レバテックキャリアの評判とは?特徴やメリット・デメリットも解説
転職エージェントは転職サイトと違い、転職エージェントの担当者が応募者と企業の間に入り、応募者の転職活動を求人紹介から内定までをトータルでサポートしてくれるサービスです。
国内には大手から中小転職エージェント、業界特化型などさまざまな転職エージェントがあるなかで、ITエンジニアやデザイナー・WEB関連の転職に特化した「レバテックキャリア」という転職エージェントがあります。
IT業界を希望している転職者であれば、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
転職エージェントを利用する前には公式サイト上だけではわからない、利用者のリアルな声も気になるかと思います。
そこで今回は、レバテックキャリアの評判について調査してみました。また、特徴やメリット・デメリットについてもご紹介していますので、ぜひ登録・利用を検討している人は参考にしてみてください。
- レバテック株式会社
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レバテックキャリア
- 登録・利用は無料
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ITエンジニア・デザイナーに特化した転職エージェント
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IT業界に特化した転職エージェントであり、90%という内定率の高さが特徴。ITエンジニアやデザイナー、クリエイターやディレクターなどさまざまな職種の求人も取り扱っており、幅広い年代層の人にご利用いただけます。
レバテックキャリアの特徴
レバテックキャリアは2017年8月に設立されたレバテック株式会社が展開するIT業界専門の業界特化型転職エージェントであり、エンジニアやデザイナー、WEBディレクターなど、IT業界のありとあらゆる職種を網羅しています。
レバテック株式会社は他にもフリーランス専用のエージェントである「レバテックフリーランス」や「レバテッククリエイター」、企業からスカウトが受け取れる「レバテックダイレクト」、未経験者のプログラミングスクール選びから就職支援まで行う「レバテックビギナー」なども展開しています。
そんなレバテックキャリアの特徴は以下が挙げられます。
1.ITエンジニアやクリエイターの転職に特化したサポートを展開
レバテックキャリアはIT業界のエンジニア、デザイナー、プログラマー、ディレクター、クリエイターなどのありとあらゆる職種の求人を保有しています。
さらにエンジニア特化のエージェントとして15年のノウハウを活かし、さまざまな年代の求職者に対してのサポートが可能です。
求人の年収も幅広く、実際の求人検索では下限が400万円から900万円まで設定して検索をすることができます。なかには年収が1,500万円代のものも含まれているため、キャリアアップをしていきたい求職者にも対応しています。過去には320万円も年収をあげることに成功した求職者もいるほどです。
20代の若手から40代の管理職まで多くの年齢層に支持されており、IT業界を目指しているのであれば登録が必須と言えるでしょう。
2.充実したサポートによる内定率の高さ
レバテックキャリアの充実したサポート体制により、90%という内定率の高さが体現されています。具体的なサポートの内容は以下が挙げられます。
- 「強み発見テクニカルヒアリング」という、求職者自信が気づいていなかった強みを引き出し、企業が欲しいスキルに合わせた推薦状を提出
- キャリアアドバイザー、もしくは現役エキスパートエンジニアによる、企業に合わせた職務経歴書の添削サポート
- 過去の質問や不採用理由などが企業ごとにまとめられたオリジナル資料を保有。企業の採用担当者に刺さる応答を教えてくれる
- 模擬面接によって企業ごとに対策が可能なので、求職者自身の弱みを克服した状態で本番に挑むことができる
さらに、キャリアアドバイザーは業界に精通しているので、最新情報や業界の動向なども交えながら最適な提案ができる点も求職者にとっては嬉しいポイントです。
3.豊富な求人数
求人への応募にはレバテックキャリアへの登録が必要ですが、レバテックキャリアの公式サイトには、11,000件以上の公開求人が掲載されています。
さらにレバテックキャリアは全体の80%が非公開求人のため、非常に多くの求人を保有していることもわかります。
非公開求人とは、企業が「採用活動を知られたくない」「応募人数からプロジェクト内容を推測されたくない」などのさまざまな理由で、公式サイトや求人まとめサイトに掲載されていない求人を指します。
非公開求人はレバテックキャリアと面談後に、キャリアアドバイザーが求職者にマッチしそうな求人を厳選して紹介してくれるので、マッチング率が高い点が特徴です。
レバテックキャリアのメリットとデメリット
次に、レバテックキャリアを利用する求職者のメリット・デメリットについて、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。
レバテックキャリアのメリット
レバテックキャリアの利用によって求職者が得られるメリットは以下が挙げられます。
1.個別転職相談会へ参加可能
レバテックキャリアの利用は「情報収集がしたい」「今は転職を考えていないけれども、良い求人があれば転職したい」という人でも利用が可能です。
また、レバテックキャリアでは個別面接相談会という、求職者の転職に対する悩みをマンツーマンで無料相談できるカリキュラムも展開。「初めての転職」「市場価値を知りたい」「キャリアアップを目指す転職」のようなトピックで開催されているので、さまざまな属性の人が相談会に参加することができます。
平日は21時まで、土曜は17時まで受け付けているので、日中の仕事が忙しい人でも安心です。現在は、電話やオンライン面談でカウンセリングを受け付けているので、オフィスに足を運ばなくて良いのも嬉しいポイントです。
