabook G8
NEC LAVIE Note NEXT
パナソニック Let's note SVシリーズ
まとめ
ノートパソコンは外出先で使う機会が多くいため消費電力は非常に大きな要因になります。しかし、毎日10時間ほど利用しても電気代は200円から400円前後になるため、そこまで高いわけではないでしょう。
充電できない環境でノートパソコンをよく使うことが多い場合は、バッテリー駆動時間が長いモデルを購入し、なるべく電力を消費しないように使うことがおすすめです。
画面の明るさや無線LANのスイッチを切るだけでも、節電することができます。また、充電の回数が多かったり、使い方が悪いとバッテリーに負担をかけてしまい、寿命が短くなるため注意してください。
各メーカーの最新モデルはバッテリー駆動時間が10時間以上のものも多いため、買い替えるときは参考にしてみてください。
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