【初心者必見】キャンプ用ランタンおすす6選 選び方も分かりやすく紹介

Kodai Watanuki
公開: 2019-09-04

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キャンプ用に使うランタンにはガス、LED、オイルなど様々な種類があることを知っていますか?

それぞれ明るさや使いやすさが違うため、何も知らずに購入してしまうと後悔することに...。

この記事ではキャンプ初心者のために各ランタンの特徴や選び方、おすすめ製品を紹介しています。


キャンプ用ランタンの種類と特徴

キャンプで使用されるランタンには大きく分けて3つの種類があります。
ガスで明かりを灯す「ガスランタン」
灯油やガソリンで明かりを灯す「オイルランタン」
LEDで明かりをつける「LEDランタン」の3種類です。

種類ごとに特徴があり、明るさや使いやすさ等も異なるため、ランタンを購入したことがない方はここからチェックするようにしましょう!

ガスランタンの特徴

ガスランタン

ガスランタンはランタンに「ガス缶」をセットすることで使用できます。
見た目も昔ながらのアンティークのようなデザインが多くおしゃれにキャンプを楽しむことができます。

明かりもゆらゆらと揺れ動き、キャンプならではの雰囲気を作ることができますが、使い方や手入れがとても複雑なため、初心者の方にはあまりおすすめできません。
価格も2,000円から性能の良いものだと15,000円ほどするため少々高めです。

ガスランタンの燃焼時間は使用するガス缶によって変わってきますが、だいたい5時間前後の製品が多いです。
LEDに比べると長くはないため、一晩中使い続けるのであれば予備のガス缶を持っていくことをおすすめします。

安全性についてはガスを使って火をつけるため、誤った使用には十分注意しなければなりません。ガスを漏らしたまま近くで火をつけてしまうと引火し、火災が起きてしまう可能性があります。
また、一酸化炭素中毒の恐れもありますので空気がこもるテント内で使用するのも控えるようにしましょう。

オイルランタンの特徴

オイルランタンもガスランタンと同様、アンティークでおしゃれなデザインが多いのですが圧力調整や余熱などが必要で使い方が複雑なため、玄人向きのキャンプ用品となります。
どうしても使いたいという場合には使い方や手入れが簡単なガス・オイルランタンを選びましょう。

オイルランタンはガスに比べて大光量で燃料も手に入れやすいため、アウトドアでの使用に適しています。
周囲を照らす炎もオレンジ色でユラユラと揺れるため穏やかな雰囲気を作りリラックスすることができます。

オイルランタンの燃焼時間も製品によりますがおよそ7~10時間ほど。
ただ、予備のオイルを持っていくことでいくらでも継ぎ足しが可能で、もしもオイルを忘れてしまった場合でも近くにガソリンスタンドがあれば購入することができます。
燃料の購入場所がアウトドアショップのみのガスランタンと比べると使いやすいと感じます。

ガスと同じく長時間の室内での使用は控えましょう。
また、ランタンを倒してしまうとオイルが漏れてしまうため置き場所には十分注意して使用してください。

価格は3,000~20,000円ほどとなります。
現在では種類もそこまで多くはないため、性能の良い製品であれば10,000円は予算に入れておくと良いでしょう。

LEDランタン

LEDランタン

最後はLEDランタン。初心者には一番おすすめのランタンとなります。
オイルやガスを使わないためとても安全で、ボタン1つで点灯できるため使いやすさも抜群です。
室内で使用することができるため、置く場所にも困らず、小さい子供がいる家族でも安心して使用できます。
「電池式」「充電式」の2つのタイプが存在し、「充電式」であれば重さもなく、ランニングコストもかからないことも大きなメリット。
また、明るさを調整すれば最大で24時間ほど灯し続けることができる製品も多くあります。

製品によってスマホの充電が可能である点もLEDランタンならではの性能です。
キャンプでは充電できる場所が限られていますので、LEDランタンをモバイルバッテリー代わりに使用することもできます。
逆にモバイルバッテリーからの給電ができるものであれば充電し忘れてしまったとしても一晩中照らし続けることが可能。

