〈プロ解説〉おしゃれな間接照明、おすすめ9選 リビングや寝室など
柔らかく穏やかな光で、リラックスする空間を演出できる間接照明。リビングや寝室など、部屋のスタイルに合わせて、おしゃれなものを選びたいところです。
この記事では、家事アドバイザーの河野真希さんに、おしゃれな間接照明の選び方とおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
まずはプロおすすめ、おしゃれな間接照明9選
河野真希さんがおすすめする、おしゃれな間接照明を紹介します。
① 7Life スムース フロアランプ ledlamp_l1005
優美な印象を与える曲線のデザイン
おすすめポイント
スタイリッシュでおしゃれ、かつ個性的なインテリアを実現するのに役立つフロアランプです。スマートな曲線で存在感があるにもかかわらず、コンパクト。狭い部屋や小さなスペースにも無理なく置くことができます。調光/調色機能があり、部屋の雰囲気や気分に合わせて、光の強さや色を変えることができます。リモコンがついているので、寝る直前までベッドに寝転びながらオンオフ可能。足で踏めるフットスイッチもあるため、リモコンが手元にないときや手がふさがっているときにも操作が簡単です。寝室の手元灯や、リビングインテリアのアクセントにもおすすめの照明です。
② フレイムス Kado フロアランプ DF-089
棒がスリット状となり、上品な光を放つデザイン
おすすめポイント
花器に挿した草花や木の枝をイメージしたフロアランプです。造形作家・インテリアデザイナーである藤井真哉氏によるデザインで、まっすぐ並んだ棒のスリットからこぼれだす光が美しく、そこから生まれる繊細な影が印象的です。和のインテリアにはもちろん、北欧テイストやナチュラルなインテリアにも合わせやすい、明るい色の白木やラミン材が使われています。シンプルながらも上品なデザインの照明は、落ち着いた大人な空間を作り上げることができます。サイズのやや小ぶりなテーブルランプもあるので、置きたい場所に合わせて選ぶといいでしょう。
③ cosine(コサイン) アームランプテーブル LT-03
ナチュラルでやさしい雰囲気を演出
おすすめポイント
テーブルと照明の機能を一体化したアームランプテーブルは、ベッドサイドに置いて、寝る前の読書のひとときを楽しんだり、常夜灯として使ったりするのにおすすめです。テーブルがあることでその便利さは増し、本や眼鏡、スマートフォン、目覚まし時計などを手に届く範囲に置いておくことができます。支柱を軸に照明が回転するため、本を読むときは手元に引き寄せて、部屋全体を照らしたいときは部屋の中心に向けてと、目的に合わせて光の位置を動かせます。無垢材を使ったぬくもりのあるデザインは、そのやさしい灯りとともにほっと癒やされる空間を作ります。本体カラーは、白い木肌のメープルと、深いブラウンのウォルナットの2種類です。
④ インターフォルム Peruna テーブルライト LT-4327
プリーツ状のシェードから溢れるやさしい光
おすすめポイント
どこか懐かしさを感じさせるレトロなデザインが魅力のテーブルライトです。細かなプリーツのあるファブリックシェードを通した光は、陰影を生み、柔らかな光が広がります。落ち着いた色合いの木製スタンド、プルスイッチの先につけられたウッドボール、よりの入ったブラウンのコードも、クラッシックな印象を与えます。テーブルの上やベッドサイドに置くだけで、灯りをつけたときはもちろん、消しているときでさえ、あたたかみのある空間を作り出せます。クラッシックやナチュラル、北欧風など、さまざまなインテリアに合う照明です。
⑤ キシマ Ampoule RAUTA テーブルライト
暗い夜でも簡単に操作できるタッチセンサー式
おすすめポイント
置いてあるだけで部屋が一気におしゃれになるランプ型のテーブルライトです。クールなスチール素材の中にもあたたかみを感じさせるデザインは、ヴィンテージ、レトロ、アンティーク、カフェ風など、さまざまなインテリアになじみます。窓際やベッドサイドに置いたり、デスクライトとして使ったりするのもおすすめです。スタンド部分を軽くタッチすると、強・中・弱と3段階で調光できます。触るだけで切り替わるタッチ式のスイッチは使いやすく、シーンに合わせて調整できるので便利です。なお、購入時の電球には普通球が使われており、通常のLED電球に交換すると不具合が生じることがあるため、注意が必要です。LED電球を使用したい場合は、調光対応タイプを選ぶようにしてください。
⑥ エア・リゾーム JUKE 1灯シーリングライト air-ar-lig36
19世紀の工業用照明にインスパイアされたデザイン
おすすめポイント
スポットライトのようにシェードの角度を自由に変えられるシーリングライトです。壁付けのライティングレールにも設置することができます。直接照明としても使えますが、シェードの角度を変えることで、壁を照らしたり、家具や観葉植物に光を当てたりと、間接照明として部屋の雰囲気を作るのにも向いています。フレームは無骨な印象のスチール製で、シェードにはスリット入りのガラスが使われており、古い工場にありそうなインダストリアルデザインの照明です。灯りをつけていないときでも存在感を放つので、個性的なインテリアを楽しみたい人におすすめです。
⑦ LB2 PROJECTS ALTER クリップライト 1灯 1021013
