Steam Deck OLEDレビュー|どこでも遊べる携帯型ゲーミングPCの魅力とおすすめゲーム3選
携帯型ゲーミングPC「Steam Deck OLED」は、PCゲームをどこでもプレイできる自由度が魅力のデバイスです。
有機ELディスプレイの鮮やかな映像表示や、Steamとの高い互換性、そしてインディーからAAAタイトルまで幅広く遊べる柔軟性で注目を集めています。
この記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんが、実際に使って感じたSteam Deck OLEDの3つの魅力と、このデバイスで特に楽しめるおすすめゲーム3選を紹介。自宅でも外出先でもPCゲームを快適にプレイしたい方は、ぜひ参考にしてください。
Steam Deck OLEDレビュー|使って分かった3つの魅力
まずは、Steam Deck OLEDを実際に使って感じた本機の魅力について紹介します。
① PCゲームを「どこでも」プレイ可能にする自由度
筆者撮影 ※机に置いたSteam Deck OLED
山本竜也さん
Steam Deckの最大の魅力は、すでに所有しているSteamのゲームライブラリを、いつでもどこでもプレイできるという点です。
寝室のベッドやリビングのソファ、外出先のカフェなど、デスクトップPCの前を離れてもゲームを楽しめます。
Steamのクラウドセーブに対応しているタイトルであれば、自宅のPCで遊んでいたゲームの続きをSteam Deckで、またその逆も、シームレスに行えます。まさに「PCゲーミングの完全な携帯化」を実現したデバイスと言えるでしょう。
筆者撮影 ※抱えるよりも、机に手を置いたほうがプレイしやすい
ただし、携帯機ではあるものの、298×117×49mmとやや大きめで、重さも約640gあります。専用のケースが付属しますが、持ち歩くにはそれなりのサイズのカバンが必要です。
また、バッテリー持ちは遊ぶゲームにも寄りますが、負荷の高いAAAタイトルでは1~2時間程度。このため、日常的に持ち運ぶというより、旅行時などに宿泊先でじっくりゲームを楽しむ、あるいは自宅内の好きな場所でリラックスしながらPCゲームをプレイするという使い方に向いています。
② インディーから最新AAAまで幅広く遊べる懐の深さ
筆者撮影 ※ライブラリ内でSteam Deckへの対応状況を確認する様子
山本竜也さん
Steam Deckには、AMD Zen2アーキテクチャの4コア/8スレッドCPUと、RDNA 2アーキテクチャの8CU GPUを統合したカスタムAPUが搭載されています。
メモリも16GB搭載しており、多くのPCゲームを動作させることができます。
ただし、残念ながらどんなゲームも最高設定で快適に、というわけにはいかず、最新のAAAタイトルを高画質で快適にプレイするのは苦手です。それでも、グラフィック設定を落としたり、フレームレートを調整したりするなど、設定次第で大抵のタイトルがプレイ可能な柔軟性が大きな魅力です。
特にRPGやローグライク、ビジュアルノベルなど「短時間でも区切りよく進められる」タイプのゲームとの相性は抜群。逆に軽量な2Dインディーゲームなら設定を気にせず快適に動作するため、幅広いジャンルで活躍します。
なお、ゲームによっては文字が小さくて読みづらいこともありますが、Steam Deckで快適に動くのか、何かしらの設定が必要なのかといった情報は、Steam Deck認証システムで事前に確認できるので安心です。
③ Steam以外のゲームにも対応
筆者撮影 ※Geforce Nowを利用する様子
山本竜也さん
Steam DeckはSteamOSを搭載し、PCゲームプラットフォーム「Steam」をシームレスに利用できます。
その名前からSteam専用と思われがちですが、実際にはEpic Games Storeのランチャーを導入したり、Xbox Cloud Gamingをブラウザ経由で利用したりと、他のプラットフォームのゲームも楽しめます。また、GeForce Nowを利用すれば、EpicやXboxのタイトルを含む幅広いゲームにアクセス可能です。
そもそも、SteamOSはArch Linuxベース。外部モニターを繋ぎ、キーボードやマウスを接続すれば、通常のPCのようにも利用できます。Linuxに慣れていないと、デスクトップモードでの操作は難しいと感じるかもしれませんが、このモードでは様々なMODを導入したり、通常では行えない細かなカスタマイズなども実現できます。
