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〈プロ解説〉テレビの安い時期はいつ?買い替え目安や選ぶポイントを紹介

コヤマタカヒロ(デジタル&家電ライター)
2022-09-08

2011年の地上波テレビ放送のデジタル化から10年以上が経ち、その頃に買い替えたテレビがそろそろ古くなってきたという家庭は多いのではないでしょうか。

近年は、高画質で映像を表現できる4Kテレビが普及し、さらに薄型でより引き締まった色と明るい映像表現ができる有機ELテレビも人気を集めています。

そこで今回はテレビの安い時期や買い替えの目安、おすすめ商品についてご紹介します。

デジタル&家電ライター
コヤマタカヒロ
白物家電やデジタルガジェットを中心に執筆活動を展開するデジタル&家電ライター。AllAboutガイドも務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための空間「家電スタジオ・コヤマキッチン」も用意。

テレビの安い時期、要点まとめ画像

テレビの安い時期、買い替えるならいつ?

テレビを購入するうえで押さえておきたいタイミングを3つ紹介します。

①6月・12月のボーナス時期が安い

店員と客

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テレビの場合、年に2回、大きな商戦期があります。それが6月と12月のボーナス時期です。

家電量販店やメーカーはこの時期により多くのテレビを販売するため、販売攻勢を仕掛けます。このため、ほかの時期よりも値下がりしやすく、交渉しやすいという利点があります。

コヤマタカヒロ

ポイント解説

買いたいテレビが特に決まっていない場合、ボーナス時期に値下がりしているモデルを選ぶのが安く購入するコツです。

②五輪やワールドカップ直前の年は買い時

テレビでスポーツ観戦

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テレビがよく売れるのは、オリンピックやサッカーワールドカップなど、世界的なスポーツイベントがある年です。各社、その年に向けて開発した意欲的な新モデルを投入します。

スポーツイベント開催年を目前に控えたボーナス商戦は最もテレビの買い時だといえます。

③新モデルの発表後も狙い目

テレビの陳列棚

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新型テレビの発表時期はメーカーやモデルによってバラバラですが、同じシリーズの場合は、毎年決まった時期に発表される傾向にあります。このため、特定のモデルが欲しい場合は、発表された時期を確認してモデルチェンジのタイミングを狙うのがおすすめです。

家電は発売直後が最も高く、モデルチェンジまでのあいだにゆっくりと値下がりしていきます。次のモデルが発表されたタイミングが最も値下がりしていることが多いので、発表を待つのも1つの方法です。

ただしこの方法は、人気モデルの場合、売り切れてしまうこともあるので注意が必要です。また、在庫が減ってくると希少価値で値上がりすることも。モデルチェンジ時を狙う場合、在庫のチェックは欠かせません。次のモデルに魅力がない場合も、値上がりのリスクがあります。

平均使用年数は10年、買い替え目安に

テレビを購入しトランクに運ぶ様子

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内閣府による消費動向調査(参考:令和3年3月実施調査結果)によると、2020年度に買い替えたテレビの平均使用年数は10年という結果がでています。買い替え理由の61.9%が故障です。

もちろんテレビの視聴時間が短い場合などには、12年、15年と長く使えることもありますが、10年が近づいてきたら買い替えの準備をおすすめします。

長年の使用による故障や不具合で多いのは、輝度(明るさ)の低下です。液晶テレビの場合、バックライトの光量が時間経過によって減少し、だんだん暗くなります。

また、画面の一部が表示されない、色がおかしくなるなどの表示不良もあります。こういった症状が出てきたら、新しいテレビへの買い替えを検討しましょう。

電源が入らない様子

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電源が入らないなどのトラブルなら、修理(基盤交換など)で直る場合もあります。ただし、購入してから時間が経っていると部品が残っていないこともしばしば。

また、基盤交換やパネル交換となると、買い替えるのと変わらない金額がかかることも多いので、修理を考える場合は事前に費用をしっかり確認しましょう。

ネット通販と家電量販店、どちらがお得?

テレビを購入するとき、価格だけを見れば基本的にネット通販がお得です。価格比較サイトの最安値はほとんどがネット通販ですが、ネット通販と家電量販店のそれぞれにメリット・デメリットがあります。

ネット通販で購入するメリット・デメリット

ネットショッピングのイメージ

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  • メリット:価格の安さ、最安値の商品を選べる便利さ
  • デメリット:設置・回収費用が割高な場合も

最大のメリットは安く購入できることです。店舗に足を運ぶ必要がなく、その時の最安値で購入できます。ただし、安い通販店は振り込みと代金引換払いのみなど、支払い方法が決まっていたり、設置や古いテレビの回収に対応していなかったりする場合があるため注意が必要です。

値段だけでなく、サービス面もチェックしましょう。設置・回収費用が別途かかり割高な場合もあります。

コヤマタカヒロ

ポイント解説

40インチを超える大型テレビは1人では設置できないので、人手がない場合は配送のみになっていないか確認しましょう。

家電量販店で購入するメリット・デメリット

テレビを買う人

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  • メリット:実際に商品を見比べて購入でき、長期保証も
  • デメリット:ネット通販に比べて割高になる場合も

最大のメリットは実際に商品を目で見て、試して納得してから購入できること。複数のテレビを見比べて選ぶことができるので、自宅に届いてからイメージが違うといった失敗がありません。

設置や回収などのサービスも充実しています。また、長期間のサポートに加入できるのもメリットです。価格面ではネット通販にかなわないことがほとんどですが、口頭での値引き交渉に対応してくれる場合も。また、ほかの家電などとあわせて購入すると安くしてくれることもあります。

