【4機種のレビューあり】iPad用マウスおすすめ10選 使用環境に最適なマウス選び
iPadとマウスを接続してポインタで操作してみましょう。PCと同じように操作できるのでタッチパネルが苦手な人にはおすすめです。
本稿では複数のマウスをiPadと接続して、その使い勝手をレビューします。おすすめ商品も紹介するので、参考にしてください。
目次
iPadにマウスを接続する方法
iPadとマウスを接続するには、Bluetooth対応のワイヤレスマウスが必要です。2.4GHzワイヤレスや有線マウスを接続したい場合は、ひと手間かけてUSBコネクタを変換する必要があります。
Bluetoothマウスは安価です。種類を選ばなければ変換コネクタと同じくらいの価格で手に入るので、あえて変換してまで使うメリットに乏しくおすすめはしません。
またiPadについても大抵のものは使えるはずです。現在のApple公式ホームページにスペックの記載のある、最も古いiPadは2017年発売の第5世代ですが、既にBluetoothに対応しています。
つまりその後にリリースされた第6世代、第7世代を含むすべての種類のiPadやiPad mini、iPad Pro、iPad Airは、Bluetooth対応しています。
2017年以降に購入したiPadなら、例え中古であってもiOSさえ最新にアップデートされていて故障していなければ、iPadが原因で接続できないようなことはないはずです。
Bluetooth接続可能なマウスが用意出来たら、あとは簡単です!
設定アイコンから、Bluetoothをオンにします。
そしてマウス側の電源をオンにすると、自動的にマウスが検出されます。この時マウスが表示されない場合はマウス側に接続ボタンがあるはずなので確認してください。
マウスが表示されたら後は接続を選択すればOKです。ポインタが表示されればマウス操作が出来るようになります。
同期したけど反応しないとか、ポインタが動かない場合は一度切断してからやり直すか、テーブルをチェックしてください。机の材質によっては高度なトラッキング精度が求められるので、光沢があるデスクなどの場合は場所を変えてテストしましょう。
特にガラステーブルだと最高品質の4kdpiの精度が求められるので、中には使用できるものもありますが、ほとんどのマウスは使えないでしょう。
接続をカットする場合は、Bluetoothをオフにすればいいだけなので難しいことはありません。それでは実際に実機4つを使ってレビューします。
iPad用おすすめマウスを使ったレビュー①「ロジクール M350」
1つ目は、PC周辺機器の大手、ロジクールのM350です。
書類などと一緒に鞄に入れておける薄型マウスなので、持ち運びに向いています。中央に手のひらで抑える出っ張りがないので若干手に収まりづらい面がありますが、慣れれば不便を感じない程度です。
大抵のマウスは右利き用に設計されていて、左側面がえぐれていたり、サイドボタンが配置されているものですが、M350は左右対称なので右利き・左利きを問わず使えます。
また静音仕様ということでカチカチ音がありません。左右のクリックが若干浅いですが、特に違和感なく使えるでしょう。鞄の中に入れっぱなしにしておくのに向いています。
iPad用おすすめマウスを使ったレビュー②「ロジクール M585」
引き続き、同じロジクール社のM585の実機を触ってみます。
非常にオーソドックスなタイプのマウスです。手のひらにちょうど収まるくらいのサイズで、必要な機能はおおよそ全て揃えています。
マウス中央のスクロールホイールを使った上下左右の画面スクロールと、左側面の2つのボタンによるブラウザの操作が基本的な付帯機能ですが、カスタマイズで更に5つの機能を割り振ることが可能です。
機能面でも質感でも文句ないクオリティです。携帯用、あるいはiPad用ではなくメインPCでの仕様にも耐えるおすすめのマウスです。
ただし個人的に最も気に入ったのは機能ではなく、質感でした。複雑なコマンド設定ができるだけならゲーミング用にいくらでもあります。
しかしM585の卵のからにも似た程良くザラっとした表面処理が気持ちよくて、握ると癖になるのです。マウス上面はツルっとした加工なのですが、側面だけざらっとした処理になっているのです。
iPad用おすすめマウスを使ったレビュー③「ロジクール ERGO M575」
3つ目は、ロジクールの大型のマウス ERGO M575です。
ERGO M575は、親指でトラックボールを操作しながら使うタイプのマウスです。本体をいくら動かしてもポインタは反応しませんが、それが長時間使用の際に手首や肘、肩の負担を減らしてくれるのです。形状も人間工学に戻づいており、非常に手に馴染みます。
特に素晴らしいのは左右クリックです。ボタンが大きく手に馴染むのでクリックを連打しても指が疲れにくくなっています。小型のマウスだとどうしてもボタンがマウスの先端にしかないので指先を酷使しますが、大型のマウスは指の付け根でもクリックできるので楽なのです。
またBluetoothの検出も早く、付帯機能も非常に高性能です。サイズが大きいので持ち歩くにはかさばりますが、じっくり腰を据えて作業するのなら心強い味方となるでしょう。
作業ポジションがしっかり決まっている人におすすめのマウスです。
iPad用おすすめマウスを使ったレビュー④「エレコム M-BY10BRBK」
4つ目は、エレコムのM-BY10BRBKです。
こちらは小型のマウスで非常に軽いのが特徴です。Bluetoothペアリングの際はマウス裏にあるペアリングボタンを3秒押しっぱなしにする必要があり、初回接続時だけは検出がやや遅かったです。
ただし一度接続して登録してしまえば、次からは難なく接続できるのでBluetoothが弱くて繋がりづらいということはありません。
包装が箱ではなく樹脂パックに入っていることから分かるようにコスパに優れており、左右対称なので左利きでも使えます。
持ち歩きたいけれど薄いマウスは使いづらい、とりあえず使い道は決めていないけど予備として鞄に放り込んでおく、という気軽な使い方ができるマウスです。
その他おすすめのマウスを紹介!
