レッグストレッチャーおすすめ10選 手軽に開脚ストレッチ
運動不足解消のため、自宅でヨガやピラティス、ボクササイズなどに取り組む中で気になってくるのが身体の柔軟性。中でも上半身と下半身をつなぐ股関節の柔らかさは、幅広い運動やエクササイズに求められるため、とても重要です。
そこで紹介するのがレッグストレッチャー。自宅でも手軽に使える製品が多く、股関節の柔軟性を高めるのに役立ちます。構造もシンプルで使い方も簡単なレッグストレッチャーについて、気になる効果や選び方、おすすめの人気商品10選をご紹介します。ぜひ購入の参考にしてください。
目次
レッグストレッチャーとは
レッグストレッチャーとは、正しい姿勢で開脚ストレッチをするための運動器具です。股関節の柔軟性を高めるには、開脚ストレッチが最も有効です。レッグストレッチャーを使うことで、一人では難しい開脚ストレッチが自宅で手軽にできるようになります。
身体が硬いのがコンプレックスという方も、自宅で簡単にトレーニングができれば、毎日継続するのも難しくはないでしょう。無理なくトレーニングができるレッグストレッチャーで、憧れの180度開脚を目指してください。
股関節を柔らかくするメリット・効果
「身体が柔らかい人ってかっこいい!」というイメージはあるけれど、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。レッグストレッチャーを活用して股関節を柔らかくする利点をご紹介します。
メリット①|運動におけるケガ・腰痛の予防
歩いたり走ったりする際に、体重による負荷を受け止めている関節は主に腰や膝です。運動不足なまま長時間走ったりすると腰や膝に痛みが出るのは、負荷が身体の一部にかかりすぎてしまうためです。
股関節を柔らかくするとクッション効果が生まれ、体重による負荷を上手に分散してくれるようになります。腰や膝への過度な負荷が抑えられ、身体の故障リスクが減少します。運動に不慣れな方や、運動不足改善を図りたい方は、まずは股関節を柔らかくすることが重要です。
また、股関節を柔らかくすると下半身の可動域が広がり、運動中に無理な体勢になったとしても転倒やケガをしにくくなる点もメリットです。
メリット②|運動パフォーマンスの向上
筋力の少ない子供がいつまでも元気に動き回れるのは、柔軟性の高さが関係しています。身体を柔らかくすることで、疲れにくく、疲れからの回復も早くなります。身体の柔軟性は何歳からでも高めていけます。
また、身体の可動域が広がることでダイナミックな動きが可能になります。スポーツ選手が身体の柔軟性を重視するのには、こうした理由があるのです。
メリット③|血行がよくなり代謝が向上
運動不足は股関節の硬さに現れます。股関節の周りにはリンパ節があるため、股関節が硬くなることで、血流だけでなくリンパの巡りも悪くなります。そういった影響により、代謝も低下するため、太りやすく、肩こりなどにも悩みやすくなります。
股関節を柔らかくすることで、血行やリンパの巡りをスムーズにして、むくみ予防や痩せやすい身体作りを目指しましょう。
メリット④|姿勢改善
股関節の柔軟性は、正しい姿勢を維持するうえでも重要です。例えばデスクワークを主にしている方は、長時間椅子に座り続けることで股関節周りの筋力が低下しやすくなるリスクが言われています。股関節周りの筋力低下は骨盤のゆがみを生み、姿勢が崩れやすくなります。姿勢が悪くなれば腰への負担が増し、腰痛リスクも高まります。
股関節を柔らかくすると、骨盤周りの筋肉が柔軟になり、骨盤が正しい位置を維持しやすくなることで、姿勢の改善が期待できます。腰痛に悩んでいる方は、レッグストレッチャーを使用して姿勢改善を目指してみてはいかがでしょうか。
レッグストレッチャーの選び方
ここではレッグストレッチャーの種類や、購入時に注目すべきポイントを紹介します。
手動式|収納性良し、初心者の方におすすめ
レッグストレッチャーはハンドル式・手動式・ストラップ式の3種類に分けられます。
手動式は脚を左右の棒に引っかけて持ち手を手前に引っ張ることで開脚ができます。この構造の商品は折りたたみができてコンパクトにしまえるのが大きな特徴。安定性もある程度ありながら、生活空間の中で邪魔になりにくいため、使い勝手が良いタイプです。
注意点としては、手動式は持ち手を手前に引き寄せることで足を広げる構造のため、持ち手に手が届かなければトレーニング機器としての効果が期待できません。身体が硬い方なら、持ち手のあるセンターパイプが長い、もしくは調整可能な製品を選びましょう。
これからレッグストレッチャーを使用した開脚トレーニングを始める方には、価格も手頃で使いやすいこちらのタイプがおすすめです。
ハンドル式|安定感抜群、開脚角度も広く本格的なストレッチ向け
