ネジ締めのパワーを自動調整、スマート電動ドライバーペン「SES MAX」

「SES MAX」は70種類のネジ穴に対応し、制御ソフトウェアで正確なトルク（回転する力）調整が可能な電動ドライバーペン。

現在クラウドファンディングサイトKickstarterにて、693香港ドル（約12,788円）から支援購入が可能。「SES MAX」からBluetooth機能と自動調節モードを省いた「SES ULTRA」は459香港ドル（約8,470円）から支援購入が可能。

手首の回転でネジを締める方向を感知

「SES MAX」は複数のモードを切り替えられる。「Aモード」では、手首の回転方向によってネジを締める、緩める方向を切り替え、回す強さを自動的に出力してくれる。他に、トルクは1.0〜4.0kgf.cmの4段階のモードから選択できる。特許取得済みの技術により、電動モードで十分なトルクが得られないと、自動的に手動モードに切り替わる。30kgf.cmの手動モードと電動モードの両方があり、ひねるだけで、より強力に締められる。

Bluetoothでスマホアプリと本体を接続でき、4段階の各モードにそれぞれ1.0〜4.0kgf.cmのトルクを割り当てられる。設定した内容はドライバーに自動保存され、スイッチを切っても記録されている。アルミニウム合金製のボディで、頭部に4つのLEDライトを搭載。有機ELディスプレイ表示で、バッテリーは500mAhだ。

70種類のスチールチップ付き。ドライバー用延長チップ19本、一般的なビット46本、ナットドライバー5本、全長58mmのパワーチップ延長チップ1本で、これらでさまざまなネジ穴に対応できる。チップやビットはドライバーヘッドに磁力で吸着するため、ネジと一緒に脱落しにくいという。

本体とチップを収納できるケースもアルミニウム製で、USB Type-Cポートからボックス内で充電できる。本体を立てて保管できる充電スタンドのマグネット部分を通しての充電も可能。ケースの外側にはマグネットパッドが内蔵されており、小さなネジを使用する際に簡単にネジを固定できる。

本体の大きさは先端16.5 × 16.5(角丸形状)、高さ160mm、重さ62gと、持ち運びにも便利。カラーはブラックとスペースグレイの2色展開。

これ1セットあれば、DIYの幅も広がりそう。