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刻々と進む地球温暖化。世界各国でCO2排出量削減の取り組みが進められているが、まだまだ十分とは言い難い状況だ。
そんななか開発されたのが、大気中をCO2を削減する革新的プロダクト「NetZero」。
菌糸体の働きで植物のCO2吸収を促進
キノコや地球の形をしているこの「NetZero」は、まるでバスボムのような見た目だが、実は外菌根が集まった菌糸体のオーブ(かたまり)。
植物の根と共生する外菌根は、植物が土壌中の水や養分、そしてCO2を吸収するのを助ける働きを持つ。土壌中のCO2吸収の循環が早まる結果、空気中のCO2もより多く吸収するようになるという。
このオーブをジョウロや噴霧器に入れて土壌に水を撒くだけで、そこに生える植物のCO2吸収量を大幅に増やせるという。菌糸体オーブを1度摂取した土壌は効果が最長10年持続し、約1,000平方メートルの芝生で年間1トンのCO2を吸収できる可能性があるとしている。
広大な森林や農場だけでなく、自宅の芝生や菜園、都市部の植栽エリアなどにも気軽に使える。人体に影響はないため子供やペットにかかっても安全という。
「NetZero」は現在Kickstarterでクラウドファンディングを実施中。110ドル(約11,600円)以上の支援で入手でき、支援者には2021年6月に配送予定となっている。
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一人ひとりの取り組みが重要な環境問題。これなら自宅でガーデニングを楽しみながら気軽にCO2削減に貢献できそう!
NetZero