2.入社前に求人票だけではわからない情報がわかる
レバテックキャリアでは担当者が年間で累計3,000回以上企業訪問をし、現場のプロジェクトマネージャーやメンバーとヒアリングを実施しています。そのため、キャリアアドバイザーが実際に見聞きした情報を求職者に提供することが可能です。
特に、マネジメント方法や職場の雰囲気、チームのスキル感、残業の有無など求人票だけではわからない情報や、同社は業務委託や派遣事業も行っているので、開発現場からの生の声も情報として求職者に伝えることができます。
また、同社には企業のインタビュー記事も掲載されているので、求職者の希望している企業がインタビュー記事にある場合は選考対策が考えやすくなるうえ、企業の中の人の想いがわかるので安心です。
3.転職活動に役立つコラムが豊富
レバテックキャリア公式サイトには、求職者に役立つコラムが豊富に掲載されています。例えば、転職成功者インタビューや企業インタビュー、スキルアップ記事などが挙げられます。
特にスキルアップ記事では「履歴書・職務経歴書の書き方」のような転職時の基本的な知識をまとめたものから、IT業界に関連したおすすめの資格や言語についての記事も掲載されていますので、専門職の人にとっても有益な記事が掲載されています。
業界特化の転職エージェントだからこそ、信頼性や権威性の高い情報発信ができると言えるでしょう。
レバテックキャリアのデメリット
メリットがある一方で、デメリットもありますので、両者を総合的に判断して利用可否を決めましょう。レバテックキャリアのデメリットは以下が挙げられます。
1.全くの未経験者は利用ができない
全くの未経験者というのは「今までIT業界に触れたことがなく、ゼロからエンジニアへの転職を考えている」などの人を指します。この場合は、会員登録時に入力したメールアドレス宛に「紹介できる求人がない」旨のメールが届きます。
20代の若年層であればポテンシャルを活かして「レバテックルーキー」という同社が展開するサービスを利用して転職できる可能性もありますが、それ以外の年代の人では利用を断られてしまう点はデメリットと言えるでしょう。
一方で「IT業界にいたが、その職種は未経験」という場合は問題なく利用できるでしょう。
2.選考対策は希望者のみ
選考対策はレバテックキャリアに申し込んだら自動的に行ってくれる訳ではありません。キャリアアドバイザーとのカウンセリング後は、求人紹介から選考の流れになりますが、書類添削を希望しない場合は、多少の修正はあっても応募書類をそのまま提出されてしまう可能性があるので注意が必要です。
面接対策についても同様であり、初めての転職で不安な人は事前に選考対策の希望をキャリアアドバイザーに伝えておくことが重要です。
3.地方の求人は少ない
レバテックキャリアの取扱求人は主に、東京が8割を占めています。公開求人約11,000件のうち、東京の求人は8,300件ほどあり、大阪が1,100件ほどでしたので、地方の求人の取扱が少ないのが現状です。
そのため、地方での転職を考えている求職者はそもそも求人数が少ないため、競争が激しくなり転職難易度も上がってしまうでしょう。
もし、地方での転職を考えている場合は大手総合転職エージェントか、地域特化型の転職エージェントの利用をおすすめします。
レバテックキャリアの利用の流れ
レバテックキャリアの利用の流れは以下の通りです。
1.WEB上で無料登録
公式サイトの「無料で申し込む」をクリックすると、画面が遷移しますので、希望条件や個人情報を入力していきます。
1分ほどで入力が完了するので、担当者からの連絡(3営業日以内)を待ちます。
2.カウンセリング
担当者よりメールの返信が来次第、カウンセリングの日程調整をし、キャリアアドバイザーとの面談になります。現在は電話やオンラインでの面談が中心となっており、直接オフィスに向かわなくて良いので安心です。
マンツーマンでのカウンセリングになるので、些細な不安や質問も親身に回答してくれます。面談終了後は、早ければその日のうちに求人紹介が可能です。
3.求人紹介
面談後には20件ほど担当者からメールにて求人票が送られてきます。希望求人はキャリアアドバイザーに連絡をすることで応募が可能です。
4.書類選考及び面接
応募企業が決まり次第、書類選考からのスタートとなります。選考対策を希望することで、履歴書・職務経歴書の添削や模擬面接といった対策を受けることができます。
また、面接終了後にも志望度に応じて伝えきれなかったことがあればキャリアアドバイザーが先方企業に対して伝えてくれるので、この点もエージェントを利用した転職活動のメリットと言えるでしょう。
5.内定・入社
内定を獲得次第、入社日の交渉や退職時のアドバイス、ひとりでは言い出しづらい年収などの条件交渉もキャリアアドバイザーが代行してくれます。
また、入社後半年間はレバテックキャリアのサポートを受けることができます。
レバテックキャリアの評判
ITエンジニアやデザイナーの転職実績が高いレバテックキャリアですが、実際の評判はどうなのか、調査をしましたのでぜひ参考にしてみてください。
レバテックキャリアの良い評判
まずは、レバテックキャリアの良い評判をいくつかご紹介します。
レバテックキャリアの担当の人、かなり条件を細かく聞いてくれて好印象でした。
— つばさ@キャンプ、オタク、エンジニア (@progra_0117) July 29, 2020
別のIT未経験に強いと言われているところ、すごくざっくりした条件しか聞かれなかったし、
提案数少ないし、
めっちゃタメ語だしあまり良い評価はできなかったので。
ヒアリングの質が高かった、という内容です。ヒアリングには90分から120分の時間をとっているので、求職者に対して細やかなヒアリングが可能です。提案件数も30件〜40件ほど提示される大手転職エージェントとは違い、20件ほどですので多すぎず少なすぎないのもポイントです。
レバテックの面談受けました!
