薪ストーブおすすめ10選 冬キャンプに活躍するお気に入りの1台を
冬キャンプに持っておきたいギアのひとつ、薪ストーブ。「初心者にはハードルが高いかも」と思うかもしれませんが、適切に薪ストーブを使うことで、寒さ対策になるだけでなく、調理にも使えて便利です。
ひと味違ったキャンプを楽しむために、人気の高いおすすめ薪ストーブを紹介します。ぜひ参考にしてください。
▼ 冬キャンプに役立つアイテムを紹介します。
薪ストーブとは
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冬のキャンプの必需品とも言える薪ストーブ。その名の通り薪を燃やして暖をとる器具です。ほかの暖房器具と異なり、火力が強いため効率よく周囲を暖めてくれます。
薪ストーブの使い方解説
薪ストーブは適切に使用することが大切です。
①ストーブのセッティング
薪ストーブの設置場所は、安定した平らな場所を選びましょう。必要に応じてペグで固定などして転倒しないようにしておきます。
組み立て方は、各商品によって異なりますので、説明書でしっかり確認しましょう。
②熾火(おきび)
熾火は、木炭にしっかりと火が入った状態を指します。熾火を作るには、よく乾いた中太の薪が必要です。小ぶりな数本の薪の上に、燃えやすい木くずや樹皮などをのせて火をつけます。
火を付ける際は、空気の通りを確保するため、薪を詰め込みすぎないようにしましょう。着火後の煙は次第に落ち着き、薪はしばらくすると炭になり、それが熾火の状態です。
火を付けるのが慣れていない人は、着火剤を使用しましょう。
③薪をくべる
熾火ができたら、火を消さないように定期的に薪を足します。薪を足す際は、燃えやすいように空気の通り道を気にしましょう。
薪ストーブの注意点も抑えておこう
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薪ストーブは適切に使用することで、ケガや健康被害から体を守ることが大切です。
①火傷に注意
薪ストーブは、ストーブの表面温度がかなり高温になります。体が触れると大きな火傷を負う危険があるので注意しましょう。また、暖をとっている際の飛び火にも注意が必要です。
耐熱性の高い金属板をそばに設置したりすると、安全を確保しやすくなります。
②一酸化炭素中毒に注意
薪ストーブから出る煙を吸いすぎてしまうと、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。テント内で使用する際は、閉め切った状態ではなく、十分に通気性を確保しましょう。
一酸化炭素チェッカーを使用すると、一酸化炭素中毒の予防になります。
薪ストーブの選び方、3つのポイント
冬キャンプに向けて、薪ストーブの選び方を押さえておきましょう。
調理器具としても使える機能性
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最近の薪ストーブは、機能がかなり向上しています。暖房としての活用だけでなく、調理器具としても活躍する製品が各メーカーから発売されています。
オーブンやバーベキューグリルとして利用できる製品もありますので、使い勝手のよさをチェックしましょう。
鉄製、ステンレス製などの素材による違い
キャンプで使用される薪ストーブの素材は、多くがステンレス製や鉄製の2種類です。ステンレス製は錆びにくくお手入れがしやすいのですが、熱伝導率が低いため温まるまでに時間がかかります。
鉄製はお手入れに手間がかかりますが、熱しやすく冷めやすいため準備と片付けの時間が短縮できます。
また、耐熱機能によってテーブルの上に設置できたり、周囲を高温にさらすこともないため、素材と合わせて機能面は必ず確認しましょう。
テント内でもし使うなら「煙突ガード」が必須
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テント内で薪ストーブを使うときに必須なのが、煙突ガード。「幕よけ」とも呼ばれ、煙を外に排出するための煙突がテントに触れないようにするための安全対策です。
煙突ガードがないと、煙突の熱でテントが溶ける危険があります。キャンパーの中には、メッシュ状の傘立てを使って煙突ガードを自作している人もいます。
テントの中には、煙突を通すことを想定して作られているものもあるので、薪ストーブをテント内で使用する人は検討しましょう。
テント内での薪ストーブの使用は、慣れていないと火事などの危険があるため、慣れている人と行う、またはテントの外で安全に距離をとって使用することも検討しましょう。
薪ストーブ、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数ある薪ストーブの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
① POMOLY Oroqen Max 薪ストーブ
