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土の正しい捨て方4選 捨て方別のコストや一般ごみで捨てられる土も紹介

公開: 2023-03-31

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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「ガーデニングや庭づくりで出た、不要な土を処分したい」「土を処分するには、どこに相談すればいいのかわからない」このように土の捨て方で困っている人もいるのではないでしょうか。

自治体は基本的に土をごみとして収集しておらず、他人の土地に勝手に捨てることもできません。そのため、適切な方法で土を処分しなければなりません。ただし、処分方法によって手間や費用が異なるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。

この記事では、土の捨て方で悩んでいる方に捨て方を解説し、捨て方ごとの費用の説明や、一般ごみで捨てられる土も紹介します。適切な土の処分方法がわかるので、ぜひ参考にしてください。


土の捨て方はどうすべき?

土いじりをする様子

土の捨て方についてよく質問のある「一般ごみとして土を処分できるのか」「自宅以外の場所に土をまいて処分して、問題ないのか」という点に関して、解説します。

一般ごみとしての処分は難しい

ガーデニングや家庭菜園で不要になった土を、一般ごみとして処分することはできません。自治体では基本的に、可燃ごみや不燃ごみのように土をごみとして収集していません。

土を一般ごみとして処分できない理由として、土は「自然物」であるという点が挙げられます。土は自然にあるものとして扱われるため、一般ごみとしては処分できません。

このように土は自然物として取り扱われており、一般ごみとして処分することが難しいのが現状です。

公園や山にまくのは不法投棄になる

土をごみとして処分できないからといって、勝手に公園や山にまくと不法投棄になります。他人が所有する土地も同様です。

廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)にて、不法投棄には以下の罰則などが設けられています。

  • 不法投棄を行った者は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはこれらが併科される
  • 行為者のほか、法人にも3億円以下の罰金が科せられる
  • 不法投棄が未遂の場合でも罰せられる

このように、不法投棄は罰金だけでなく懲役まで科せられ、未遂の場合でも罰せられる可能性があります。土をごみとして処分できないからといって、公園や山には決してまかないでください。

土の捨て方4選

法律に違反せず、適切に土を捨てる方法として、以下5つの方法があります。

  • 自治体の条件を満たして処分する
  • 自己所有の土地にまく
  • 土回収サービスを利用する
  • 不用品回収業者を利用する

1.自治体の条件を満たして処分する

基本的に自治体では、可燃ごみや不燃ごみのように土を収集していません。しかし、自治体によっては、一定の条件を満たすことで土を回収してもらえます。

例えば神奈川県横浜市では、例外的に土を引き取ってもらうことができます。横浜市でも他の自治体と同様に土を廃棄物として扱っていません。しかし、土の引き取りについて以下のように横浜市の公式サイトで説明されています。

一度に多量にならないよう少量ずつ、週2回の「燃えないごみ」(「燃やすごみ」と同じ収集日)の収集日に、透明または半透明の袋に入れて出してください。

なお、事業所から出るものは、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。

出典:横浜市公式サイト「土・石はどうしたらよいか」

自治体によって、土をごみとして引き取ってもらえるかどうかは異なります。お住まいの市区町村に問い合わせて確認することをおすすめします。

2.自己所有の土地にまく

他人の土地や公園、山に土をまくのは不法投棄になってしまいます。しかし、自己所有の土地に土をまくなら不法投棄に該当しません。

自己所有の土地にまく場合、自由に処分できます。また自宅の庭に土をまくなら、土を持ち運ぶ手間がかからないというメリットもあります。

「一軒家に住んでいて土をまくスペースがある」「自己所有の山や畑がある」などの場合は、それらの場所に不要な土をまいて処分しましょう。

3.土回収サービスを利用する

一部のホームセンターでは、サービスとして不要な土を回収しています。例えば首都圏などで展開する島忠ホームズでは、以下のように不要な土を回収し、リサイクルする取り組みが行われています。

1.リサイクル対象商品の用土を購入する
2.不要な土のみ(石、植物の根、砂利などを取り除く)を購入した用土の袋に入れる
3.袋に入れた不要な土を島忠ホームズへ持参する
4.消毒、殺菌し、新しい培養土としてリサイクルする

ただし、このような土回収サービスの取り組みは、すべてのホームセンターで行われているわけではありません。利用するホームセンターで同様のサービスを行っているか、確認することをおすすめします。

4.不用品回収業者を利用する

不要な土を他の廃棄物と一緒に処分する場合は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。家庭で出る程度の量であれば、不要な土や石だけでなく、その他のごみも一緒に引き取ってもらえます。

不用品回収業者を利用する場合は、住んでいる地域で廃棄物の回収を行っている業者に問い合わせ、対応の可否や値段を確認するようにしましょう。

捨てられる土も登場!

