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新型コロナウイルスの影響で、今年に行われるはずだった全国の卒業式の大半が中止になった。
そんな中、ネット上のバーチャル空間で卒業式を決行した学校がある。東京都のアオバジャパン・インターナショナルスクールだ。
自由自在に建築のできるゲーム「マインクラフト」で、校舎や体育館を再現し、高校3年生、12名の門出を祝った。
1人ずつ入場し、教員からのビデオメッセージ
卒業式がはじまると3Dのアバターを作り操作する、高校3年生の12名が体育館に入場。入口から順番に壇上へと上がる。
整列すると、理事長から生徒への祝辞や教員からの激励の言葉がビデオメッセージで流された。卒業生たちは、それに対し3Dのアバターをジャンプさせるなどして、喜びを表現する。
その後は、実際の生徒たちも動画で登場。思い出を語ったり、仲間・家族・教員らへの感謝の言葉を述べた。
卒業証書授与・外では花火が打ち上がる
「バーチャル卒業式」では現実と同じように卒業証書授与が行われた。名前を呼ばれた生徒が順番に、学園長から卒業証書を受け取り、一礼。
約1時間行われた「バーチャル卒業式」は、終始Vimeoで生配信された。関係者に見守られながら、生徒たちは門出を祝われたのだ。
最後は校庭にでると、そこには卒業を祝福する花火が打ち上がっていた。
卒業式を終えた生徒は「想像していた以上に良く、とてもユニークな経験ができたと思います。」と感想を述べた。
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人の成長を祝うのに、どこかに集まる必要は必ずしも必要というわけではないのかもしれない。
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