コヤマタカヒロ

ポイント解説

このほか、独自のポイント制度やサポートなどが利用できるメーカー直営オンラインストアもあります。価格、わかりやすさ、サポートなど、重視する点を決めて購入する店舗を選びましょう。

液晶テレビ・有機ELテレビ、選ぶポイント

テレビの買い替えを考えたとき、選択肢となるのは普及している液晶テレビと有機ELテレビです。また、フルHD(2K)テレビにするか、4Kテレビにするかも選ぶ必要があります。それぞれの特徴と価格について解説しましょう。

フルHD液晶テレビ|40インチクラスが高コスパ

フルHD液晶テレビのイメージ

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最もお手頃に購入できるのがこのタイプです。30~50インチクラスまで選べますが、50インチだと解像度の低さのため、視聴距離によってはドットの粗さが見えてしまうこともあります。

40インチクラスまでは画質をそれほど気にせず視聴できて、4Kテレビに比べて価格を抑えられ、コスパに優れています。元々低価格なので、タイミングによる値段差はあまり大きくありません。

4K液晶テレビ|サイズアップしたい方におすすめ

ソニー ブラビア KJ-50X80J

40~70インチクラスまで選択できます。有機ELテレビと比べると価格が手ごろなのがポイント。発色もナチュラルで、昼間の明るい部屋でも鮮やかな映像を楽しめます。

買い替えを機に、サイズアップしたいといった場合におすすめです。65インチクラスが15万円前後から選べます。

4K有機ELテレビ|高画質・高コントラストを求めるなら

東芝 レグザ 55X9400S

主に48インチ以上でラインナップされている高画質テレビです。深みのある黒が表現でき、高コントラストで色再現性が高いのが特徴。近年値下がり傾向にはありますが、それでも同サイズの液晶テレビと比べると価格は1.5~2倍と高めです。

映画やスポーツ、ドキュメンタリーなどを、高画質・高コントラストな迫力ある映像で楽しみたいなら、有機ELテレビが適しています。

続いては、筆者が選ぶテレビ4選

編集部より)この章の商品は2022年3月に選定いただきました

コヤマさんおすすめ①
  • 東芝
  • タイムシフトマシン REGZA 55X9400S

  • 税込み196,822円(Amazon)
コヤマタカヒロ

おすすめポイント

高画質な専用高コントラスト有機ELパネルを採用したテレビ。独自開発の高画質化エンジン「ダブルレグザエンジンCloud PRO」を搭載し、地上波放送やネット動画をよりきれいに映し出せます。

6chのチューナーを内蔵。別売りのUSB HDDを接続することで6つの地デジチャンネルを、約80時間分まるごと録画できるタイムシフトマシンを搭載しています。
REGZA 55X9400S

筆者撮影

サイズ:幅123.4×奥行27.9×高さ73.8cm
画面サイズ:55V型
HDR対応:HDR 10+ ADAPTIVE/HDR 10+/Dolby Vision/HDR 10/HLG HDR
パネルの種類:4K有機ELパネル
コヤマさんおすすめ②
  • パナソニック
  • レイアウトフリーテレビ TH-43LF1

  • 税込み219,780円(Amazon)
コヤマタカヒロ

おすすめポイント

43V型のモニター部とチューナー部が分かれていて、無線で通信できるテレビ。モニター部は電源ケーブルだけが繋がっていて、スタンドにキャスターを内蔵しています。

リビングだけでなく、ダイニングや寝室など、宅内でモニター部を自由に動かして好きな場所でテレビを見ることができます。また、2TBのHDDを内蔵。4K番組の裏番組録画にも対応しています。
パナソニック レイアウトフリーテレビ TH-43LF1

「TH-43LF1」の機能を説明する公式動画がこちら

サイズ:幅98×奥行49.2×高さ118.2cm
画面サイズ:43V型
HDR対応:HDR10/HLG/Dolby Vision
パネルの種類:4K LED IPSパネル
コヤマさんおすすめ③
  • ソニー
  • BRAVIA KJ-50X80J

  • 税込み131,769円(楽天市場)
コヤマタカヒロ

おすすめポイント

4K液晶テレビのエントリーモデル。高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、色鮮やかな映像表現ができます。

Google TVを搭載し、数多くの動画配信サービスに対応。リモコンは音声操作で好きなコンテンツに素早くアクセスできます。

Chromecast built-inとApple AirPlay 2に対応し、スマートフォンの映像を画面に映すことも可能です。
ソニー BRAVIA KJ-50X80J

「BRAVIA X80Jシリーズ」の機能を説明する公式動画がこちら

サイズ:幅112.6×奥行28.6×高さ71.8cm
画面サイズ:50V型
HDR対応:HDR10/HLG/Dolby Vision
パネルの種類:4K液晶パネル
コヤマさんおすすめ④
  • ハイセンス
  • 4K液晶テレビ 43U7FG

  • 税込み57,980円(Amazon)
コヤマタカヒロ

おすすめポイント

10万円以下の低価格で購入できる43V型の4K液晶テレビ。高画質化機能として「NEOエンジン 2021」を搭載し、テレビ放送はもちろん、ネット動画も高画質化処理ができます。

また、低遅延のゲームモード搭載で、FPSやアクションゲームにも対応。テレビ画面のインターフェースとして独自開発プラットフォームVIDAAを採用し、自在にカスタマイズ可能です。
ハイセンス 4K液晶テレビ 43U7FG
サイズ:幅96.2×奥行19.4×高さ61.7cm
画面サイズ:43V型
HDR対応:HDR10/HLG
パネルの種類:4K ADS液晶パネル

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