— ひろたか|バチバチエンジニア (@kbr73153786) January 12, 2021
正直な意見を頂けたので、すごく満足です。
以下のフィードバックを受けました。
・Slerから事業会社への転職は難易度が高い
・事業会社に行くにはWeb開発スキル身につける必要がある
・まずすべきは今の会社で希望の職務内容がないかの探索
レバテックおすすめです。
レバテックキャリアとの面談にて受けたアドバイスをまとめた内容です。的確なアドバイスはもちろん、求職者に対して現状を把握したうえで、無理矢理転職させるような内容は見受けられないので、親身な対応をしてもらったことがわかります。
デザイナーが利用した転職エージェント各社比(※個人の感想です)その一
— つんてる (@tsun_tsuru10) October 26, 2020
①リクルートエージェント…求人数はさすが。しかしなんでもいいからとにかく数を応募させる印象😂
②マイナビクリエイター…ポートフォリオの指導もしっかり行ってくれる。求人数は多くはない。
レバテックが転職事情を細かく教えてくれた、という内容です。IT業界に特化している、かつ年間3,000社以上の企業に訪問していることからも、専門性が体現されていることが伺えます。
レバテックキャリアの悪い評判
次に、レバテックキャリアの悪い評判についてもいくつかご紹介していきます。
レバテックから案件ないと言われてしまった。そんな経歴が悪いのか、コロナで仕事でないのか…
— マキノスケ (@makinokana919) October 13, 2020
頼りにしてたのに
求人を紹介してもらえなかったという内容です。未経験者やスキル不足と判断されてしまった場合はレバテックキャリアのサービスを受けることができませんので、他の転職エージェントと併用することをおすすめします。
レバテック(レバレジーズ)も私はいい思い出がありません。
— イクシル (@ixl_jp) April 3, 2019
おそらく当たった担当者(中国人でした)がよくなかったのだと思いますが、それだけハズレの担当者が多すぎるんです
ハズレの担当者に当たってしまったという内容です。レバテックキャリアに限らず、担当者との相性は非常に重要です。そのため、少しでも違和感を感じたら担当者を変更することも可能ですので、お問い合わせなどから担当者変更の連絡をすると良いでしょう。
レバテックやらかしやがりました。
— 渚紗 (@nagisa_yukimori) August 21, 2018
担当者が信用できないので、窓口かけたけど今後の対応しだいじゃ書くわ。
担当者に対する不満が見て取れる内容です。キャリアアドバイザーの経験年数が少ない場合は、求職者にとって満足のいくヒアリングができない可能性があるので気をつけたいところです。
まとめ
これまでレバテックキャリアの特徴やメリット・デメリット、実際の評判などをご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。
- レバテックキャリアはIT業界への転職に特化した転職エージェントであり、東京の求人が非常に多いので地方在住の人や地方での転職をしたい人は他エージェントとの併用を検討すべき。
- 年収は400万円〜1,500万円まで幅広く取り扱っており、公開求人数も多い。
- 90分〜120分と面談時間が長いので、キャリアアドバイザーがこちらの希望を汲み取りやすく、ミスマッチの可能性を下げることができる。
- 評判については概ね良好だが、相性の合わないキャリアアドバイザーが担当となってしまった場合は担当者の変更をすることが可能。
今後伸びていくことが予想されるIT業界ですが、ITエンジニアやデザイナーの人、東京のIT系企業へ転職しようと考えている人にレバテックキャリアはおすすめです。
一方、転職活動では「いかに優良求人を確保できるか」も重要なポイントのひとつですので、同業界・異業界への転職を問わずリクルートエージェントのような大手総合転職エージェントも併用すると良いでしょう。
以下リンクを掲載しておりますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
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