
【最新版】ランタンスタンド、おすすめ15選!使うシーンや素材で選ぼう
目次
アウトドア全般で、何かと便利なランタンスタンド。今回は選び方を紹介するとともに、代用できるものや現地でのDIYについて解説します。
厳選したおすすめのランタンスタンドも紹介するので、キャンプ初心者の方はもちろん、今まで使ってこなかった中上級者の方もぜひ参考にしてください!
ランタンスタンドでキャンプやテント泊を快適に!

キャンプやテント泊といった夜間に明かりを使用する状況で、何かと役立つランタンスタンド。手元や足元・周囲を広範囲に照らすだけでなく、テントの入口から遠ざけて置くことで虫よけ対策になります。また、設営したテントやテーブル周りをおしゃれに演出することもできる優れものです。
夜間のアウトドアでは、現地に照明がなくランタンに頼る状況が多くなります。ランタンを地面やテーブルへ直置きすると、限られた部分にしか光が行き届きません。ランタンスタンドを高い位置に吊るすことで、広範囲を明るく照らせます。
キャンプやテント泊で心地よくすごすために、ランタンスタンドは必要不可欠なアイテムと言えるでしょう。
ランタンスタンドの選び方
ランタンスタンドは、種類・自重・固定のしやすさで選ぶと、より自分にあったものが見つかります。基本の選び方を知っておけば、あとは自分の好きなデザインやメーカーから購入することが可能です。
ランタンスタンドの種類は?

ランタンは、地面に差す1本脚タイプと三脚タイプの2種類が主流です。
1本脚タイプは、地面に差すので場所を取らずに設置ができます。ハンマーを使って打ち込んだペグにポールを付けるタイプや、ハンマーがなくてもランタンスタンド自体を打ち込めるタイプといった、様々な商品があります。
ただし1本のスタンドで支えるため、地中が柔らかいと倒れる恐れも。設置したら、伸ばしたりランタンを掛けても倒れたりしないか、よく確認してください。

地中に打ち込まなくても自立する三脚タイプは、スタンドを固定しなくても安定感があります。さらにペグを打ち込めば、風が吹いている状況でも倒れにくくて安心です。
脚がカメラ三脚のような作りのため、テーブルやタープに連結して取り付けるといったスマートな使い方には向いていません。注意しないと足を引っ掛けて怪我をしてしまう可能性もあります。
そのほか物干し台のようなランタンスタンドや、ソロキャンプにおすすめなテーブルに固定できるタイプもあり、豊富な品揃えです。キャンプスタイルにあわせて、最適なランタンスタンドを選んでください。
ランタンスタンドの自重は素材で決まる

ランタンスタンドは素材によって特徴があり、軽量なものはアルミやアルミ合金が使われています。2m以上高さのあるランタンスタンドでも、アルミ製なら1kg前後と軽量です。バックパック一つでコンパクトに持ち運びたい場合は、アルミ製のものをおすすめします。
丈夫で安定性を求めるなら、重量感のあるステンレス・スチール製が最適です。特に1本脚タイプは、耐久性や自重のあるほうが安定します。
基本的にあまり重いものは掛けませんが、耐荷重をチェックしておきましょう。重いものを掛けたい方は、約10kgまで対応するものを選ぶのがおすすめです。
使う状況を考えて高さの調節幅から選ぶ

