VAIOとMouse Proの2台PC使い分け!カメラマンとチーム育成をこなす小山さん
目次
となりのMyデスク
リモートワーク、在宅ワークが定着し、まもなく1年半。PC周辺機器や快適チェアも選択肢が広がる今、となりのあの人はどんな組み合わせでどんな商品を使っているのか気になりますよね。この連載ではユーザーのお部屋や仕事場所を訪ねて、新様式時代のワークスタイル実践ポイントを紹介します。
一覧を見る今回のおとなりさんははいチーズ!の小山さん
研修担当としてはいチーズ!のカメラマン育成にも携わり、月に数回は自身も保育園や幼稚園へ撮影に行くなど、現役カメラマンとしても活躍中。
小山さんが勤務する千株式会社では、子育て世代の社員を応援する施策として2019年から、希望に応じていつでも在宅ワークが選べる制度が整っていたそう。
この春から育休明けで復帰したこともあり、週4回ほど自宅からリモートワークで仕事をこなしています。
メインの業務はカメラマンの手配で、月に1,000件以上行われる幼稚園・保育園での撮影に対応するために、全国のカメラマンとメールや電話、オンライン会議でやり取りをしています。
また、月に2~3回は自分がカメラマンとして撮影もしているので、撮影した写真の編集作業は自宅で行うことが殆ど。
「夫婦ともにリモート中心でリビングワーカーなので、ダイニングを挟んで仕事をしている時間が長い」と話す小山さん。
どんな環境でリモートワークをしているのか?詳しく話を聞いていきます。
小山さんのリモート環境をチェック
項目 |
内容 |
---|---|
自宅で行う作業 |
オンライン会議、メール対応、電話、写真編集 |
リモートワーク頻度 |
週4日、毎週木曜日は出社してチームで会議 |
PC |
業務用のMouse Proは普段の作業で使用。 |
ヘッドホン |
以前使っていたiPhone Xに同梱されてきたAppleのEarPods with Lightning Connectorを継続中 |
マウス |
ロジクール M235R ワイヤレスマウスと富士通の有線マウスを使用 |
スマホ |
iPhone 12の6.1インチディスプレイ。撮影現場で写真の確認にも使うので、画面の大きいスマホは必携 |
カメラ |
Nikon D5、サブ機としてNikon D700。カメラはニコン派でずっとニコンを愛用中 |
椅子 |
MTG ボディメイクシートは腰痛対策として、時々使用 |
普段はダイニングテーブルに会社支給と職種への個別支給のラップトップPCを2台並べて置いて作業をしているという小山さん。
「そもそも、ダイニングテーブルでのリモートワークに限界を感じているので、仕事用のデスクが欲しいな…」と、改善ポイントについても話してもらいました。
こだわりポイントは「2台のPCを使い分け」
小山さんはカメラマン手配と写真撮影という、性質の異なる2つの業務を担当しているので、PCもそれぞれの作業にあわせた製品を使っています。
撮影写真の編集はサクサク動くPCで
職種に支給されるPCはVAIOのFit 15シリーズを使っていますが、決め手となったのは画面の大きさ。
本体は大きさも重さもしっかりめですが、画像編集にはディスプレイの大きさが求められるので、15.5インチの大きめフルHD液晶は自宅での編集作業に適したサイズと言えます。
学生時代から使用していたPCが一般モデルだったため、画像編集をすると動作が重くなりがちに。毎回、撮影では1,000枚以上の写真を撮るので、編集ソフトもサクサク動くようにバージョンUPしました
AdobeのLightroomやPhotoshopといった編集ソフトでも動作が重くならないように、CPUはCore i7を入れて、メモリもめいっぱい積んでいます。
「クリックひとつで次の写真が出てくるので、編集作業をストレスフリーにすることは大切なポイント」と、小山さん。
普段の業務は会社PCでセキュリティ対策
会社支給のPCはマウスコンピュータのビジネス用モデル「Mouse Pro」。
業務では園児や保護者の情報、各園の行事といった機密情報を扱っていることもあり、会社PCにはしっかりとセキュリティ対策がされています。
社指定のセキュリティソフトやチャットツールを使うので、連絡業務や社内の資料作成にはMouse Proをメインで使っているそう。
オンライン会議はGoogle meetをメインで使い、社内のやり取りはSlackで業務連絡。
資料や書類はGoogle Driveで一元管理されているので、ネット環境さえあればMouse Proでも問題なく仕事が進められます。
iPhone 12は撮影現場の強い味方
スマホはiPhone 12の6.1インチモデルを愛用中で、以前はiPhone 10Rを使っていたので、大きめ画面のスマホはこれが2代目。
いつも、撮影現場への移動中にスマホで以前撮影した写真をチェックして、構図や売れ筋のカットを確認しています。スマホでも大きいフルスクリーン搭載なら、写真を大きめの画面に表示できるので、現場にわざわざPCを持っていく必要がなく重宝していますね!
仕事の相棒は長年ニコンの一眼レフ
仕事ではNikonのD5をメインで使い、故障やトラブルの時にはサブ機として使い慣れたNikon D700を使っています。でも、プライベートはもっぱらiPhone 12です(笑)
カメラマンの小山さん曰く、ニコンの一眼レフは色合いが鮮やかでパキッとした写真になるので、カメラはニコン派!と言い、10年近くニコンのカメラを使い続けています。
「子供は3人とも小さいので、一眼レフを出している時間がありません。iPhoneでも十分キレイな写真が撮れます」と、スマホのカメラは実力ありとの評価でした。
改善点はワイヤレス化と専用デスクの新設
オンライン会議ではEarPodsを使っていますが、マイクは口元から離れたリモコン部に内蔵されているので集音性に不安を感じているよう。
普段から夫婦で向かい合って同じダイニングテーブルで仕事をする時間が長く、オンライン会議の時間が重なると、お互いの声が漏れていないか気になるので、高性能なマイク付きワイヤレスイヤホンに買い換えるか悩み中
また、Mouse Proではロジクールのワイヤレスマウスを使っているのに、VAIOには富士通の有線マウスをつないでいるので、有線特有の取り回しの悪さも課題に。
「イヤホンとマウスをワイヤレス化することが今後の改善したいポイントです」と小山さん。
リビングに置かれたテーブルとチェアでは高さも硬さも調節できないので、快適さを求めたいところ。
今はMTGのボディメイクシートで腰痛対策をしていますが、そもそも、リモートワーク用のデスクとチェアが必要では?と考え始めています。
小さなデスクの購入も検討しましたが、PC2台を置いてマウスをがしがしと動かして編集することを考えると、サイズ感で悩んでしまいます。
「長女が来年には小学校に入るので、2人で共同で使えるデスクを検討中」だそうで、リビングワーカーの環境が整うのはもう少し先になりそうです。
まとめ:専門職は作業に適したPCでストレス軽減
小山さんのリモートワークでは業務と編集作業で、それぞれの用途に合わせた「PCの使い分け」がポイントだと分かりました。
また、PCも手持ちのモデルのCPUやメモリを増設することで、より使いやすくバージョンアップすることも今できる改善方法のひとつです。
さらに、生活の場所だった自宅が仕事場を兼ねることで、見えてくる課題もみなさん経験があるのでは?
今後も【となりのリモートオフィス】では、リモートワークを快適にするアイディアを紹介していくので、ぜひご期待ください!
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