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「Print X」は組み合わせ次第で、A4対応のプリンターや3Dプリンターにもなるモジュール設計。しかも、本体は約6cmのコンパクトサイズで、ワイヤレスで使用できるから持ち運びやすいのが特徴だ。
将来的な拡張も見据えて、ラベルプリンターモジュールも開発中のほか、開発を手助けするSDK(ソフトウェア開発キット)も用意している。ユーザーのアイデア次第で、壁面アートを描いたり、3Dプリンターに組み込んでオブジェクトへ色を付けたりと、印刷機能を拡張できるのが魅力だ。
Redefine portable printing. Print X goes anywhere and lets you creatively realize your vision.
モジュール設計で、使い方いろいろ
基本となるプリンターと拡張パーツが分かれた構造で、モジュールの組み合わせにより、様々な印刷機として機能する。今のところはA4エクステンションパーツと組み合わせた、A4モバイルプリンターとしての使い方が主となるが、この設計であれば、予定しているラベルプリンターモジュール以外にも、新しい拡張パーツが追加されてほしいと願ってしまう。
未来へ向けた拡張性
冒頭で触れた通り、カスタムアプリを構築するために必要な、プログラムや技術文書をひとまとめにしたSDK(Software Development Kit/ソフトウェア開発キット)が用意されているため、開発の技術さえあれば、より高度なプリンターへと昇華できる無限の可能性を秘めている。
一般ユーザーには少しハードルが高いが、もっと簡単にカスタムアプリを作れる仕組みを提供するなど、メーカーが可能性を広げてくれることに期待したい。
サッと持ち出せる気軽さ・抜群の使いやすさ
プリンター本体の重さは140g、サイズはW59×D59×H58mmの軽量・コンパクト。軽くて持ち運びやすく、ハンディとA4プリンターの二刀流使いができる、携帯性と使い勝手の良さがポイントだ。
接続は、BluetoothとWi-Fiの2種類に対応。AndroidとiOSの専用アプリも用意されているため、ペアリングすれば、すぐに使い始められる。ちなみにインクはブラックとカラーの2種類あり、それぞれA4サイズで約150枚のプリントが可能。コンパクトにしては心強いインクの持ちだ。
モバイルプリンター技術が光る、これまでの実績
「Print X」の開発元であるEVEBOT社は、実は過去にもユニークなモバイルプリンターを発表しており、以前bouncyでも紹介してきたので、改めてリンクを掲載したい。
ペン型プリンター「PrintPen」:https://moov.ooo/article/5eb9f2041b05ee0697dd1fc1
ポータブルプリンター「PrintPods」:https://moov.ooo/article/5f2036f09683a82963a4ea34
「Print X」は通算3部作目に当たるが、上記2製品のアイデアがあってこそ、このモジュール型に行き着いたことが伺える。
クラウドファンディング中
「Print X」は、執筆時点でKickstarterにてクラウドファンディング中。 85ドル(約10,600円)から支援購入できる。発送は世界各国に対応し、お届けは2022年6月を予定している。
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未来へ向けた拡張性がワクワクを刺激して、色々なアイデアが浮かびそう。
仕事も遊びもこれ1台で完結できるから、気軽に持ち運んで何でもプリントしよう!
EVEBOT