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自動運転がレベル4、レベル5と高度化していくにつれ、車の中の空間が様変わりすると言われている。豊田合成の「ラップエアバッグ」は、そんな高度化する自動運転の車内空間を想定したエアバッグだ。
自動運転がレベル4になると、自動運転状態の場合において、ドライバーは運転席からの移動が可能になる。ドライバーがハンドルの前にいる状態が必須ではなくなるので、シートレイアウトなどが大きく変わる可能性がある。
自動車関連メーカーは、そんな時代に向けた車のレイアウトや車内空間を提案している。豊田合成の「ラップエアバッグ」は、シートベルトの中にエアバッグを仕込むというもの。ハンドルの前にドライバーがいるとは限らないため、ハンドルエアバッグが機能しない時代を見越した設計となっている。
名前に「ラップ」とあるとおり、太もも部分にエアバッグが膨らむ。シートベルトとしては、腰に巻いて装着する飛行機のシートベルトのようなものになっている。このラップエアバッグと、車体側面部のエアバッグで、万が一の事態に備える。
豊田合成によれば、まずは後部座席での導入を目指しているという。