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こんにちは、bouncy動画ライターの田所です!
最近街中でよく見かける電動キックボード。ナンバープレートをつけて公道走行している車体も増えてきました。
しかし、ナンバープレートをつけている車体=公道走行できるわけではないんです!
そこで、公道走行可能な電動キックボード「ZERO9」や、オフロードも走行できる電動キックボード「ZERO10X」を販売している、SWALLOWの金 洋国社長に公道走行可能な車両を見極める方法を聞いてきました。
確認すべきは保安部品
まず、公道走行可能な車体かどうかを確認するには、9つの保安部品があるかをチェックします。画像の機体は「ZERO9」です。
電動キックボードは原動機付き自転車(以下、原付)扱いのため、時速20km以上でる機体には下記の保安部品が揃っていることが必須です。
速度計や警報機など見た目ですぐに判断できる部品だけでなく、テールランプやナンバー灯が正しく点灯されるか確認する必要があります。
ナンバー灯は見落としてしまう可能性が高そうなので、きちんとチェックすることをお勧めします。
原付は物理ブレーキが2つ必要
物理ブレーキとは、自転車のように電力を使わないブレーキのことです。
電子ブレーキは、バッテリーが切れたら機能しないため、いざというときに非常に危険です。そのため、原付では2つの物理ブレーキの搭載が必須です。
以前私が乗ったドン・キホーテで購入できる電動キックボードは、片方が電子ブレーキだったため、実は条件を満たしていないものでした。
片方が電子ブレーキ、片方が物理ブレーキという形で流通しているものが多くあります。購入前には物理ブレーキが2つあるかきちんと確認が必要です。
ここで1つ疑問に思ったのが、片方が電子ブレーキの電動キックボードでもナンバープレートが付与されているということです。
実は整備不良の車体でも、ナンバープレートが付与されることがあります。
電動キックボードへのナンバープレート付与は、陸運局ではなく市区町村が担当しているため、車両を細かくチェックせずにナンバープレートが付与されているケースがあります。
つまり、「ナンバープレートをつけている車体=公道走行できる」ということではありません。
仮に片方電子ブレーキの車体でナンバープレートを付け公道走行していた場合、整備不良として違反切符を切られてしまう可能性があります。そうならないように、まずは公道走行可能な条件をよく確認し、判断できるようにしましょう。
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電動キックボードが、新しい区分の乗り物として公道を走る日も近いのかもしれないです。私は非常に楽しみです。