実機レビューした4つ以外にも、下記のマウスがおすすめです。
5つ目は、エレコムの薄型マウスです。やはり静音仕様となっており外出先での仕様を前提とした設計になっています。
戻る(バック)ボタンがスクロールホイールの下についているので、ブラウジングの役に立つでしょう。
引き続きエレコムのマウスですが、これは他社に類を見ないユニークな仕様になっています。クリップタイプなのでモニターに挟み込んで置くことができるのです。
また小さく畳めるので、薄型とは違うコンセプトで小型化を図っています。充電式なので電池を不要としているのもサイズダウンの一環でしょう。
こちらは一目で分かるAppleの純正品です。スティーブ・ジョブスが傾倒していた禅をイメージしたかのようなシンプルな薄型一体型ボディは、洗練の極みです。
ただしスクロールホイールやサイドボタンはありません。携帯性とデザインにリソースを全てを割り振っているかのようなマウスなので、純正品で揃えたい人は検討してください。
8つ目はPC周辺機器で有名なサンワのモバイルマウスです。こちらは平たく伸ばすことで携帯性を向上させており、使う際は手の平のアーチに合わせられるよう折り曲げて使います。
6つ目に紹介したエレコムのM-CC2BRSWHは折りたたんで収納するので、まるで逆の発想ですね。やはり平たいマウスは使いづらいと感じる人が一定数いるので、使うときに立体になったほうが理にかなっているという面もあるのでしょう。
左右対称なので左利きの方にもおすすめです。
引き続きサンワのマウスです。こちらも独自の視点でコンパクト化を志向しており、なんとサイズそれ自体を小さくしています。
まるでドラえもんのスモールライトを照射したかのような縮小サイズなので、手のひらに収まってしまいます。大人なら指2本で摘まみ持ちして使うのが適当でしょう。
薄型というよりも小型というのがふさわしいマウスなので長時間の使用には向きません。短時間の作業の効率化におすすめです。
最後に紹介するのは再びロジクールの製品です。こちらは携帯性やコストは考慮せず、ひたすらマウスとしての機能を追及したハイエンド製品です。
ガラス面でもトラッキング可能というのは驚きですし、超高速スクロールは大量の表計算データやテキスト編集に役立ちます。
またPhotoshopなど、9つの有名ソフトに対応したショートカットキー機能を盛り込んでいるので徹底的に作業効率化に特化しています。
メインPCでのあらゆる作業はもちろん、iPadで動画編集するなどの場合にも役立つでしょう。
まとめ
以上、合計10個のマウスを紹介してきました。マウスの使い勝手を追及すると、最終的には質感とショートカットボタンに辿り着きます。
自分の手に馴染み、意図した操作が瞬時に実行できるマウスが良いマウスというわけです。iPadで使う場合は、携帯性と合わせて何のためにiPadとマウスを同期したのか、という目的が重要になります。
スクロールやタップするだけならタッチパネルのフリック入力だけでも十分だったはずなので、やはりiPadをモバイルPC代わりにして何らかの作業をしている時にこそマウスは役立つものです。
本稿が使用環境に最適なマウス選びのお役に立てれば幸いです!
※価格はいずれもAmazonの2021年6月時点のものです。
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