使いこなせば使いこなすほど、自分だけの携帯型ゲーミングPCに育っていく楽しさがあります。Steam Deckに慣れてきたら、こうしたカスタマイズに挑戦してみるのも良いでしょう。
筆者撮影 ※PCライクに使用できる、デスクトップモード
- Valve
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Steam Deck OLED 1TB
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有機ELで進化した携帯型ゲーミングPCの新定番
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Steam Deck OLEDは、PCゲームを「どこでも」楽しめるValve製の携帯型ゲーミングPCです。7.4インチの有機ELディスプレイを採用し、従来モデルよりも色再現性・コントラストが大幅に向上。黒の締まりや発色の良さが際立ち、RPGやアクションゲームの世界観をより鮮やかに体験できます。
内部にはAMDと共同開発したカスタムAPU(Zen 2+RDNA 2)を搭載し、多くのSteamタイトルを快適にプレイ可能。クラウドセーブ機能にも対応し、自宅PCとのプレイをシームレスに切り替えられます。さらに、軽量化と長時間バッテリーにより、ソファやベッド、旅行先など好きな場所でゲームを満喫できます。
Steam Deck OLEDでプレイしたいおすすめタイトル3選
Steam Deck OLEDでプレイしたい、筆者おすすめのゲームを3つ紹介します。
① FromSoftware, Inc. ELDEN RING
探索と挑戦が融合した傑作アクションRPG
おすすめポイント
世界出荷本数が3000万本を超えた、フロム・ソフトウェアの人気アクションRPG。いわゆる「死にゲー」と呼ばれるジャンルのゲームで、強敵やボス戦などではシビアな操作が要求され、Steam Deckの小さな画面と携帯操作では厳しいシーンもあります。ただし、このゲームの真骨頂はオープンワールドの広大なマップを隅々まで探索する冒険にあります。隠された洞窟やダンジョン、見落としがちなアイテムを探しながら、じっくりとその世界を味わうには、ソファやベッドでリラックスしながらプレイできるSteam Deckがぴったり。探索を楽しみつつ、ボス戦は自宅のメインPCで、といった使い分けも可能です。
税込み9,020円~(Steam)
② poncle Vampire Survivors
30分で味わう濃密ローグライトアクション
おすすめポイント
「ヴァンサバライク」というジャンルを生み出した、ローグライトなインディーゲーム。1ゲーム30分という時間制限があるので、ちょっとした息抜きや移動時間などにプレイするのにぴったりなタイトルです。操作はシンプルながら奥が深く、キャラクターやアイテムの組み合わせを考える戦略性も魅力。終盤には多数の敵キャラと大量のエフェクトが画面を埋め尽くすため、Steam Deckでは処理落ちするのではと心配になりますが、まったくそんなことはなく快適にプレイできます。価格も手頃なので、Steam Deck購入後の最初の一本としてもおすすめです。
税込み499円~(Steam)
③ CD PROJECT RED サイバーパンク2077
退廃と自由が交錯するオープンワールドRPG
おすすめポイント
近未来SF都市「ナイトシティ」を舞台にしたオープンワールド・アクションアドベンチャーRPG。超重量級のゲームとしても知られていますが、Steam Deckでも問題なく動作します。さすがにハイスペックPCほどの超美麗グラフィックというわけにはいきませんが、ネオンきらめくSF都市の雰囲気や、退廃的な世界観は十分に堪能できます。広大なマップに加えて、自由度がとにかく高く、メインストーリーを進めるもよし、サイドクエストに没頭するもよし、街中をブラブラと探索しているだけでも楽しめます。じっくり時間をかけて遊ぶタイプのゲームだからこそ、どこでもプレイできるSteam Deckとの相性は抜群です。
税込み8,778円~(Steam)
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