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マウスパッドの洗い方とは? 汚れる原因や材質に合ったクリーニング方法を詳しく紹介

Moovoo編集部
最終更新日: 2024-08-15

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多くのパソコンユーザーが愛用するマウスパッド。使っていると少しずつ汚れてきますが、実は正しい洗い方さえ知っていれば、自分でクリーニングできることをご存知ですか。

今回は、マウスパッドの洗い方を素材別にご紹介。マウスパッドが汚れる原因や洗う際の注意点、寿命・交換時期などについても解説します。


▼ マウスやマウスパッドの役立つ情報を紹介

マウスパッドが汚れる原因

マウスパッドは以下のように、さまざまな汚れにさらされる可能性があります。

  • 手あか・皮脂
  • 髪の毛・フケ
  • 食べこぼし・飲みこぼし
  • 湿気

マウスパッドが汚れると、非衛生的なだけでなく、マウスの感度や反応が悪くなるケースもあるため注意が必要です。

マウスパッドの洗い方をチェックする前に、まずはマウスパッドが汚れる原因を知っていきましょう。

手あか・皮脂

通常、マウスは素手で操作するため、手や腕が頻繁にマウスパッドにも接触することになります。その際、手あかや皮脂がマウスパッドに付着してしまうのです。

手袋をしてマウス操作するといった以外で、予防することが難しい汚れと言えるでしょう。

髪の毛・フケ

髪の毛やフケは、衣服などの繊維くずと合わさり、ほこりの原因となります。
マウスパッド上にほこりが発生すると、カビなどの餌になり、繁殖の原因となる可能性が考えられます。

対策としては、普段から清潔さをキープしておくことが重要です。

食べこぼし・飲みこぼし

パソコンが設置されたデスクの上で飲食をすると、食べこぼしや飲みこぼしが、マウスパッドに付着する可能性があります。食べこぼし・飲みこぼしも、雑菌の繁殖やカビの発生の原因となります。

対策としてはパソコンデスクで飲食しないほか、素手で食べ物に触れた後は必ず、手を洗ってからパソコンに触れるようにしましょう。

湿気

パソコン使用中は手とマウスが密着した状態となり、湿気がたまりやすい環境と言えます。さらに、暑い季節などは手汗が直接マウスパッドに付着する可能性も高くなるでしょう。

対策としては、マウス操作中は、定期的に手汗を拭くことが大切です。

【素材別】マウスパッドの洗い方

マウスパッドは、製品の素材ごとに適切な洗い方が異なります。

ここからは、以下、6種類のマウスパッドについて、クリーニングに必要な道具と洗い方の手順を見ていきましょう。

  • 布系マウスパッド
  • プラスチック系マウスパッド
  • ジェル系マウスパッド
  • ガラス系マウスパッド
  • 金属系マウスパッド
  • ゲーミング系マウスパッド

布系マウスパッド

布型マウスパッドは、あまり汚れていなければ「粘着ローラーで表面のゴミを取り、ウェットティッシュで拭き取る」だけでもキレイになります。

それでも汚れが落ちない場合は、水洗いを試しましょう。

なお、水洗いすると、マウスパッドの使用感などが変化する可能性もあるため、飲みこぼしなどのひどい汚れを除き、できるだけ避けてください。

具体的な手順は以下の通りです。

【用意する道具】

  • 重曹(ぬるま湯1リットルに対して10g)
  • タオル

【洗い方の手順】
1. 40度前後のぬるま湯を準備。マウスパッドが臭う場合は重曹を混ぜておく
2. ぬるま湯にマウスパッドを浸ける
3. ぬるま湯につけたまま、マウスパッドの表面を指で洗ってゆく
4. 汚れが出た場合はぬるま湯を交換し、再度、手順1から繰り返す
5. 汚れが出なくなったら、ぬるま湯からマウスパッドを出し、タオルを優しく当てて水気を取る
6. 陰干しして完全に乾燥させる

プラスチック系マウスパッド

プラスチック型マウスパッドは、アルコール除菌シートを使用すると、変色の恐れがあるため注意しましょう。

変色の心配がないクリーニング方法は以下の通りです。

【用意する道具】

  • 粘着ローラー
  • ウェットティッシュ

【洗い方の手順】
1. 粘着ローラーでマウスパッドの表面に付着したゴミを取る
2. 最後にウェットティッシュで拭き取る

ジェル系マウスパッド

ジェル型マウスパッドは、多くの場合、ウェットティッシュでクリーニングできます。ただし、皮脂などが染み込み、臭いが取れない場合は、浸け置きが有効です。

ジェルの素材によっては浸け置きできないケースもありますが、水洗いが可能な製品については、以下の方法をお試しください。

【用意する道具】

  • 重曹(ぬるま湯1リットルに対して10g)
  • タオル

【洗い方の手順】
1. 40度前後のぬるま湯に重曹を混ぜたものを準備する
2. ぬるま湯にマウスパッドを浸ける
3. 30分から1時間ほど浸け置きする
4. 汚れが残っていたら、ぬるま湯につけたまま、マウスパッドの表面を指で洗ってゆく
5. タオルを優しく当てて水気を取る
6. 陰干しして完全に乾燥させる

