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【作例アリ】DJIのコンパクトなスタビライザー「RSC2」を女性Videographerが使ってみた

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DJIから、新しく2つのスタビライザー「RS2」と「RSC2」が発表された。

1つ目の「RS2」は、重めのデジタル一眼レフカメラ、小型シネマカメラ用に設計されたモデル。

2つ目の「RSC2」は、軽量のミラーレスカメラ用に設計されたモデル。こちらは、折りたためて、持ち運びやすいのが魅力。

「RSC2」の感想を筆者から言わせてもらうと、カメラマンと言わないまでも、カッコイイ映像を撮りたい人には「かなりオススメの一品」だ。

トートバッグに入るほどコンパクト

「RSC2」の最大の魅力は、そのコンパクトさだ。

今までのシリーズも折りたたむことはできたが、カメラを載せる部分の折りたたみに限定されていた。

しかし、「RSC2」はハンドルの部分まで含めて平べったくなるので、トートバッグなどに入れてもあんまりかさばらない。カメラを載せていない状態で、重量は1.2キログラム。

撮影時にスタビライザーを持っていこうと思うと、荷物の大部分を圧迫するイメージだが、「RSC2」であれば「使うか分からないけど、とりあえず持って行こう」ができるレベルだと感じた。

ポートレートモードが熱い

動画中のVideographer、Marina Maekawaが言うように、昨今は縦動画の需要が上がってきている。Instagramのストーリーやリール、TikTokなどなど。

今まで、ミラーレス一眼を用いて縦撮りをしたい場合は、カメラに「Lグリップ」というアクセサリーを付ける必要があった。しかし「RSC2」ではMボタンを2回おすだけ。

他のInstagramerや、TikTokerがiPhoneで縦撮りをしている中、ミラーレス一眼でかっこいいボケ感をだせば、映像表現で差をつけられるかもしれない。

3Dロール360モードも熱い

「RSC2」は、MVっぽい撮影も手軽にできる。

Mボタンを3回押して、「3Dロール360モード」にして、スティックを倒すだけでカメラ自体が回転する映像が撮れる。

使い所が少し難しいのと、回転が早すぎると酔う映像になりやすいので注意が必要だ。ただ、手軽にこういったカットが撮れるのは、あなたの映像表現に幅をもたせてくれるかもしれない。

女性には重い? 女性Videographerにインタビュー

「RSC2」は重量1.2キログラムで、たしかに軽い。しかし、それは「男性目線だからなのでは?」 と思い、女性VideographerのMarina Maekawaに作品を撮ってもらうことにした。

被写体は、Freestyle BasketballerのBUGさんだ。撮影後に気づいたのだが、こちらが何もしなくてもカッコいい被写体を用意してしまったのは、正直失敗だったかもしれない。

作例はぜひ、動画の後半で確認して欲しい。

「RSC2」は使いやすかったですか?

Marina:最初持った瞬間、結構軽いかなと思いました。操作的にはすごい使いやすかったです。でも1分ぐらい持ち続けていると腕が疲れました。

ポートレートモードはどうでしたか?

Marina:最近TikTokとかInstagramのリールとか、ストーリーが流行っていると思うんですけど、縦動画の需要が上がってきているので、ポートレートモードがかなり使えると思います。

値段についてはどう思いましたか?

Marina:自分たちの買える範囲の機材で、プロっぽい映像が撮れるというのは、すごく良いと思いました。

RONIN-S,RONIN-SCを購入した筆者の感想

最後に、この動画と記事を作った筆者の感想を述べたい。

私はこれまで、RONINシリーズに夢を抱いていた。Vloggerの大川優介さんなどの映像を観て、「自分も撮ってみたい!」と思いを馳せ、たびたびRONINシリーズを購入してきた。

正直、撮れる映像に関しては撮影者の力量に依る。機材の性能はあくまで補助で、画角や自分の動きのほうが遥かに大切だ。しかし、ぼくはプロのカメラマンではない。機材を使う際に一番大切なのは、他のマストで必要な機材と一緒に持っていけるか? という心理的ハードルの方なのだ。

「RSC2」はその心理的ハードルをうんと下げてくれそうだと思った。折りたためばリュックにスポッっと入れておけるから、使用する場面がなくても「とりあえず持っていこう」を実現してくれる重さだと感じた。

Marina Maekawaは腕が疲れると言っていたが、少しだけ筋トレをしている男性である僕なら、割と永遠と持っていられそうな重さだと思っている。

加えて値段も安いと感じた。「RSC2」は53,900円、アクセサリーがたくさん付属する「RSC2 Proコンボ」は73,700円。

本体だけの購入を、Marina Maekawaも私も、現在検討中だ。

・ ・ ・

カメラマンでない僕たちも、表現者の魅力を映像で存分に伝えられる未来へ

CREDIT
Videographer / Writer :菊田正剛
Videographer :Marina Maekawa
Cast :BUG
SNS :にしまり
RSC2

DJI JAPAN


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