ハンドル式はシートに座ってハンドルを回し、開脚の角度を調整します。使い方がシンプルなうえに、体を器具が安定して支えてくれるので、手を使わなくても開脚の姿勢を長時間キープできます。テレビのチャンネルを変える・スマホ操作・読書といったながらトレーニングをするのに最適です。
また、開脚角度が広いのもハンドル式の特徴です。多くのモデルが180度以上の開脚角度に対応しています。本格的に開脚トレーニングをする方に最適です。
ストラップ式|旅行先にも持ち運べて使い方のバリエーションが豊富
ストラップ式は、足をストラップ(ひも)を脚にひっかけて、股関節の柔軟体操ができるタイプです。メイン部分がひもなので、軽量で収納性に優れ、持ち運びも簡単。
ドアにひもを固定して脚を伸ばすタイプや、両脚にひもをひっかけて自分の腰を支点にして開脚するタイプなど種類が豊富です。また、体勢を変えることでストレッチする部位を変えたり、トレーニング方法にバリエーションを持たせることもできます。
ハンドル式や手動式ほどの安定性はないので、すでにある程度体が柔らかい方や、バランスがとれる中~上級者に特におすすめです。また、出費を抑えてレッグストレッチャーを購入したい方はぜひ選択肢に入れてください。
使用環境に合わせて選ぶ
レッグストレッチャーを置く場所や、使うときの環境に合わせて選ぶのも大切です。
ハンドル式は器具の安定性が高く、キャスター付きのモデルが多いため、ストレッチ中に床を傷つける心配はほとんどありません。一方で重量やサイズが大きく場所を取ることや、ハンドルを回すときに音がする点には注意が必要です。
手動式は折りたためるものが多く収納には便利ですが、金属製の本体を動かしてストレッチをするため、床と本体が擦れやすい傾向があります。床を傷つけにくい構造の製品を選ぶことや、使用時に運動用マットを敷くなどの対策を取ることが大切です。
ストラップ式は、特にドアに固定するタイプの場合、ドア枠の耐久性やドアの周りにストレッチをするスペースがあるかを確認しておきましょう。
体に過度な負担がかからない工夫を
ストレッチのときに体を傷めないよう、特に体を乗せるシートや、脚を固定する部分にきちんとクッション性があるかチェックしましょう。
また手動式やストラップ式のモデルは、直接床に座って使うものがあり、腰やお尻に負担がかかることがあります。マットや絨毯の上でストレッチをするなど、ストレスにならない工夫をすることが毎日継続するうえで重要です。
【ハンドル式】おすすめレッグストレッチャー3選
それでは、おすすめのレッグストレッチャーを紹介します。まずは筆者が購入したハンドル式のレッグストレッチャーを3選紹介します。使用環境やレベルに合うレッグストレッチャーを選ぶことで、開脚トレーニングを習慣化しましょう。
ハンドルを回して角度を調整したあとは、手を使わなくても体勢をキープできるのがポイント。ハンドルを取り外して前屈や体側のストレッチもできます。開脚角度は最大約300度と大きく、高いレベルの柔軟性を求める方も満足できるでしょう。
大きさは閉脚時でも幅47cm×奥行き85cm、重さは約16kgと場所を取り、移動もしづらいです。あらかじめお部屋のスペースを確認しておく必要があります。
取り外し可能のレバーがついているのが特徴のハンドル式レッグストレッチャーです。ハンドルを使って開脚をしたらハンドルを外してレバーを持ち、効果的に股関節以外の部位のストレッチができます。またレッグパットの位置を伸ばしたい部位に合わせて調整ができるのも便利です。
開脚角度は約180度で、大きさは幅42~183cm×奥行117cm。総重量は約20.5kgと大きく、本体の移動は頻繁に行えないため、据え置きして使える方におすすめです。
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脚全体をしっかり固定
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レッグパットが大きく、脚全体を固定できるので股関節から足首までしっかり伸ばせます。背もたれも大きく、上半身の姿勢をサポートしてくれます。
ハンドルは取り外し可能で、前屈や体側のストレッチもできます。180度以上の開脚角度にも対応しているので、より高い柔軟性を目指す上級者にもおすすめです。レッグパッド、シートの背もたれはともにクッション性が高く、大きめに作られているので快適に効果的なストレッチできます。
閉脚時の大きさは幅40cm×奥行130cmで、重量は約21kgです。
【手動式】おすすめレッグストレッチャー4選
次に、収納性に優れた手動式のレッグストレッチャーを4選紹介します。初心者でも手軽に使えて、生活空間を圧迫しないタイプを求めている方におすすめです。
バー可動ボタンによって、バーと本体の長さ調節が道具を使わずに簡単にできます。本体には開脚角度を確認できるメモリ付きで、ストレッチ効果が見てわかります。モチベーションアップに効果的です。