調節幅は、座ったときに手元を照らすなら約1m。立ち作業で使うことを考えるなら、目線より少し高い約2mがおすすめです。もう少し高いものもありますが、長くても2.3~2.5m程になります。使用する状況にあわせて、調節幅を選んでください。
収納サイズは、一般的なランタンスタンドで1m前後。もっとコンパクトに持ち運びたいなら、組み立て式のもので約40cm前後です。ただし、コンパクトなものはアルミ製が多いので、耐久性を求めている方には向きません。
【一本脚タイプ】ランタンスタンドのおすすめ7選
ランタンスタンドのおすすめ製品を、一本脚タイプと三脚・複数脚タイプに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、予算や設置場所にあうモデルを選んでください。
はじめは初心者でも設営しやすく、持ち運び簡単な一本脚タイプのランタンスタンドからです。
軽くて折りたためるアルミ合金製ポールを採用。ランタンスタンドとしての使用時は186cmですが、収納時は42cmしかありません。わずか875gと軽く、リュックに入れて持ち運べるコンパクトな商品です。ペグを垂直に打ち込むポール式なので、野外の限られたスペースに設置できます。
ペグは強度の高いS45Cスチール。ハンマーで打ち込んでも変形しにくく、頑丈な点が魅力です。連結部の余分なすきまがないため、ランタンを吊るしてもガタつかず安心感があります。日除けタープや夜釣りのおともになり、キャンプに一本持って行くと使い道豊富で便利です。
3本つなぎの構造になっているランタンポール。最上部のスチール棒を上下にスライドさせ、外側のスチールパイプの内底を叩くことで、ハンマーなしでも地面に打ち込める仕組みです。脚が一本なので、小さな子供がいてもつまづく心配はありません。
打ち込みが終わったら高さを調節して、フックにランタンをセットします。ポールはメタリックなスチール製で、収納サイズは110cm。使用時は地中部分の長さをあわせて240cmまで伸びます。先端は危険防止の保護キャップ付きです。
ポールは高強度のアルミ製で軽く、折りたたんでコンパクトに収納できます。付属パーツは、最大厚さ2.5cmのテーブルに挟んで取り付けられるクランプと、地面に垂直に打ち込んで設置できるペグ。場所の状況にあわせて、2つの使い方が楽しめるランタンポールです。
地面とテーブル両方に使えるほか、高さを自由に調節でき、アウトドアのあらゆるシーンに対応します。ECサイトの口コミでは、深いグリーンのカラーと、つなぎ目にゴールドを配色した渋い色味が好評です。
複数のアルミ製ポールは、伸縮自在なショックコードで結ばれているため、ワンセットにまとまります。付属の収納ケースに入れれば紛失の心配もなく、気軽に持ち運びできて便利です。ソロキャンプやバイク移動で、荷物を少なくしたい方におすすめします。
ペグは地面に打ち込む長さが25cmと、安定感があります。特別加工されているため設置しやすく、使用後はハンマーで抜きやすいのも特徴です。2つあるハンガーフックは細身ですが、LEDランタン・投光器は問題なく吊るせます。
収納時の長さ33cmから、使用時は96.5cmまで伸縮自在です。軽いアルミ製のポールは、折りたたみ式で組立も簡単。キャンプザックや旅行バッグに無理なく入れられます。最小限の荷物で移動したい方にぴったりの商品です。
取り付けはテーブルや作業台に挟むクランプ式を採用。細身のポールですが固定すれば、LEDランタンなら楽に吊るせます。本格的なキャンプより、アウトドアレジャー向きです。2千円以下なので、値段を気にせず購入できます。
- FOCUSMART(フォーカスマート)
-
ランタンポールセット FMTSDKL09
- 税込み3,280円
-
ペグ式一脚!カメラ・スマホも取り付け可能
-
設置場所を選ばない打ち込み式の1本脚タイプ。カメラ用ボールヘッド雲台とスマホ用ホルダーが付属。ランタンポールのみならず、アウトドアでの撮影に一役買います。
収納や持ち運びに便利な軽量アルミ製ポール。付属ケースに入れたら30cm、使用時は最大165cmまで高さを調節できます。設置方法は地面へ垂直に打ち込むペグ式です。硬すぎない地面なら、わずかな場所でも簡単にささります。
撮影用の器具にもなり、ランタンスタンド一つでアウトドアの楽しみが広がる優れもの。家族で写真やビデオを撮って、思い出を残したい方に最適です。4本のポールを調節すれば、座った状態から立ち姿勢まで好みの高さにあわせられます。
素材はアルミニウム合金のなかでも最高の強度を誇る、超々ジュラルミンを採用。軽量かつシンプルなデザインで、高級感のあるランタンスタンドです。クランプを固定するネジの先端は板状のため、テーブルに跡がつきません。傷が付きにくく、木板以外の布製テーブルでも使えます。
ポールの連結部分はショックコードで繋がっているので、バラバラにならず組み立ても簡単です。収納時は35cmに折りたたみでき、組み立てれば91.5cmの長さに。登山やバイクツーリングで荷物をコンパクトにまとめたい方へおすすめします。
【三脚・複数脚タイプ】ランタンスタンドのおすすめ8選
続いて重いランタンも吊り下げられ、安定性抜群な三脚・複数脚タイプのランタンスタンドをご紹介します。