土を適切に捨てる方法について説明しましたが、どの方法にも何かしらの制限があったり、可燃ごみの処分に比べると手間がかかったりするデメリットがあります。

このような問題に対処するために、昨今では一般ごみと同じように捨てられる土も商品として販売されています。例えば、株式会社プロトリーフの「すてられる土」は植物由来(ココヤシ繊維100%)のため、燃えるごみとして処分可能です。

  • 株式会社プロトリーフ
  • すてられる土 5L

  • 税込み616円
  • 燃えるごみとして捨てられる

  • 原料が植物由来(ココヤシ繊維100%)なので、燃えるごみとして捨てられます*。
    *自治体により異なります

燃えるごみとして簡単に土を処分したいなら、このような捨てられる土を購入するといいでしょう。

土の捨て方別にかかるコスト

土を捨てる場合にかかる費用をまとめたものが、次の表です。

手段

費用

自治体の条件を満たして処分する

無料〜数百円

自己所有の土地にまく

無料

土回収サービスを利用する

無料(島忠ホームズで実施。一部条件あり)

不用品回収業者を利用する

数千円

以下の土の捨て方であれば、土を捨てる場合の費用は無料から数千円で収まります

  • 自治体の条件を満たして処分する
  • 自己所有の土地にまく
  • 土回収サービスを利用する

自己所有の土地にまいて処分する以外は、自治体や店舗によって土を引き取ってもらえる条件が異なります。事前に対応の可否と費用について問い合わせましょう。

不用品回収業者に処分してもらう場合は、数千円程度の費用で土の処分が可能です。住んでいる地域で廃棄物の回収を行っている業者に問い合わせ、見積もりを依頼することをおすすめします。

土を捨てる必要があるシーン

植物を見る家族

土の処分方法を検討する際に、土を捨てる必要があるシーンを事前に知っておけば準備できるため、スムーズに処分できるでしょう。

ガーデニングや観葉植物を植え替える

家庭から不要な土が出る理由として最も多いのが、ガーデニングや観葉植物の植え替えです。季節の変わり目など、植え替えの際に要らない土が出てくるため、大量の土を処分することもあります。

また、ガーデニングや観葉植物の土は、定期的に入れ替えなければ植物の生育に悪影響を及ぼすかもしれません。同じ土を長年使い続けることで、植物が病気にかかりやすくなることがあるため、定期的な土の交換が必要です。

ガーデニングや観葉植物の植え替えをする際は、不要な土が出ることを前提として、作業を行う前に土の処分方法を決めておくことをおすすめします。

庭づくりや家庭菜園で土が余る

一戸建てを建築した際の庭づくりや、家庭菜園を自分で行う際に、大量の土を購入し余らせてしまうケースがあります。

植物の植え替えなどに土が必要になるため、余った土を保管しておく必要はありますが、あまりに量が多いと保管スペースが足りなくなるかもしれません。また、倉庫などの屋内ではなく庭に放置しておくと、見栄えが悪いだけでなく、土が雨風にさらされてしまうため保管状態も悪くなってしまうでしょう。

大量に土が余ってしまった場合は、不用品回収業者に土の処分について相談するのが現実的です。その他の方法は、量が多すぎると対応してもらえない可能性が高いため、注意しましょう。

災害対策の土嚢を処分する

ハザードマップで水害のリスクが高い地域に住んでいる場合は、土砂や浸水の災害対策として自宅に土嚢(どのう)を用意しているケースがあります。

万が一の備えとして土嚢を準備しておくことは大切です。しかし、何年も使う機会がないと土嚢の袋が破れてしまい、使い物にならなくなってしまいます。

このような場合でも、土嚢の土はこの記事で紹介した方法で適切に処分しなければなりません。処分が面倒だからといって放置していると、草が生えたり石が混入したりするため、さらに処分が難しくなります。

大量の土嚢の備えがある場合は、処分に手間がかかるため、処分方法を事前に検討することをおすすめします。

まとめ

ガーデニングや家庭菜園をする際は、新しい土で植物を育てることで生育にプラスの効果を期待できます。しかし、新しい土と古い土を入れ替える際に、古い土の処分方法が問題となるでしょう。

古い土を処分せずに再利用して使う「土壌リサイクル」を行えば、家庭から出る不要な土を無駄にすることがありません。土壌リサイクルの材料は、ホームセンターで販売されているもので十分です。土を処分する前に、土のリサイクルを検討することもおすすめします。

リサイクルを行わず土を捨てる場合は、適切な方法で処分しなければ不法投棄となります。そのため、以下の方法で適切に土を処分する事が大切です。

こちらの記事もどうぞ

  • 自治体の条件を満たして処分する
  • 自己所有の土地にまく
  • 土回収サービスを利用する
  • 不用品回収業者を利用する

このような土の処分方法で、どの方法が適しているのかを見極め、適切な方法で土を処分しましょう。


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