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20周年を迎えたスペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』
全世界では2800万人に読み継がれているベストセラー中のベストセラーです。
100ページ程度の薄さで寓話形式、可愛らしい表紙と印象的なタイトル。
その読みやすさから手に取ったことがある人も多いかもしれません。
チーズが消えたらどうなるの?
この本は、久しぶりに再会した同級生達がそれぞれ自分達の生活に起きた変化について話すことから始まります。
その変化を受け止めるため話されたのがチーズの寓話。
ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーが登場人物です。
二匹と二人は「迷路」のなかに住み、「チーズ」を探す毎日。
あるとき彼らは好みのチーズを見つけ、バラ色の日々を送ります。
しかし、突然どこかへと消えてしまったチーズ。彼らはそのことについて、何を思いどう行動するのか......というお話です。
「チーズ」とは私たちが人生で求めるものをさします。
例えばやりたい仕事、家族、財産、健康、趣味の充実。
そして「迷路」とはそのチーズを追い求める場所。
例えばキャリア、家庭、学校...などなどその人の立場で異なります。
例えば個性派揃いのbouncyメンバー。
キャリアの迷路に住み、やりたい仕事というチーズを探す人もいれば、ライフスタイルの迷路に住んで恋愛のチーズを探す人も。
今はチーズがあるけれど、チーズがなくなることは確定しているからどうにかしなきゃ、と気づいて焦る人もいました。
抽象的な寓話を具体的にどう自分に落とし込むか。
今まで歩んできた人生、大切にしているもの、考え方が千差万別なように、この本を読んで抱く感想で全く同じものはありません。
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この本のテーマはズバリ「変化」
COVID-19でがらっと世界が変わった今、この本を読んだことがない人はもちろん、読んだことがある人もあらためて読んでみると違ったものが見えてくるのかも。
きっと自分のチーズと住んでいる迷路に気づくことができます。
扶桑社