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DJIより、30分以上も飛べる小型ドローン「Mini 3 Pro」が発表されました。同社のMiniシリーズ初のハイエンド機に位置づけられ、拡張バッテリーを使えば最長47分間も飛行可能です。
進化のポイント
「Mini 3 Pro」は4Kカメラ搭載の折りたたみ式ミニドローン。展開時はプロペラ込みで251×362×70 mm、折りたためば145×90×62mmとなり、重量は249g。カバンに入れても邪魔にならないサイズ感です。
小型ボディながら標準バッテリーで最大34分間の飛行時間を実現。拡張バッテリーを使えば最大47分間も飛行できます。なお、アメリカなどの諸外国では250g以上のドローンの飛行制限があります。拡張バッテリーを装着すると重量は合計で約289.5gになるので、外国で空撮する時は注意が必要です。
最大4K/60fps画質で撮影できるカメラには、1/1.3インチ CMOSセンサーを搭載。ネイティブHDR撮影に対応しているほか、カメラが90°回転する「縦撮り」ができるようになりました。
また、飛行中の障害物検知システムも強化され、前方/後方/下方の3方向にイメージセンサーと、ToFセンサーを搭載。高度操縦支援システム APAS 4.0をオンにすると、Miniシリーズ最高精度で障害物を回避して飛行できるといいます。
多彩なオート撮影モードを搭載し、被写体を自動でフレームに収めながら撮影する「フォーカストラック」機能や、機体が自動で動いて撮影する「マスターショット」機能など、初心者でもプロのようなカメラワークを実現します。
オプションとしてディスプレイ付きの新リモコン「DJI RC」も登場。スマホを取り付けずにドローンを操縦できる選択肢が増えました。最大8km先からのライブ映像をフルHD画質で受信可能です。
「内蔵リモートID」に対応予定
なお国内では、2022年6月20日から、航空法の一部が改正される予定です。これまで重さ200g未満の機体は「トイドローン」に分類され、航空法上の制限は受けませんでした。改正後は重さ100g以上に引き下げられ、該当する機体の登録が義務化されます。
また改正後は、機体に登録記号の表示が義務づけられるほか、飛行中の機体を識別できるように信号を発信する「リモートID」の搭載が必須になります。「Mini 3 Pro」はソフトウェアのアップデートで「リモートID」に対応予定としています。
リモートIDは飛行中でもドローンの持ち主を判別するためのもので、機体に後付けする送信機も販売されています。
「Mini 3 Pro」はアップデートにより、「内蔵リモートID」に対応予定。別途送信機を取り付ける必要なく、リモートIDを内蔵できる機体となるようです。
「Mini 3 Pro」の価格は92,400円(税込)から。拡張バッテリーの「インテリジェント フライトバッテリー Plus」は別売りで11,550円(税込)で、記事執筆時点では予約受付中となっています。
DJI