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フライパンおすすめの捨て方・処分方法7選!捨てるタイミングや長持ちのコツも解説

公開: 2023-02-10

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お料理でよく使用されることから、消耗が激しいフライパン。度々交換されるケースも珍しくありませんが「不要になったフライパンの捨て方が分からない」という方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フライパンをご家庭で処分する際の捨て方、7つの処分方法を解説。フライパンの交換タイミングや、長持ちさせるコツについてもご紹介します。


【自治体】フライパンは何ごみで捨てる?

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フライパンは多くの自治体で「不燃ごみ」として扱われています。

ただし、大阪市などでは「資源ごみ」として回収されているほか、一定以上の大きさでは「粗大ごみ」として処分しなければならない場合もあり、注意が必要です。

以下、不燃ごみと粗大ごみの判断ポイントとともに、それぞれの一般的な捨て方を見ていきましょう。

不燃ごみと粗大ごみの判断ポイント

フライパンが不燃ごみか、粗大ごみなのか分からない場合、ポイントとなるのが「フライパンのサイズ」です。自治体によって異なりますが、おおむね「一辺の長さが30cm以上」もしくは「一辺の長さが50cm以上」を、粗大ごみと定義しています。

大きめのフライパンを捨てる際は、粗大ごみとして処分しなければならない可能性があるため、お住まいの自治体のルールをご確認の上、フライパンのサイズを測ってから処分してください。

不燃ごみの一般的な捨て方

不燃ごみは、指定ごみ袋が必要な市区町村については事前にごみ袋を購入した上で、定められた日に廃棄します。

不燃ごみについては各自治体で定義が異なりますが、ここでは一例として、東京都杉並区のケースを見てみましょう。

● フライパンを含む金属
● ガラス製品
● 陶磁器、瀬戸物(30センチメートル以下のもの)
● 小型の家電製品(30センチメートル以下のもの)
● 電子体温計、電子血圧計
● 電球、蛍光管
● 傘
● アルミ箔、アルミホイル
● 乾電池 など

なお、破損するなどしてフライパンの状態が悪く、ごみ収集員がケガをする危険がある場合は、フライパンを新聞紙などに包んだ上で指定ごみ袋に入れ、「危険」と記載した紙を貼るなどしてから、廃棄しましょう。

粗大ごみの一般的な捨て方

処分するフライパンが「一辺の長さが30cm以上」「一辺の長さが50cm以上」など、自治体が定める粗大ごみの定義に当てはまる場合は、不燃ごみとは別な捨て方となります。

粗大ごみは「事前にネットまたは電話で申し込み、ごみ処理センターに回収してもらう」「自分でセンターへ持ち込む」などの処分方法が一般的です。

多くの自治体では粗大ごみの処理が有料であるため、確認の上、コンビニなどで事前にごみ処理券を購入しておきましょう。

フライパンおすすめの捨て方・処分方法7選

フライパンの画像

フライパンの捨て方・処分方法は、1つではありません。すでにご紹介した「自治体のごみ回収に出す方法」も含め、以下7つのような方法があります。

● 自治体のごみ回収に出す
● リサイクルショップで売る
● ネットオークションやフリマアプリで売る
● 下取りサービスを利用する
● 不用品回収業者を利用する
● 周りの人にあげる
● 寄付をする

お金をかけずに処分したり、売ったりすることができる可能性もあるため、ぜひご検討ください。

自治体のごみ回収に出す

自治体のごみ回収に出す場合は、フライパンのサイズに注意します。

基本的には不燃ごみで、一定以上のサイズでは粗大ごみとして扱われますので、自治体が定める各要件をチェックしておきましょう。

不燃ごみと粗大ごみでは処理方法が異なるため、間違えて出してしまうと回収してくれない可能性があるためご注意ください。

また、あまりにも汚れていると回収してもらえない可能性があるため、汚れはある程度落としておいてください。

リサイクルショップで売る

人気メーカー・ブランドのフライパンは、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。ただし、買取条件が「未使用(新品)もしくは中古美品」というケースが多いです。

心配な方は、事前にリサイクルショップのホームページでチェックするか、買取が可能か電話で問い合わせてみましょう。

近年では店舗への直接持ち込みだけでなく、ネット買取(宅配での査定・買取)が可能なサービスもあります。

ネットオークションやフリマアプリで売る

ヤフオク!などのオークションサイト、メルカリなどのフリマサイト(フリマアプリ)を利用すれば、自宅にいながら不要なフライパンが処分できます

人気メーカー・ブランドのフライパンはもちろん、未使用(新品)であれば、無名のメーカーのフライパンでもスピーディーな売却が期待できるのは、大きな特徴です。

出品の方法は、以下の通りとなります。

1. ネットオークションやフリマアプリのアカウントを作成
2. 商品を撮影し、状態・出品価格などを出品ページに記載
3. 購入された場合、梱包し発送する

このように出品は非常に簡単ですが、送料の設定には注意が必要です。

出品者の送料負担にした場合、送料が売却金額を上回り、金銭的に損をする可能性もあります。そこで出品に際しては「購入者の送料負担」に設定しておくと良いでしょう。

下取りサービスを利用する

ホームセンターなどでは、新しいフライパンを購入した際に古いフライパンを引き取ってくれる「下取りサービス」が設けられているケースがあります。

一般に自治体の粗大ごみ回収はお金がかかるのに対して、下取りサービスは無料で利用できる点が大きな特徴です。ただし、引き取りサービスは、すべてのホームセンターで実施されているわけではありません。

