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〈我が家のコツ〉いちじくの美味しい食べ方 皮は?切り方とおすすめの食べ合わせも

宮崎裕子
最終更新日: 2024-10-05

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いちじくは、まろやかな甘味があり、プチプチした食感が楽しめるフルーツです。独特な風味があることから、様々な料理やデザートに使われています。

お菓子やジャムなど、加工品を買ったことはあっても、生のままで購入したことがない方もいるでしょう。
この記事では、いちじくの食べ方、切り方、おすすめの食べ合わせを紹介します。

食べ方のバリエーションを知って、いちじくを楽しんでくださいね。

◆筆者:宮崎裕子
海外で田舎暮らしをしている兼業主婦。食生活アドバイザー2級保持。現在は夫婦でダイエットに励んでいます。

いちじくはどんな食べ物?

いちじくは夏から秋にかけて旬となる果物です。栄養が豊富に含まれていることから、「不老長寿の果実」とも言われています。

選ぶ時のポイント

いちじくを選ぶ際は、色・形・果頂部(おしりの部分)で見分けましょう。食べごろのいちじくは、下記のような特徴があります。

  • 全体がえんじ色になっている
  • まん丸でふっくらしている
  • 果頂部が少し割れている

また、全体にハリがあって、傷がついていないものを選びましょう。

いちじくの栄養

生のいちじくと、乾燥させたいちじくでは、栄養素の量が大きく異なります。

栄養素

いちじく100g(生)

いちじく100g(乾)

エネルギー

57kcal

272kcal

たんぱく質

0.6g

3g

脂質

0.1g

1.1g

食物繊維

1.9mg

10.7mg

カリウム

170mg

840mg

カルシウム

26mg

190mg

マグネシウム

14mg

67mg

0.3mg

1.7mg

亜鉛

0.2mg

0.6mg

葉酸

22μg

10μg

いちじくは、食物繊維やミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム)を豊富に含んでいることがわかります。

また、鉄や葉酸など、女性に嬉しい栄養素も多く含まれているのが特徴です。特にドライいちじくの栄養価は高く、1年中購入できるので、小腹が空いた時の栄養補給としてストックしておくのがおすすめです。

いちじくの食べ方

いちじくのサラダ

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我が家でのいちじくの食べ方を紹介しますので、参考にしてください。

生のまま食べる

熟したいちじくは皮も柔らかいので、そのまま食べられます。ちなみに、いちじくは、果肉だけでなく皮にもアントシアニン(ポリフェノールの一種)という成分が含まれていて、目の病気や視力低下を予防する効果があります。

果肉の中にぎっしりと詰まっている種も、そのままいただきましょう。プチプチとした食感が美味しさをより引き立てます。サラダにいちじくを添えて、バルサミコ酢のドレッシングをかけていただくと美味しいですよ。

ソテーする

我が家ではいちじくが手に入ると、バターと砂糖を加えてソテーし、バニラアイスと一緒にいただくことが多いです。アクセントにシナモンを振りかけても◎です。

高級感のあるデザートとして、いちじくを楽しむことができます。

ドライいちじく

スーパーで1年中手に入るドライいちじく。前章で説明をした通り、栄養価がとても高いです。そのため我が家では、ヘルシーなおやつとしていただいています。プルーンに似た味わいで、1ついただくだけでお腹を満たしてくれます。

生の果実からドライいちじくを作る際は、下記のレシピを参考にしてください。

ドライいちじくの作り方

1. いちじくを洗って、水分をふき取る
2. ヘタを切り落し、皮がついたまま2~4等分にカットする
3. 天板にクッキングシートを敷いて、カットしたいちじくを並べる
4. 予熱なしで、100℃のオーブンで90分焼く
5. 少し冷まして完成です

いちじくの切り方

カットされたいちじく

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ここでは、皮つきでカットする方法と、皮を剥いてカットする方法をお伝えします。

皮つきでカットする

いちじくの皮は柔らかいので、果肉と一緒に食べてもOKです。また、大きな種もないため、簡単にカットすることができます。

1. ヘタを取る(手、または包丁を使う)
2. 適当な大きさにカットする

皮の食感が気になる方は、次の方法を試してみてください。

皮を剥いてカットする

包丁を使ってカットしていきます。

1. ヘタを切り落とす
2. 半分にカットして、くし切りにする
3. 皮を繊維に沿って剥く

手で皮を剥いてからカットしてもOKです。その場合、皮に果肉がついてこないように、ゆっくりと剥いてくださいね。

いちじくのおすすめ食べ合わせ

いちじくとチーズ

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最後に、いちじくと相性が良い食べ合わせを紹介します。

いちじく+ヨーグルト&ナッツ

いちじくとヨーグルトの組み合わせは、爽やかで美味しいです。おすすめは、無糖のヨーグルトにいちじくとお好きなナッツを入れて、はちみつをかけていただくレシピ。ナッツのポリポリ食感が良いアクセントになります。

ドライいちじくを使っても◎です。ドライいちじくは生より甘味が強いので、はちみつをかけなくても充分な甘さを感じることができるでしょう。

いちじく+チーズ

いちじくの甘さと、チーズのクリーミーさ&塩気は相性抜群です。クラッカーやフランスパンに添えれば、贅沢なおもてなしの一品になります。さらに生ハムを加えると、塩気が増してお酒のおつまみにもなります。

ブルーチーズがお好きな方は、はちみつを少し垂らしていちじくと一緒に食べてみてください。濃厚な味わいを楽しめますよ。

いちじく+牛肉

いちじくと牛肉の組み合わせは、甘みと旨みのバランスがポイント。赤ワインと一緒に煮込んでみたり、ステーキのソースとして使ってみたり、いちじくは牛肉料理にもよく合います。

いちじくソースの作り方は簡単。皮を剥いたいちじくと、バルサミコ酢、はちみつ、バターを加えて煮詰めるだけです。シンプルな野菜、魚料理に使っても美味しいです。また、プロが作ったいちじくソースも販売されています。いちじくの使い方は無限大ですね。

  • ツヅミ食品株式会社
  • ツヅミいちじくソース

  • 税込み 1,050円(Amazon)
  • いちじくの芳醇な甘み

  • いちじくをぜいたくに使用したやや甘めのソースです。たこ焼きや焼きそば、お好み焼きなどとの相性はバッチリです。

まとめ

熟したいちじくは、そのまま食べても美味しいです。ソテーしたり、ソースにしたり、手を加えるとより一層食べ方のバリエーションが広がります。

いちじくには食物繊維やミネラルなど、美容や健康に繋がる栄養素も豊富。ぜひご自宅で、いちじくを食べてみてくださいね。

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