ガラス系マウスパッド

ガラス系マウスパッドは、クリーニング中の落下などで、割らないようにご注意ください。

また、裏面などに滑り止め加工が施されているケースも少なくありませんので、加工を落とさないように注意して、以下の手順で洗いましょう。

【用意する道具】

  • ガラスクリーナー
  • 拭き取り用の布

【洗い方の手順】
1. ガラスクリーナーをマウスパッドの表面に吹き付ける
2. 乾いた布でしっかりと拭き上げる

金属系マウスパッド

金属系マウスパッドは、ウェットティッシュで拭くだけでもキレイになるケースが多いです。それでも汚れが残る場合は、皮脂汚れを落としやすいぬるま湯を使い、以下の方法をお試しください。

【用意する道具】

  • ぬるま湯
  • タオル

【洗い方の手順】
1. 40度前後のぬるま湯を用意する(蛇口からぬるま湯が出る場合はそれでOK)
2. 指の腹で優しくこするなどして、汚れを洗い落とす
3. サビの原因となるため、タオルで水気を完全に拭き取る

ゲーミング系マウスパッド

ゲーミング系マウスパッドは、使用される素材ごとにお手入れの方法が異なります。素材としてはゴムや布が多いので、ご紹介した洗い方を参考にお手入れしましょう。

ただし、ゲーミング系マウスパッドはeスポーツなどへの使用を想定し、特殊加工が施されているなど、通常の洗い方・ケアができない可能性があります。

お手入れに際しては、取扱説明書に記載された方法を守るようにしてください。

マウスパッドを洗う際の注意点

ここまで素材別でマウスパッドを洗う方法をご紹介しましたが、洗う際に共通する注意点があります。

注意点を守らないとマウスパッドを傷つけたり、性能を損なったりする恐れがあるため、しっかりと確認しましょう。

力強く洗いすぎない

マウスパッドを洗う際は、ウェットティッシュで優しく拭き上げ、指の腹を使いソフトにこすります。

力強く洗いすぎると、加工が剥がれたり、破損や変形につながったりする恐れがあるためです。

水洗いはケースに応じる

今回は水洗い(ぬるま湯を使った洗い方)もご紹介していますが、飲みこぼしなどのひどい汚れ以外では、マウスパッドの水洗いは極力避けたほうがよいです。

水洗いすると、マウスパッドの滑り具合が大きく変化する恐れがあります。そもそも水洗いできない素材・加工もあるため、注意が必要です。

マウスパッドを水洗いする際は、事前に説明書やメーカーへの問い合わせを通じて「水洗いが可能か」を確認した上で行なってください。

水洗いしなくてもよいよう、普段からウェットティッシュなどによるこまめなケアを心がけて、マウスパッドに汚れをためないようにしましょう。

ドライヤーの熱風を直接当てない

マウスパッドを洗った後の乾燥に、ドライヤーの熱風を使用することは避けましょう。ドライヤーの熱風を当てると、焦げ付き・加工の剥がれのほか、タンパク質汚れを固める原因にもなります。

マウスパッドの乾燥には、タオルや扇風機を使用したり、陰干ししたりする程度にしましょう。

マウスパッドの寿命・交換時期は?

マウスパッドの寿命は「変形・加工の剥がれ・破損などが見られ、使用感が変化した時」ということができます。

一般的に「1〜2年程度」がマウスパッドの寿命の目安です。

マウスパッドの具体的な交換時期は「滑りやすさ」から判断できます。

購入時のマウスパッドの表面は滑りやすい状態ですが、使用するうちにどんどん滑りにくくなり、使用感が悪くなるのことが一般的です。

仕事やゲームなどで長時間パソコンを使う方は、マウスパッドの消耗も激しく、半年程度の寿命となるケースもあります。

また、マウスパッドの裏面には、机上で滑らないよう、滑すべり止め加工が施されています。

しかし、歳月を重ねると滑り止めの効果が弱くなり、マウスと共に一緒にマウスパッドが動いてしまうなど、使いづらくなります。

このように、マウスパッドの「滑りやすさ」に問題が生じた時が、交換のタイミングです。

丁寧に使っていても寿命は来ますので、使用感が悪くなってきたら交換(買い換え)を検討しましょう。

マウスパッドを長持ちさせるコツ

最後に、できるだけマウスパッドを長持ちさせるコツをご紹介します。具体的には、以下4つのようなコツがあります。

  • マウスを叩きつけるように使わない

マウスパッドの破損や、滑り止めなどの加工が剥がれ落ちる原因となります。

  • マウスパッドの位置を固定する

置き場所を変える際に、裏面にほこりが付着し、滑り止めが効きにくくなる原因となります。

  • 定期的に汚れを落とす

カビなどの繁殖を防ぎ、良好な使用感をキープすることが期待できます。

  • シリコンスプレーで滑りを良くする

マウスパッド表面に吹き付けることで、滑りにくさの改善が期待できます。

まとめ

マウスパッドは日々、さまざまな汚れにさらされますが、素材ごとの洗い方を知っていれば自分でクリーニングすることができます。

洗う際は力を込めず、温風に直接当てないなど配慮してください。

マウスパッドには寿命がありますが、定期的に洗い、望ましい使い方を実践することで、長持ちが期待できます。

なお、今回ご紹介したマウスパッドの洗い方は、あくまでも一般的な例です。取扱説明書に書かれた洗い方・お手入れ方法を優先し、洗い方に不明点があれば、メーカーなどに直接問い合わせることをおすすめします。


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