デザインや明かりは無機質で家の証明と同じようなものが多いですが、最近ではおしゃれなものや光り方を切り替えられるものも増えてきているため、LEDランタンでも十分満足できる雰囲気を作れます。

価格は2,000~8,000円ほどで購入できるものがほとんどです。

3種類の性能まとめ

ワイヤレスイヤホンの比較
ガスランタン オイルランタン LEDランタン
見た目
明るさ
使いやすさ
点灯時間
安全性
値段

わかりやすくまとめるとこのような形になります。
特にこだわりがない限り、初めての方はLEDランタンを使用することをおすすめします。

キャンプ用ランタンの置き場所

キャンプ用にランタンは何個用意する必要があるのか。そしてどこに配置するのが望ましいのか。
家族や友人と行く場合、一つのテントに付き一つ、タープ内に一つと合計で2~3個あると良いでしょう。
室外で使う場合にはガスランタンやオイルランタンでも良いですが、テント内で使用するものは必ずLEDランタンにしましょう。
前述の通り、ガスランタンやオイルランタンを室内で使うと一酸化炭素中毒の恐れや誤って倒してしまった際に、オイルやガスが漏れてしまう場合があります。

また、調理場などが作られている場合には、必ずその場所にランタンを用意することをおすすめします。
火や包丁の使用は必ずライトで照らされた元で行うようにしましょう。

キャンプ用ランタンの選び方

次にキャンプ用ランタンを購入する際には何を基準にして選ぶと良いかをご紹介します。
ランタンの種類を選んだ後にも、各種類ごとに製品がたくさんありますので明るさ、点灯時間、重さ/大きさの大きく分けて3つのポイントを確認するようにしましょう。

ランタンの選び方 ①明るさ

やはり一番重要なのはどれだけ明るいかでしょう。
ランタンの明るさはルーメン(lm)という単位で表されることが多いです。ちなみに1ルーメンは1m先のローソクの光を手元で確認できる明るさのことです。
1,000ルーメンもあればメインランタンとしてタープ内やダイニングテーブルでも使うことができるでしょう。
大人数で使う際や明るさを重視する場合は2,000~3,000ルーメンほどのランタンを購入してしまうのも良いでしょう。ただし、それほどの明るさであればガスランタンやオイルランタンがほとんどですので初心者の方は十分注意しましょう。

室内用のサブランタンであれば300ルーメンほどでも十分なためランタンを選ぶ際の参考にしてください。

ランタンの選び方 ②点灯時間

キャンプで使用する際は明かりが夜中まで持つか、点灯時間の長さも重要なポイントとなります。
LEDランタンは比較的に点灯時間が長いため、充電をしたり、電池を持っていれば特に問題はありませんが、ガスランタンやオイルランタンの場合、ガスやオイルを買える場所も限られているため製品ごとの点灯時間の長さがかなり重要になってきます。
一晩でどれだけのガス/オイルを消費するかはどのランタンやガス/オイルを使うかによって異なるため、店頭やECサイトに記載されている点灯時間を参考にしましょう。
時期や何時まで起きているかにもよりますが、8時間以上点灯するものであれば暗くなってから夜中まで十分明かりを灯し続けることができるでしょう。

ランタンの選び方 ③重さ/大きさ

最後は重さと大きさです。
外で使用するメインランタンでも室内で使用するサブランタンでもキャンプの際には様々な場所に移動させたり引っ掛けたりと持ち運ぶ機会が多くあります。
そもそもキャンプ場の自分のテントがある場所まで持っていかなければいけません。

LEDランタンであれば比較的に軽くて小さいものが多いのですが、オイルランタンなどは特に大き目のサイズとなります。どれほどの大きさであれば持ち運びできるのか、テーブルに置けるのか、テントにかけられるかを判断して選んでください。

種類別初心者におすすめできるLEDランタン3選

初心者におすすめということでキャンプでの使用に適したLEDランタンを6選紹介していきたいと思います。
明るさや点灯時間が優れたLEDランタンをピックアップしたので初めてキャンプをする方はこの中から2,3個を選びキャンプへの準備を整えましょう!

