※bouncyではアフィリエイト広告を利用しています。記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がbouncyに還元されることがあります。
1日に何人もがドリンクを買っていく自動販売機。いまの時代、不特定多数が触れる自販機で買うのはちょっと不安。という意識が芽生え始めているようだ。
ダイドードリンコが実証実験を開始したのが、まさにそんな意識を意識した「足操作自販機」。いつもの場所に購入ボタンはなく、ボタンの位置は、なんと足元。
ボタンを押すのではなく、踏んで買うのだ。商品取り出し口のフラッパーも、足で押すと開く。極力、不特定多数が触ったところを触らずに、ドリンクを手に入れられる自動販売機なのだ。
実証実験に行ってみた
現在、この「足操作自販機」は、ダイドードリンコ株式会社の東京本部でのみ実証実験中。いつか当たり前になるかもしれない、自販機で足を使った買い方に、一足先にチャレンジしてみました。
普通の自販機はここにボタンがあるが、これは足元。
足、というかつま先でボタンを踏むという精密な動作をなかなかすることがないので、18番をおそうとして、19番を押してしまうことも。
決済は電子決済も現金も対応。
取り出し口から手にとって、おわり。押すと開くのに、うっかり手で開けてしまうことも…。
・ ・ ・
ダイドードリンコのコーポレートコミュニケーション部広報・CSRグループリーダーの森下さんによると、まずは100台の設置を目指すという。
顔認証決済やタッチパネルで買えるようになったりと進化を続ける自動販売機。しかし、自動販売機が進化しても、結局、消費者は手を使ったボタンへの接触が必要だった。
世界的な困難で、自動販売機が新しいスタイルに進化していきそうだ。