ダイソンの驚き7万円デスクライト、快適さを徹底検証【奈津子のトクする家電ダイアリー】
家電女優の奈津子です。
今回は在宅ワークを快適にするDyson Lightcycle Morph (ダイソンライトサイクルモルフ)デスクライトを1ヶ月ほど使用したレポをお伝えします。
今回、着目したポイントは以下の3点です。
- 用途(使用の幅広さ)
- LEDライトのスペック
- 独自の付加価値
ちなみに驚くなかれ、本製品は税込72,600円!。その価値があるのか、誰もが知りたくなる強気なお値段設定ですよね。一般的なデスクライトとは何が違うのか、高級な理由は一体どこにあるのか、検証してみました。
検証①用途:1台で4役!シーンに合わせて空間を演出
まずダイソンライトサイクルモルフは、通常のデスクライトと比べて独特のデザインと、それにともなう高い汎用性が大きな特徴です。
可動域の広いアームと、上下に回転できるヘッドによって、なんと1台4役の役割を果たします。まずはその4役をご紹介します。
ツヤ消し加工が施された支柱には細かな穴があいていて、そこから放たれる光がリラックスしやすい空間を演出。細かな穴があっても強度を保つよう、防護盾にも使用される丈夫なポリカーボネートが使われているというから驚きです。
全体的に、それまで使っていたドンキで買った2千円台のデスクライト(写真手前)よりも何だかオーラが凄いぞ……!
我が家にはオシャレなアート作品がないため、スポットライトとして使うことはありませんでしたが、タスクライトの威力が特に凄まじいんです。
検証②LEDライト:光量・調光が優秀!自然光を再現
使ってみると、実際LEDライトは超優秀だと感じました。
パワフルな光量によって影ができづらく、手元のキーボードや文字が鮮明に見えるので、作業効率がぐっと向上。自分の作業周りだけがまるでステージ上のように輝いている感覚で、クリアな意識を保って仕事がさばけ、眠気や雑念も和らぐように感じられました。
なお、ダイソンいわく、従来のLEDでは劣化により光が変色してしまうことが多かったそう。しかし本製品では「人工衛星にも利用されている冷却サイクル」を採用したことで、本体へのダメージを回避して光の質をなんと約60年間も維持できるとのこと。
壮大なスケール過ぎて実証は難しいですが……良質な光が長持ちするのは安心ですね。
ヘッドには6基のLEDを搭載していて、暖色から寒色まで幅広い調光に対応。ただ、一般的なデスクライトはスイッチ類が土台部分にありますが、本製品では本体上部のボタンをスライドして調節します。
この点、はじめは操作に慣れが必要でしたが、3~4日も経てば自然に扱えるようになりました。
さらに独特な機能として、時刻やGPS情報をもとに60秒ごとに自然光をトラッキングして、外の自然光を再現してくれるシンクロ機能を実現しています。
ふとした瞬間に「お昼時になったんだな」とか「そろそろ日が暮れるんだな」と感じ取れて、一日中家でカンヅメの日でも体内リズムが整い、健やかな気持ちになることができました。
ちょっと大袈裟かもしれないけれど太古から受け継がれる人間の本能って侮れないんだなと、太陽光が変化するリズムの重要性を実感しましたね。
検証③独自の付加価値:USBポートや専用アプリも
本製品の黄色みのある光は、リラックスタイムに最適。
しかし、このライトの魅力は光だけではありません。
専用のDyson Linkアプリと接続すると、学習・作業・起床・リラックス・留守番などそれぞれのシーンに最適な照明へワンタッチでパーソナライズが可能。確かに、光量や色味を自身でいちいち調節しなくても済むのは、とてもラクでした。
点灯・消灯のタイミングをスケジュール設定する事もできるので、寝室に置けば快適な入眠と起床に光を利用することができます。
人感センサーも優秀で、デスクスペースから台所へ飲み物を取りにいくような短い間にもちゃんと消灯。戻れば即座に点灯してくれて省エネ性能の高さに感心しました。
パワフルな光で持ち主の仕事へのモチベーションを上げてくれたり、必要がない時は消えたり、時間の感覚をマネジメントしてくれる感じは、なんだか有能な秘書みたいでしたよ。支柱にあるUSB給電ポートから、スマホやタブレットを充電できるのも便利です。
とはいえ、アームを折り畳んだ状態でも高さ523mm×幅414.4mm×奥行き200.2mmと大きめで、重さも3.5kgあって気軽に動かせるサイズではありません。使いたい場所にそれぞれ1台ずつ置くのが理想的で、置き場所をそれなりに確保する必要があります。
また従来のデスクライトとは一線を画す高性能さゆえに、自分の生活にマッチした使い方を模索するのには、ある程度の慣れと探究心が必要でしょう。
結論:7万円の価値を感じたポイント
置き場所の問題をクリアして使いこなせるかどうかは別として、検証結果としては“約7万円の価値はある”というのが今回の結論です。
個人的には「これまでの怠けグセは全て、最適ではない光のせいだったんじゃなかろうか…?」そう感じるほどに、本製品を使っての在宅ワークは、はかどりましたね。原稿も何本も書いちゃったし、PC画面越しで取材を受ける時には良い感じで美肌効果もあって良かった。
まだまだ在宅時間はコロナ以前よりも増えていると思うので、在宅ワーク時の集中力や生活リズムにメリハリをつけたい方には是非おすすめしたい家電です。
以下のYouTube動画では照明の可動域や光の感じについて、より詳しく解説しているので是非ご覧になってみてくださいね。
以上、奈津子でした。
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