Culture

話題の「ワーケーション」をフィリピンのビーチリゾートで実践してみた!【動画ライター】

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海外ノマドワーカーのフィリピン下鳥です。

休暇を楽しみながらリモートで働く「ワーケーション」。パンデミックで新しい生活様式を余儀なくされている今、休暇を分散させて観光回復を図る取り組みとして注目を集めています。

確かに、場所を選ばずに働ける職種なら、旅行先で仕事することも可能そうです。でも実際のところ、休暇を取りながら働くってどうなんだろう? 集中できる? 効率上がる? 休暇どころじゃなくなっちゃうのでは?

ええい実際にやってみてしまえ!ということで、今回は話題のワーケーションをフィリピンのビーチリゾートで実践してみました!

ざっくり予定を組んで荷物をパッキング

フィリピンではいまだ州を超える移動が制限されているため、今回はバイクで1時間の場所にあるビーチリゾートに1泊2日で行ってみることに。

仕事ばかりになっても休暇ばかりになってもいけないので、まずざっくりと予定を組みます。

続いて荷物のパッキング。いつものショートトリップなら水着や最低限の着替えだけで行けるんですが、今回はワーケーションなので、パソコンはじめ必要な電子機器も詰め込みます。

結果、いつもよりかなり重くなってしまいました。。仕事も休暇もとなると、荷物を軽くするのはなかなか難しそうです。

特別な環境に身を置くことで集中力が上がる?

準備を終えたらバイクで出発! 近場だと公共交通機関を使わずに行けるので、感染リスクを減らせるのがメリットだなと思いました。

風を受けながら走るのも気持ちいいし、フィリピンらしい自然溢れる景色を楽しめるのもバイク移動の魅力です。この時点でもう休暇の気分が高まりました。

到着したのは、ネグロス島南部にある「Kav’s Beach Resort」。

小規模ながらプライベートビーチとプールを備える、フィリピンらしい素敵なリゾートです。部屋はコテージタイプで、二人部屋1泊約2,000ペソ(4,400円程度)でした。

昼食後、早速カフェ&レストランの一角で仕事開始。ビーチのすぐ近くで、波の音や動物の鳴き声を聞きながら、フィリピン名物のマンゴーシェイクを片手に仕事してみました。

正直、リゾートで仕事ってどれくらい集中できるのか疑問だったんですが、意外にもかなり集中しやすい環境でした。普段と違う特別な環境に身を置いたことで、気持ちがリフレッシュされて集中力アップにつながった気がします。

特に、企画系や作業系の仕事が捗りやすいと感じました。コロナ禍で宿泊客が比較的少なかったことも集中しやすかった要因かもしれません。一方で、リモートの打ち合わせとかはあまりそぐわない雰囲気かなと思いました。

1泊2日で仕事も休暇も満喫できる?

「休暇」の要素は、仕事合間の休憩時間に満喫しました。プールで泳いだり、ビーチでシュノーケリングしたり、近所を散歩して動物を観察したり、海を眺めながらぼーっとしたり。

こういった「自然に触れる」休憩で、また気持ちがリフレッシュされて、さらに仕事に集中できました。普段はついネットサーフィンしてしまうので、ずっと画面ばかり見ていてあまり休憩になっていなかったのかもしれません。

遊んだ時間よりも仕事をしていた時間の方が長かったんですが、移動や食事、宿泊自体も「旅行」として楽しめたので、1泊2日という短い期間でも「休暇」の要素も十分満喫できました。

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今回私が実際にやってみて感じたワーケーションのメリットは、

・集中力が増して効率が上がる
・企画系などアイデアがおりてきやすくなる
・ルーチンになりがちな働き方にアクセントが生まれる

です。

一方でデメリットとして感じたのは、

・荷物が重くなりがち
・リモートミーティングは雰囲気とのギャップが大きそう

です。

ワーケーションを前提としたときに、最適な持ち物やパッキング方法は改めて検討する必要があるなと思いました。

また、ワーケーションはどうしても仕事と休暇が一体化してしまうので、オンとオフをきっちり分けてメリハリを大事にしたいという人には、あまりしっくりこない働き方かもしれないとも感じました。

私の場合は、ワーケーションは実際に試してみたら「かなりアリ」な働き方でした! 働き方の制約がなくなってきている今、自分にどんな働き方が合っているのか、どんどん試して見つけていくのもおもしろそうです。


CREDIT
Videographer :フィリピン下鳥
Writer :フィリピン下鳥
Cast :フィリピン下鳥
Support :のだ ゆうた
SNS :にしまり


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