おすすめLEDランタン①
  • GENTOS(ジェントス)
  • LEDランタン EX-300H

  • 税込11,131円(Amazon)
  • 耐久性抜群の高性能LEDランタン

  • 光を3つの色に変化させることができ、シチュエーションに合わせて使い分けることができます。
    USBでの充電/給電も可能なためキャンプでは役に立つこと間違いなしです!

デスクライトや作業用のライトの開発で知られるGENTOS(ジェントス)の製品です。

光の色を白色、昼白色、暖色と3つの色に変化させることができ、各色の光量も変えられるため、シチュエーションに合わせて使い分けることができます。最大で約1300ルーメンの明るさで、メインランタンでも十分使える光量です。

基準としては最高のIP68の防水使用で、風の強い日や雨の日などでもどこでも使用することができます。USBでの充電/給電も可能なため充電場所が少ないキャンプでは役に立つこと間違いなしです。

①GENTOS(ジェントス) LEDランタン EX-300H
サイズ 直径93.6×高さ185mm
重さ 約816g(電池含む)
明るさ 白色/1000ルーメン
昼白色/820ルーメン
暖色/490ルーメン
点灯時間 白色:(強)6時間、(弱)174時間
昼白色:(強)11時間、(弱)210時間
暖色:(強)16時間、(弱)270時間
おすすめLEDランタン②
  • コールマン(Coleman)
  • クアッドマルチパネルランタン

  • 税込9,464円(Amazon)
  • 4つのパネルでキャンプサイトを隅々まで照らすランタン

  • ランタンパネルを4つに分割でき、本体を含め5つの光源を持つことができます。
    「何個もランタンを持っていくのがめんどくさい!」という方におすすめ。

有名なアウトドアブランドColeman(コールマン)のLEDランタンです。
少し変わった形をしているランタンですが、このランタンの特徴はなんといっても4つの発光パネルが分割可能であるという点です。
これひとつで本体を含め5つの光源を持つことができるためキャンプサイトを隅々まで照らすことができます。
サブランタンも購入する必要がなくなるほど汎用性が高い製品です。
電池の量が多く、少し重たく感じることもありますが分割して使えば重さを感じることはありません。
「何個もランタンを持っていくのがめんどくさい!」という方におすすめです。

②コールマン(Coleman) ランタン クアッドマルチパネルランタン
サイズ 直径145mm×高さ235mm
重さ 約1.2kg(電池含む)
明るさ 8本/約800lm(High)、約200lm(Mid)、約100lm(Low)
4本/約500lm(High)、約140lm(Mid)、約60lm(Low)
パネル/約100lm(High)、約25lm(Low)、約100lm(Spot)
点灯時間 8本/約20時間(High)、約120時間(Mid)、約400時間(Low)
4本/約13時間(High)、約69時間(Mid)、約196時間(Low)
パネル/約3時間(High)、約14時間(Low)、約4時間(Spot)
おすすめLEDランタン③
  • ベア―ボーンズリビング(Barebones Living)
  • ビーコンライトLED

  • 税込み4,980円(楽天市場)
  • 光の形が特徴的!おしゃれな雰囲気を作るのにおすすめ

  • 小さく可愛らしいデザインのランタン。光源の真下は花のような形の光を作ることができるため、サブランタンとして持っていくことでおしゃれな雰囲気を作り出せます。

最後は小さめで可愛いデザインをしたランタンです。
明るさは220ルーメンと今までのものに比べると小さめではありますが、このランタンの特徴は「光の形」にあります。
光源の真下は花のような形の光を作ることができ、おしゃれな雰囲気を作り出すことができます。
最大光量では2,3時間しか明るさが持たないため、インテリアとしても使えるサブランタンに1ついかがでしょうか。

ベアボーンズリビング灯り

このように花のような光の形をしています。

⑥ベア―ボーンズリビング(Barebones Living) ビーコンライトLED
サイズ 直径95mm×高さ125mm
重さ /
明るさ 220ルーメン
点灯時間 3~200時間
値段 税込5,340円