総重量は約3kg、開脚時の大きさは幅220cm×奥行78cmです。折りたためば場所を取らないので収納にも便利。
フットパッドやバーに採用された約1センチ厚のグリップが脚の負担を軽減します。センターパイプの長さはピンの位置を変えるだけで簡単に調整可能です。長めに調整すれば体の硬い方や子どもでも快適にストレッチができます。総重量は2.6kgで手動式の中でも軽量。移動がしやすいので気軽に使えるのが便利です。
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体勢のキープに便利なストラップ付き
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特徴的なのが腰を支えるストラップ付き。手を使わなくても姿勢を固定できます。慣れてくれば開脚しながらの前屈など、上半身のストレッチも同時にできます。
3本のパイプはそれぞれ6段階の長さ調節が可能です。ボタン操作で簡単に変えられるので、誰でも気軽に好みの長さでストレッチできます。サイズは閉脚時で幅13×奥行63cmと、閉じておけば場所を取りません。またバーとフットパッド用グリップのスペアが2つ付属、グリップが劣化したら交換できるのも嬉しいポイントです。
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専用ケース付きで持ち運びに便利
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身長に合わせてセンターパイプの長さが調節可能。分解すれば専用ケースに収納できるので、持ち運びが手軽にできるのがポイントです。
ネジを回してセンターパイプの長さを調整するシンプルなモデル。大きさは幅13cm×奥行104cmとコンパクト。折りたためば収納できて場所を取りません。ケース付きで保管するのに便利です。
脚への当たりが気になる場合には、屋内シューズや靴下、サポーターなどでクッション性を加える工夫をしましょう。
【ストラップ式】おすすめレッグストレッチャー4選
最後に、場所を選ばずにどこでも開脚トレーニングができるストラップ式のレッグストレッチャーを3選紹介します。旅行先に持ち出して、気分の良い環境でストレッチを楽しみましょう。
脚をかけるループの長さは調整可能なので脚をしっかり固定できます。ストラップに脚を引っかける向きを工夫することで、開脚以外にも様々なストレッチに使えるのが魅力。持ち運びや収納にも便利です。
ドアにアンカーを挟むことでストラップを固定させるため、ドアに体重がかかります。ドアの耐久性をよく確認してから使用するようにしましょう。
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どこでも簡単にストレッチができる
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自分の腰を支点して開脚をするストラップ式のレッグストレッチャー。コンパクトで他の道具を設置する必要がないので、どこでもストレッチができるのが魅力です。
アジャスター付きでストラップの長さは細かく調節可能です。腰に当たる部分は柔らかい保護パッドがついているので、快適にストレッチできます。ストラップの幅は約5cm、長さは最長約1.5mです。使い方を工夫すれば、あらゆるストレッチやトレーニングに応用して使えるのもポイントです。
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あらゆるストレッチに応用可能!
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シンプルなゴム製のストレッチバンドです。ループに脚を通し、腰を支点に身体を固定して開脚ストレッチをします。
天然ラテックス100%素材で、幅が広く、硬めに作られています。バンドの耐久性が高いのでさまざまなストレッチやトレーニングに使えます。軽量・コンパクトで、メッシュポーチ付きだから持ち運びに便利。旅行先でもストレッチを欠かさず行いたい方におすすめです。
とてもシンプルな構造で本体の長さ調節ができないため、ある程度すでに柔軟性が高く、バンドに対応できる方でないと使用が難しいかもしれません。
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まとめ
今回はレッグストレッチャーの使い方やレビュー、おすすめ商品をご紹介しました。ストレッチは毎日継続して行うことが大切です。自宅で手軽にストレッチができるレッグストレッチャーを使って憧れの180度開脚を目指しましょう。
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