また、フライパンの大きさや素材によっては下取り不可の場合もあるため、購入する予定があるホームセンターへ事前に問い合わせてみましょう。

不用品回収業者を利用する

買取・出品が難しい「長期間使用して劣化したフライパン」の処分では、不用品回収業者を利用する方法もあります。

特に「お住まいの自治体の不燃ごみの回収日が少ない」「予約がいっぱいで、粗大ごみとして処分するのに時間がかかる」といった場合に便利です。業者によっては、土日や祝日対応が可能なケースもあります。

なお、多くの不用品回収業者は「基本料金+処分費用」という料金設定をしています。

不用品回収業者の利用方法は以下の通りです。

1. 電話やウェブサイトから申し込む
2. 見積額を確認後、回収日時を予約
3. 回収日に業者が自宅を訪れる
4. 回収完了後、料金を支払う

このように不用品回収業者は簡単に利用できますが、中には無許可営業の業者もいるためご注意ください。「古物商許可」「一般廃棄物収集運搬許可」などを持つ、信頼と実績のある業者を利用しましょう。

周りの人にあげる

引っ越しをする知り合い、一人暮らしを始める友人などがいれば、不要なフライパンを譲る方法もあります。もちろんフライパンが必要か、希望を聞いた上で譲るとよいでしょう。

また、ジモティーなどのウェブサイトを利用して、有料もしくは無料で希望者にフライパンを譲る方法もあります。

ただし、いずれも、フライパンの状態があまり良くない場合には適さない方法と言えるでしょう。

寄付をする

非営利で社会活動を実施するNPOやNGOでは、フライパンをはじめとする、さまざまな物資を募集しているケースがあります。

激しく劣化した状態でなければ、中古品でも問題ないことが多いので、各NPO・NGOのホームページなどを通じて、募集要項を確認してください。

なお、NPO・NGOへフライパンを送る際の送料は、寄付する側(送り主)の負担です。

寄付されたフライパンは、国内施設や発展途上国などに送られます。

いつフライパンを捨てる?判断するポイント

使用済みのフライパン

フライパンは、加工の種類や使われる素材によって、寿命が大きく変わります

また、扱い方もフライパンの寿命を左右しますので、以下で望ましい扱い方をチェックしてください。

フライパンの寿命の目安

主なフライパンの寿命は、以下の通りです。

● テフロン(フッ素樹脂)加工:1〜2年
● マーブル加工:1〜2年
● セラミック加工:1〜2年
● ダイヤモンド加工:2〜3年
● マーブル加工(8層加工):3年
● アルミ: 10年以上
● ステンレス: 10年以上
● 鉄:10年以上

コーティング加工されているフライパンは、1〜2年が寿命の目安です。

マーブル加工(8層加工)や ダイヤモンド加工はもう少し耐久性が高いですが、それでも3年程度が寿命とお考えください。

一方、コーティングされていないアルミ・ステンレス・鉄などのフライパンは、10年以上の使用が可能です。

ただし錆びつきに注意して、定期的なお手入れが必要など、手間はかかります。

捨てるタイミングの見分け方

フライパンを捨てるタイミングには、以下のようなものがあります。

● 表面のコーティングが剥がれている
● こびりつき・焦げつきが目立つようになる
● 持ち手部分がぐらつくようになる

コーティング加工されているフライパンは、コーティングが剥がれ、使用感が悪いと感じたら交換するタイミングと言えるでしょう。

コーティングが剥がれると、こびりつきや焦げつきの汚れが目立つようになり、調理しづらく仕上がりも悪くなります。

また、持ち手部分がぐらつくと、熱い油や調理品がこぼれ、やけどにつながる恐れもあるため危険です。このような場合は早急に、フライパンの交換を検討しましょう。

フライパンを長持ちさせるコツ

コーティング加工されているフライパンは寿命が短めですが、以下のような適切な使い方で、長持ちさせることが期待できます。

● 油を入れてから点火する
● 強火で使用しない
● 熱い状態で水をかけない
● 硬いスポンジやたわしでゴシゴシ洗わない
● フライパンへのダメージが少ないフライ返し・ヘラなどを使用する

上記はいずれも、コーティング加工に可能な限りダメージを与えない方法です。

実は、コーティング加工は高温に弱いため、弱火から中火での利用が望ましいです。焼き目を付けるなど強火が必要な場合は、最低限の使用にとどめましょう。

まとめ

不要になったフライパンを捨てる際は、お住まいの市区町村で定められたごみ捨てのルールを守る必要があります。

不燃ごみ、粗大ごみ、あるいは資源ごみなど、分別ルールを確認の上、適切な方法で処分してください。

大きなサイズのフライパンは粗大ごみ扱いとなるケースがあるので、フライパンのサイズも確認して処分するようにしましょう。

自治体のごみ回収に出す以外にも、フライパンの処分・捨て方には複数の方法があります。特に「未使用(新品)もしくは中古美品」のフライパンであれば、売れる可能性も高いです。

テフロンなどのコーティング加工が施されたフライパンは、2年前後で寿命を迎えますが、使い方によって長持ちさせることができるので、丁寧な扱いを心がけましょう。

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