最小96cmから最大250cmまで、スクリュー式でスタンドの高さを調節。ロックねじでポールを固定し、三脚とペグで支えます。ランタンや調理器具を左右に吊るせるT字ハンガーの耐荷重は片側2.5kg、計5kgとかなりタフで安定感抜群です。
付属の収納バッグは肩にかけられて持ち運びに便利。アウトドアシーンでの設置や片付けも簡単です。黒を基調としたシャープなデザインのスタンドは、テント周辺をおしゃれに演出してくれます。
軽くて強度の高いアルミ素材のポールを使用したハンガーラック。ハンガーバーに可動式のフックが4つあり、ランタン以外に色々とかけられます。ショックコードでつながった折りたたみ式のため、組立も簡単です。付属のオリジナルケースに入れて持ち運べます。
テントの横に設置してキャンプ道具を吊るしたり、洗い終わった食器をかけたりと、使い方はさまざまです。小さなテーブルでごちゃごちゃしやすいソロキャンプに向いています。耐荷重8Kgと頑丈で、アウトドアの楽しみをサポートしてくれる万能商品です。
地面と水平にアームが開くため、夜でも暗い足元を気にせず使えます。スタンドの安定性は十分ですが、傾斜のあるキャンプ場や風が強いときは、付属のペグを地面に打った方が安心です。フラットな三脚なので、バーベキューコンロや椅子の近くへコンパクトに収まります。料理中の手元を明るく照らしたいときに便利です。
細身のポールは収納時90cmから、最大226cmに。コールマンカラーの赤をアクセントに入れたシンプルな仕上がりです。ロゴを大きくあしらった収納ケースに入れて、おしゃれに持ち運べます。
107~190cmまでポールの高さを調節可能な、軽くて扱いやすい三脚式です。3本アームの中心に先のとがった差し込みパーツがあり、設置時の安定性を一段と高めます。耐荷重は約2kgで、ランタンを吊るすハンガーは1つです。収納サイズが約1mあるため、車移動に向いています。
新潟県三条市の金属会社から生まれた、国産のアウトドアブランドならではの丁寧な仕上がり。使い勝手のよさは場所を選ばず、手元やテーブルを照らし、さまざまなシーンで役立ちます。
4本のポールを軸にハンガーバーを通したラック式。伸縮性のあるパーツを使い、組立も簡単です。ハンガーバーは5つのフックがあり、ランタン以外に鍋やお玉といった調理器具を吊るせます。耐荷重は約10Kgのため、重たいものをかけても安心です。
サイドはメッシュポケットが付いた布製の整理用ラックを装着。片付けの際は収納用の袋に変身し、パーツを全て入れて持ち運べます。テント内で服をかけるハンガーラックにも丁度よい大きさです。
伸縮機能のある軽量アルミポールの三脚式。機能性を重視し、設置はアームを広げてポールを延ばすだけと簡単です。スタンドボールを回せば、三段階に伸縮します。付属の収納ケースへコンパクトにしまえて、持ち運びも楽々です。
アームの先はペグ用の穴があり、付属の鉄製ネイルを打ち込めば地面に固定され、強風でも倒れません。ランタンが2つ吊るせるT字ハンガーや三脚のロックホールドといったパーツの細部まで、ネイチャーハイクの技術が活かされています。
影を作らない繊細な3本のフレームをスタンディングテープで固定。テントの骨組みのような三角錐の中心にランタンを吊るします。野外の風景とマッチするオブジェのような形状が魅力です。フック式のため、吊り下げて揺れても心配ありません。
全長204cmのスタンドが、収納時はわずか55cmとコンパクトに。中心パーツの穴へフレームを差し替えるだけで簡単に組み立てられます。付属の転倒防止用のペグを打ち込めば、安定性も抜群です。
カラーやデザインは、カメラの三脚を連想させるオーソドックスなタイプ。アルミ製のポールが伸縮して、3本のアームが開き、ペグで固定します。ランタンを吊るすフックは1つで、コンパクトにしまえる収納ケース付きです。
価格はリーズナブルな3000円台。重量約1.8Kgと軽く、アウトドアでの持ち運びに便利です。シンプルで使いやすいので、ソロキャンプや夜のBBQでスムーズに設置したい方へおすすめします。
安全に使うためには固定はしっかりと!

自然を相手にするキャンプは、現地についてみないと天候や風の状況が読めません。強風や悪天候のときは危険なので、現地の状況によって使用しない判断も必要です。
ランタンスタンドを安全に設置するために、説明書を確認しましょう。庭など試せる環境があれば、使い方を把握しておくことも大切です。
荷物を少なくしたいなら現地で自作するという手段も!
荷物を少なくしたい、車でも自然にあるものを利用したい場合は、現地にあるものを使って自作することもできます。DIYで余った木材や現地で拾った枝でも自作できるため、人と違ったものを使いたい方は、是非チャレンジしてください。
また、アルミの室内物干し台・突っ張り棒・カメラの三脚といった身近なアイテムを使ったりするなど、アイデア次第で代用できるものはいくつもあります。
工作が得意な方や溶接機を使える方は、鉄筋棒を加工したりするのも面白いかもしれませんね。
まとめ

ランタンスタンドは、ただランタンを掛けるだけでなく、自分で作り出した秘密基地をおしゃれに演出してくれます。今までランタンをテーブルや地面に直置きしていた方が使うと、こんなにも変わるのか!と驚くほど便利なものだと気づかされるでしょう。
週末はお気に入りのランタンスタンドを持って、キャンプを思いっきり楽しんでくださいね。