見た目や雰囲気にこだわりを持ちたい方に!おすすめガス・オイルランタン3選

少しの使いづらさがあってもガス/オイルランタンを使ってみたいという方のためにおすすめ製品3選を紹介します。
現在ではあまりガス/オイルランタンともにあまり種類が多いわけではないので、明るく性能が良いものであれば少し値段は高くなってしまいますが、購入に値する十分な価値はあるでしょう!
ゆらゆらと揺らめく炎によってキャンプならではの雰囲気を作れること間違いなしです。

おすすめガスランタン①
  • Coleman(コールマン)
  • 2500 ノーススター(R) LPガスランタン

  • 税込み7,800円(Amazon)
  • ガスランタンの王道!機能性も抜群!

  • 1,543ルーメンもの明るさを誇り、メイン

コールマンのガスランタン。
約1,543ルーメンの明るさのため、メインランタンとして使用できます。
燃焼時間は4~8時間ほどとなっており、一晩中使うのであれば念の為予備のガス缶を用意しておくといいでしょう。
付属のマントルがあまりよくないとの声がレビューにいくつか見られたため、気になる方は別でマントルを購入するようにしましょう。

ガスランタン① Coleman(コールマン) 2500 ノーススター(R) LPガスランタン
サイズ 直径145×高さ260mm
重さ 1.3kg
明るさ 約1,543ルーメン(レギュラーガス使用時)
点灯時間 4~8時間(470g缶使用時)
おすすめガスランタン②
  • CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
  • ランタン フィールド ガス ランタン M 圧電点火装置付 UF-9

  • 税込み6,980円(Amazon)
  • コスパの良いガスランタン!コンパクトで使い勝手の良さは最高!

  • ガスランタンの中でも軽く、コンパクトなため持ち運びがしやすい。価格も安いため、サブのテーブルランタンとして試しに運用してみることもおすすめです。

ガスランタン② キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ランタン フィールド ガス ランタン M 圧電点火装置付 UF-9
サイズ 幅105×奥行100×高さ155mm
重さ 610g
明るさ 約350ルクス(1平方メートルの面を1ルーメンの光束で一様に照らしたときの照度)
点灯時間 約10時間(470g缶使用時) ガス消費:約45g/h

こちらもキャプテンスタッグという有名なアウトドアブランドのガスランタン。
キャンプサイトをメインランタンとして照らす十分な明るさもあり、ガスランタンにしてはかなり軽く、持ち運びがしやすいため初心者向きのガスランタンとも言えます。
値段もそこまで高くない方なので一度ガスランタンを使用してみたいという方にはおすすめです。

おすすめオイルランタン
  • COLEMAN コールマン
  • ワンマントルランタン 286A740J

  • 税込み19,700円(Amazon)
  • ロマンのある味わい深い灯りが楽しめるオイルランタン

  • 1,500ルーメン以上とかなり明るいです。暖かい灯りで周囲を照らしてくれるため、肌寒く感じる春先や秋のキャンプでは安心感を与えてくれます。

オイルランタン COLEMAN コールマン ワンマントルランタン 286A740J
サイズ 直径160mm×高さ310mm
重さ 1.4kg
明るさ 約200CP(キャンドルパワー:ろうそく一本分の明るさ=1CP)/ 130W相当
点灯時間 7.5〜15時間

最後はガソリンで火をつけられるオイルランタンです。
有名なコールマンということもありますが、値段はかなり高めなのでキャンプやガス、オイルの扱いに慣れた方におすすめです。
130Wはおよそ1,500ルーメン以上と考えてもいいでしょう。かなり明るく、暖かいランタンなのでキャンプに持っていくと安心感があるかもしれませんね。
本体重量もかなり重いため持ち運びには苦労するかもしれませんが、その苦労以上に良い雰囲気を作り出せるという魅力があります。

まとめ

キャンプを始めるためにはランタンは必要不可欠。
お気に入りのキャンプランタンを選んだ後はランタンスタンドも購入を考えてみると良いかもしれませんね!
テント外で使用する際はスタンドがあるだけでおしゃれな雰囲気を作り出すことができます!
ランタンスタンドについては以下の記事で詳しく記載されています。


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