大人数でも活躍して調理にも適したストーブ
ステンレス製で総重量10kg超えの本格的な薪ストーブです。煙突は最大215cmまで調整可能で、多くの薪を燃やすことができます。
取り外し可能で調理器具をおくこともできるサイドテーブルや、火加減の調整に役立つ正面のガラス窓、引き出しタイプの空気取り入れ口など便利な機能が満載で、万能な一台です。
② CAPTAIN STAG KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブUG-75/UG-2031/UG-2032
簡単組み立てでシーンに合わせて利用可能
アウトドアシーンに合わせて煙突の高さを3段階で変えられる角型のかまど煙突ストーブ。薪ストーブとしてはもちろん、ダッチオーブン、BBQ、かまどとしても活躍します。
ネジ不要で脚を広げるだけで簡単に組み立てでき、専用のバッグがついているので持ち運びも手軽に。側面には炎が見える大型ガラス窓もあります。
③ Naturehike 薪ストーブ ウッドストーブ
分解と組み立てが簡単で掃除もしやすい
煙突や灰レーキなどもコンパクトにまとめられて、一体式収納で持ち運びに便利な一台。
800°C耐熱の窓ガラスを備え、安心して火を見張ることができます。また、下部には取手付きの灰漏れ皿が付いているので、気がついたら炭灰を掃除することができ、燃焼効率も抜群。組み立てと分解も簡単です。
④ ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ
同時調理可能な時計型薪ストーブ
重厚感が特徴の黒い時計型薪ストーブ。非常に重そうな見た目でも、実は6.7kg。一人でも持ち運べます。本体はステンレス製で、脚は安定性の高い鋳物製を採用しています。
正面扉に配置されたガラス窓からは、揺らぐ火の様子を楽しむことができます。天板には鍋やヤカン、後方には鍋や羽釜などを用途に合わせて置けるので、効率よく調理が可能です。
⑤ ホンマ製作所 薪ストーブ クッキングストーブRS-41A
コンパクトに持ち運べて災害時にも役立つ
野外クッキングや災害時の炊き出しなどで幅広く活躍できます。煙突を含めても高さ108cmと小柄で、しかも取っ手付きなので持ち運びが簡単。
脚が高く地面から熱が伝わりにくいほか、煙突はステンレス製なので錆びに強く腐食しにくいのも特長のひとつです。ガラス窓から見える揺れる炎を眺めながらリラックスしたひと時を楽しめます。
⑥ ホンマ製作所 ストーブカマド
室内でも利用可能な丸型カマドストーブ
アウトドアはもちろん防災や室内でも利用可能な丸型タイプ。薪ストーブとしての他に、55cmの大ぶりな天板は、同時に2つ以上のヤカンや鍋を置くこともできるます。
水を沸かしながら、食材の調理も同時にできるのは便利です。正面のガラス窓から火の様子を見ることもできますよ。
⑦ Soomloom 薪ストーブTOPON
テーブルの上に置いて使えて、明るさも確保
総重量約4.5kgのステンレス製ストーブ。テーブルの上での使用にも配慮して、断熱構造になっています。暖をとるのはもちろん、調理だけでなくテーブルの上を火の明るさで照らしてくれます。
微結晶耐熱ガラス窓付きで、火の様子をひと目で確認できます。使用前後では、組み立てるパーツを本体の中に収納できるので、普段の保管や持ち運びの際にも便利です。
⑧ ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット APS-48DX
三面ガラス窓により、周りからひと目で火を確認
災害時にも活躍する大型の薪ストーブ。約180cmの煙突は人の背丈を超えるため、煙がかかりにくい構造です。付属のペグで地面に固定すれば、本体の転倒を予防できます。
サイドと正面の三面ガラス窓は、高火力でガラスがクリーニングされるフレイムウォッシュ効果により、ふき掃除する手間いらずで火の様子を眺められます。
⑨ ZWSJLC 薪ストーブ
ソロキャンプにもおすすめ、卓上サイズ
1〜2人用の卓上サイズのミニ薪ストーブ。カード型に折りたためて、収納できるバッグが付属しています。少ない荷物でキャンプを楽しみたい方におすすめです。
上部はフライパンなどが安定して起きやすい形状で、調理を手軽に始められます。鋼板でできているので材質は硬く、高温耐性も抜群です。
⑩ Solo Stove ソロストーブ キャンプファイヤー
初心者にもおすすめ、コンパクトでスタイリッシュなデザイン
コンパクトな見た目とは裏腹に、2次燃焼を促すことで少ない燃料でも効率よく燃焼します。小枝などの自然素材で簡単に燃焼するので初心者でも簡単に火をつけることができます。
煙が少ないため衣服に付着する臭いも最小限に抑えることが可能。底面が熱くならない設計のため、設置場所を選びません。
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