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世界最大級の家電・技術見本市イベント「CES 2021」にも出展された「SenseGlove Nova」。まるでロボットの手のような見た目が印象的だが、実はデジタルオブジェクトをリアルに体感できるVRグローブだ。
独自のフィードバック技術で触感をリアルに再現
オランダの企業が開発した「SenseGlove Nova」は、高度なモーショントラッキング機能に加えて、特許を取得した独自のフィードバックシステムを搭載。
各指に最大約2重量キログラム(kgf)の抵抗を1000分の1秒以内で出力し、オブジェクトの形状・サイズを限りなくリアルに体感できる。
さらに高度なボイスコイルアクチュエータが組み込まれていて、オブジェクトの触感、衝撃、ボタンのクリック感なども感じ取れる。
見た目のメカメカしさとは裏腹に、装着にかかる時間はわずか5秒と非常に簡単。
危険物取り扱いなど専門現場のVRトレーニングでの使用が想定されており、すでにフォルクスワーゲン、Procter&Gamble Health、Fraunhofer IEMなどの企業で導入されている。
「SenseGlove Nova」は公式サイトから予約注文を受け付けており、4,499ユーロ(約57万1,700円)で入手可能だ。
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デジタルをリアルに体感できる未来がどんどん近づいてきている。
SenseGlove