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ノイズキャンセリングイヤホンおすすめ4選 性能や音質を見極めるポイント

山本 竜也
最終更新日: 2024-10-14

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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スマホやPC、オーディオプレーヤーなどのデバイスと接続することで、周囲の雑音を遮断しながらクリアな音を楽しめるノイズキャンセリングイヤホン

集中力を高めるだけでなく、日常のストレス軽減にも貢献するこのデバイスは、通勤やテレワークからリラックスタイムまで、幅広いシーンで活用できます。

この記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんによる、ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ商品と選び方を紹介します。ぜひ参考にしてください。

ガジェット・PCライター
山本 竜也
スマートフォンやPCなど、ガジェット好きなフリーランス・ライター。ブログやWEBメディアなどにガジェット関連の記事を書いて生きています。

まずは筆者おすすめ、ノイズキャンセリングイヤホン4選

筆者おすすめのノイズキャンセリングイヤホン4選を紹介します。

① JBL Tour Pro 3

外部音取り込みモードに自動切替

山本 竜也

おすすめポイント

充電ケースにディスプレイを搭載しているのが特徴的なANCイヤホン。ANCも非常に強力で、リアルタイムの自動補正機能のほか、会話を始めるとそれを検知して自動的に外部音取り込みモードに切り替わるトークスルー機能を搭載しています。

音質面でも、LDACやヘッドトラッキング付きの空間サウンドに対応。ユーザーの聴覚特性を計測し、高音が聞こえづらい場合には高音域を強調するなどの補正を行う「Personi-Fi 3.0」などの機能を備えているのが特徴です。

なお、充電ケースにはトランスミッター機能が備わっており、飛行機の機内オーディオやカーオーディオなどに優先接続すると、その音をワイヤレスイヤホンで楽しむこともできます。

▼JBL Tour Pro 3を紹介する公式動画がこちら

重量:イヤホン本体:左右各約5.6g(左右合計約11.2g)、充電ケース:約71.8g
最大再生時間(NC ON時):イヤホン本体約8時間+充電ケース約24時間
コーデック:SBC、AAC、LDAC、(LC3対応予定)
防水性能:IP55(イヤホン本体のみ)

② SONY WF-1000XM5

世界最高クラスのノイズキャンセリング性能

山本 竜也

おすすめポイント

2023年11月時点で、世界最高クラスのノイズキャンセリング性能を謳うイヤホン。人気を博した前モデルWF-1000XM4と比べても20%高いノイズ低減性能を誇ります。もちろん、環境に合わせたリアルタイムのノイズキャンセリング性能の最適化機能も備えています。大型になりがちなハイエンドモデルの中にあって、コンパクトな形状になっているのも特徴です。

音質面では、ハイレゾコーデックのLDACとLC3に対応。専用アプリから、AI技術によりリアルタイムに楽曲の情報を分析し、ハイレゾ級にアップスケーリングを行う「DSEE Extreme」も利用可能。Sony独自開発の8.4mm新ドライバーユニットとあわせて、高音質を実現しています。

▼WF-1000XM5を紹介する公式動画がこちら

重量:イヤホン本体:左右各約5.9g
最大再生時間(NC ON時):イヤホン本体8時間
コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3
防水性能:IPX4(イヤホン本体のみ)

③ Xiaomi Redmi Buds 6 Lite

エントリークラスながらイコライザ設定も可

山本 竜也

おすすめポイント

低価格ながら、しっかりとしたANCを搭載したワイヤレスイヤホン。効果はかなり強力で、その分、人によっては圧迫感を強く感じるかもしれません。また、残念ながらANCの効果を調整する機能には非対応です。

対応コーデックはSBCとAAC。決して高音質というわけではありませんが、十分に満足のいく音質ではあります。また、エントリークラスのイヤホンには珍しく、コンパニオンアプリが用意されておりイコライザの設定が可能です。
重量:イヤホン本体:左右各4.2g(±0.2g)、充電ケース:38.5g(±1g)
最大再生時間(NC ON時):イヤホン本体7時間(充電ケース使用時38時間)
コーデック:SBC、AAC
防水性能:IP54(イヤホン本体のみ)