狙ったところを照らすのに便利
おすすめポイント
クリップで挟んで簡単に設置できるスポットライトです。コンセントさえあれば電気工事などは不要なので、手軽に間接照明を楽しむことができます。カーテンレールやベッドフレーム、棚板をはさんだり、クリップに空いた穴にフックやビスを引っ掛けたりして取り付けることが可能。スポットライトは上下に約180度、左右に約350度回転し、自在に光の向きを変えて好みの照明を作ることができます。ブラウン・ナチュラル・ホワイトのカラー展開があり、いずれもインテリアに合わせやすい自然な色合いです。手軽に好きな場所につけられるので、自由度が高く、賃貸住宅でも安心して使うことができます。
⑧ DMA PORKA レトンブラケット ロング E26
洗練されたスタイリッシュなシルエット
おすすめポイント
スタイリッシュな真鍮(しんちゅう)のブラケットライトです。長い支柱の先にコロンとした裸電球がついたスタイルがおしゃれ。ランプシェードがなく、電球そのもののフォルムや灯りを楽しめるデザインとなっていて、真鍮ならではの落ち着いた輝きがレトロな印象を感じさせます。ブラケットライトは、薄暗くなりがちな玄関や廊下、階段脇などへの設置がおすすめ。明るさを確保するだけでなく、インパクトのあるおしゃれな照明をつけることで、殺風景になりがちな場所にも陰影が生まれて、雰囲気のある空間を作り出せます。
⑨ 日昇 aina kakko ブラケットライト トゥルパーニ a46tulppaani-b
愛らしいフォルムが部屋のアクセントに
おすすめポイント
チューリップの花びらのような柔らかなフォルムが魅力的なブラケットライトです。壁からお花が咲いたようなデザインはとてもキュート。北欧風やナチュラルテイストによく合い、大人可愛いインテリアを目指したい人におすすめです。シェードはワイヤーフレームとなっていて、圧迫感を感じさせません。光が広範囲に広がるうえに、壁に映るシェードの影がこれまた可愛い。玄関や洗面所、デスク周りなどの照明に向いています。カラーはホワイト・ブラック・グレー・ゴールドの4色があり、インテリアに合わせて選べます。同じシリーズのペンダントライトもあるので、併せて使用すると、インテリアに統一感が生まれます。
おしゃれな間接照明の選び方、Q&A
おしゃれな間接照明の選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、まずは何に注目して選ぶべき?
河野 真希さん
間接照明とは、天井や壁、床などに光を当て、その反射した光によって間接的に空間を照らす照明方法のことをいいます。
光が柔らかくなり、まぶしさが軽減されたり、落ち着いた空間を演出したりできるメリットがある一方で、薄暗く感じられたり、しっかりと計画して照明を設置しないと狙った効果が得られなかったりといった注意点があります。
間接照明を設置したい場合には、購入する前にその目的をはっきりとさせましょう。たとえば、「寝室をリラックスできる空間にしたい」「あたたかみのある玄関を目指したい」「リビングの観葉植物やディスプレイを照らしてインテリアのアクセントにしたい」など、目的を持って選ぶと失敗を避けられます。
河野 真希さん
なお、勉強や読書、調理をするときに手元を明るく照らしたいといった場合には、間接照明は向きません。
Q2、間接照明にはどんな種類があるの?
Photo by iStock
河野 真希さん
光源を見せないように設置すれば、どんなライトでも間接照明として使うことができますが、その中でもよく使われる照明には次のようなものがあります。
フロアライトは床に置いて使う照明で、支柱が長く光源が高い位置にあるタイプが一般的です。部屋の隅や家具の横などに置かれることが多く、背が高いものだと空間に広がりを持たせることができます。
テーブルランプはテーブルや家具の上、ベッドサイドなどに置ける小型な照明で、さまざまな場所に置きやすいため、手軽に取り入れられるアイテムです。手元を明るく照らせると同時に、柔らかな光でインテリアのアクセントを生み出します。
スポットライトはピンポイントで物や壁、天井を照らすことができる照明です。角度が変えられるため、求めている場所に光を当てやすく、絵画や観葉植物を照らして目立たせることもできます。
ブラケットライトは壁に取り付ける照明で、壁や床を部分的に照らします。玄関や階段脇に設置されることが多く、足元を照らしつつも、雰囲気のある空間を生み出します。ただし、新たに設置したい場合は壁への配線工事などが必要になるため、気軽に取り付けたり、交換したりするのが難しい照明でもあります。
Q3、調光/調色とはどんな機能?メリットは?
河野 真希さん
調光は光の明るさを、調色は光の色を調整できる機能のことです。
調光/調色機能がついた照明を選ぶことで、時間や気分、シーンに合わせて好みの光を作りやすくなります。朝ははっきりとした明るく青白い光にして、夜はリラックスできるよう暖色系の薄暗い光にするなど、照明を調整することで、より快適にすごしやすくなるでしょう。
また、調光機能は、節電にもつながります。日中の日差しが入る時間帯は照明を抑えて、夜には明るくするようにすれば、一日中同じ明るさにしておくよりも、消費電力がより少なく済むというメリットがあります。
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