④ Apple AirPods 4

ノイキャンレベルを自動調整する適応型オーディオ対応

山本 竜也

おすすめポイント

最新のAirPods 4は、インナーイヤー型ですが、ANCを搭載しました。AirPodsシリーズのフル機能を利用できるのはiPhoneなどのApple製品のみですが、iPhoneユーザーなら真っ先に候補に挙がる製品でしょう。

周囲の環境に応じてノイズコントロールをシームレスに調整する適応型オーディオに対応。会話を検知すると自動的にオーディオの音量を下げることも可能。対応コーデックはSBCとAACのみですが、ヘッドトラッキング付きの空間オーディオに対応しています。

価格を考えると性能的には申し分ありませんが、バッテリー持続時間がイヤホン単体では最大4時間というのがネック。一日中付けっぱなしというわけにはいきません。

▼AirPods 4を紹介する公式動画がこちら

重量:イヤホン本体:左右各約4.3g、充電ケース:34.7 g
最大再生時間(NC ON時):イヤホン本体4時間(充電ケース使用時20時間)
コーデック:SBC、AAC
防水性能:IP54

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方、Q&A

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。

Q1、ノイズキャンセリング性能にはどんな違いがある?

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山本 竜也

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ノイズキャンセリングイヤホンの最も重要な機能は、言うまでもなく外部の騒音を効果的に低減する「ノイズキャンセリング」能力です。

イヤホンに搭載されたマイクで周囲の騒音を拾い、逆位相の音波によって騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が主流です。

ANCは、持続的な低音(飛行機のエンジン音や空調音など)を効果的にカットしますが、人の話し声など中高音域の打ち消しは苦手です。しかし、ハイエンドモデルでは、中高音域のノイズも効果的に打ち消すものがあります。この音域のノイズを打ち消したい場合は、ハイエンドモデルの中で検討すると良いでしょう。

なお、ANCは効果が強すぎると閉塞感や圧迫感を感じることもあります。製品によっては適応型ノイズキャンセリングを採用し、周囲の環境に応じて自動的にノイズキャンセリングレベルを調整したり、手動で調整したりできるものもあります。

ノイズキャンセリングの強度を調整できる製品なら、ANC特有の閉塞感なども比較的感じにくくなり、より快適な環境で音楽や通話を楽しむことができます。音楽を聴かず、聴覚過敏の対策として周囲の騒音を取り除きたいという方にもおすすめです。

Q2、用途に合ったイヤホンを選ぶポイントは?

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長時間の使用を考慮すると、装着感も非常に重要な要素となります。ノイズキャンセリングイヤホンの多くは、耳栓のように外耳道に挿入するカナル型ですが、耳の入り口に引っかけて使用するインナーイヤー型でも、最近はANCを備えたものが増えています。

ANCの効き具合という点では、カナル型が優勢でしょう。多くの製品で複数サイズのイヤーチップが付属しており、自分の耳に合ったものを選びやすい点もポイントです。耳に合ったイヤーチップを使うことで、遮音性が上がりANCの効果も高まります。

長時間の装着で疲れないという点では、インナーイヤー型に軍配が上がります。しかし、人によっては収まりが悪く落ちやすいという欠点も。これが気になる場合は、ウイングチップ付きなど、耳から落ちにくい設計が施されたものを選ぶのも良いでしょう。

耳から落ちにくい工夫が施されているのに加えて、IPX4以上の防水機能を備えたモデルは、汗をかく運動時の使用にも適しています。

Q3、音質にこだわるならどこを見るべき?

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山本 竜也

山本 竜也さん

ノイズキャンセリングイヤホンは、外部の騒音を遮断して集中するために使われることもありますが、主な用途は楽曲や音声コンテンツを楽しむことでしょう。そのため、音質も重要な要素です。

音質に大きな影響を与える要素のひとつが、対応コーデック(SBC、AACなど)です。ハイレゾ対応コーデック(aptX Adaptive、LDACなど)を利用できる製品であれば、より高音質の音を再生できますが、スマートフォンなどの再生機器側も対応している必要があります。iPhoneで利用できるのはSBCとAACのみなので、残念ながらiPhoneを通してハイレゾ音質で音源を聴くことはできません。

このほか、イコライザ機能が利用できるかも製品選びのポイントになります。専用アプリが用意されている製品では、自分好みの音質に調整が可能です。音の聞こえ方を測定し、音質を調整してくれるパーソナライズ機能を備えている製品もあります。


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