おすすめのエギングロッド21選【初心者~中・上級者まで】
堤防からも手軽にイカ釣りができる!エギングロッドの選び方で失敗しないための最新情報をお届けします。リーズナブルな初心者用モデルから、中・上級者も納得の人気モデルまで徹底解説!コスパ最高のロッドを手に入れてください!
エギングとは
「エギング」とは、アオリイカをはじめとするイカ類を「餌木(えぎ)」と呼ばれる疑似餌で釣る、ルアーフィッシングの一種です。アジやメバルのルアー釣りは、対象魚の名前をとって、それぞれ「アジング」「メバリング」と呼ばれますが、エギングの場合はルアーの呼称に由来しています。
エギングは、じつは日本古来の釣法ということもできます。餌木の起源は、江戸時代の漁具にさかのぼるからです。漁師が木材を削って、イカの好物であるエビに似せたボディーを作り、重りとして古銭をくくり付けていたようです。
そして現代、エギングは堤防などで気軽に始められるルアーフィッシングとして、人気を博しています。食味がいいアオリイカを岸から釣り上げる楽しさは、ベテランアングラーのみならず、釣りの初心者も魅了しています(厳密には、船上からのエギングもありますが、この記事では一般的なエギングについて述べます)。
その一方で、ロッド選びで悩む人が少なくありません。エギング人気の高まりとともに、釣具メーカーからはさまざまなエギング専用ロッドがリリースされていますが、何を基準に選べばいいのかわからないかもしれません。
そこで、エギングロッドを選ぶときのポイントを整理しましょう。そのうえで、初心者から中・上級者まで、レベルに合ったおすすめのエギングロッドを紹介します。
エギングロッドの選び方
エギングは、ルアーフィッシングのなかでも独特な釣り方をします。疑似餌であるエギには、尻尾の部分に「かんな」と呼ばれる八方に広がった針があり、そこにイカを引っ掛けて釣り上げるのです。
エギングは、ほかの釣りに比べて激しくロッドをシャクリ上げるので、ロッドには取り回しのよさや適度な張り、イカの身切れを防ぐしなやかさなどが求められます。
また、最適なエギングロッドは、シーズン(季節)やフィールド(釣り場)、スタイル(釣り方)によっても異なります。エギングロッドを選ぶ際には、こうした要素を重ね合わせて考える必要があるのです。なんだか難しそうですね。
でも、心配しないでください。これから順を追って、ロッドを選ぶときの重要ポイントを解説していきます。
シーズンに合わせた「硬さ(ロッドパワー)」を選ぶ
エギングロッドを選ぶとき、まず考えなければならないのがロッドの硬さです。それも、シーズンに合わせたロッドの硬さです。
結論から言うと、小型軽量のエギを使って秋イカを釣るには軟らかめロッド、大きいエギで春イカを狙うには硬めのロッドが適しています。
ロッドの硬さは「ロッドパワー」とも呼ばれますが、それはロッドの硬さがエギの「飛距離」と「アクション」に大きな影響を及ぼすため。つまり、エギングロッドは、使用するエギに見合った硬さが必要なのです。
「エギの飛距離とアクション?」「エギに見合った硬さ?」
たぶん、エギングをしたことがない人には、ピンとこないでしょう。そこでまず、アオリイカの釣期から話を進めていきましょう。
一般的にエギングが楽しめるのは、「春から初夏まで」と「秋から初冬まで」といわれています。それは、アオリイカが1年で一生を終える「年魚」だからです。
初夏から初秋にかけて孵化した子イカは食欲旺盛で、エギングは「秋のシーズン」を迎えます。この時期はイカの警戒心も薄く、200〜500g程度の小型イカの数釣りが楽しめます。エギング入門には絶好の季節です。しかし冬になって水温が低下すると、イカは沖合で越冬するため、エギングはだんだん難しくなります。
それが水温の上昇とともに、成体となったアオリイカは産卵のために岸辺の藻場に集まってきます。この時期が、エギングの「春のシーズン」。1〜2kg超の大物を釣り上げるチャンスです。多くのエギンガー(エギング愛好家)が堤防に押し寄せるのもこの頃。そして夏、産卵を終えたアオリイカはその生涯を閉じます。
このようにエギングのターゲットは、秋から初冬にかけての「秋イカ」と、春から初夏にかけての「春イカ」に分けることができますが、エギもイカのサイズに合わせる必要があります。つまり、小ぶりな秋イカを釣るなら小型軽量のエギ、春イカの大物を狙うなら大型でウェイトのあるエギを使うのです。
ここで、シーズンに合わせたロッドの硬さが重要になってきます。秋イカと春イカ、それぞれに適したエギをスムーズにキャストしたり、アクションを与えたりできるロッドを選ぶことが大切なのですが、そのカギを握るのがロッドの硬さなのです。
ここで誤解しないでほしいのは、ロッドの硬さの意味合いです。ロッドの素材が硬いとか、軟らかいといった単純なことではありません。ロッドに力が加わったときに、どのくらいロッドが曲がるのか、そのレベルを示しているのです。
たとえば、軟らかいロッドはよく曲がるため、その反発力で軽いエギを投げやすいのですが、重いエギを投げることは難しい。また、イカに違和感を与えず、エギを食わせる(抱かせる)ことができますが、軟らかすぎるとロッドをシャクリにくい。
一方、硬いロッドは、重いエギでもラクにキャストできますが、軽いエギは投げにくい。また、フッキング(アワセ)は得意ですが、バイト(アタリ)を弾いたり、途中でバレたりしやすいという弱点があります。
ロッドの硬さを見分けるポイント
前項の通り、エギングではシーズンによってロッドの硬さがおおよそ決まるわけですが、いざロッドを購入しようというとき、どれを選べばいいのか見当がつかないという人も多いでしょう。
そこで参考にしたいのが、ロッドの品番に記載されたアルファベットです。それが、ロッドの硬さを示しているのです。
エギングロッドを含めたルアーロッドでは、ロッドの硬さを軟らかいほうから順番に、UL(ウルトラライト)、L(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)と分類しています。
このうち、エギングロッドでは、おおむね3段階で考えることができます。
①ML(ミディアムライト):秋イカのシーズン
秋イカのサイズに合わせて、エギも小型軽量のものを使うので、軟らかいロッドが適しています。しなやかなので、軽いエギでも遠くにキャストすることができます。また、軽いエギを自然な動きで操ることができ、掛かったイカの身切れも回避することができます。
ただし、大型の春イカを狙うには、やはりパワー不足。なお、より繊細な釣りを目指すなら、L(ライト)のロッドを検討してもいいでしょう。
②M(ミディアム):オールシーズン
エギングに出かける時期が決まっていなかったり、ターゲットになるイカのサイズが想定できなかったりする場合は、このクラスのロッドがおすすめです。
秋の小さなイカにはやや硬すぎるし、春の大物を釣り上げるにはややパワー不足ですが、年間を通して使えるので、1本目のエギングロッドとしては最適です。
③MH(ミディアムヘビー):春イカのシーズン
春イカのサイズに合わせて、エギも大型でウェイトのあるものを使うので、硬いロッドが適しています。重いエギにもしっかりアクションを与えることができ、3kgを超えるモンスター級とのファイトでも安心。
ただし、大型のエギに最適化されているだけに、MLやMクラスのロッドに比べると出番は少ないでしょう。
適合する「エギのサイズ」をチェックする
釣具メーカーからは、さまざまなエギングロッドがリリースされており、1つのモデルのなかでも硬さの違う機種がいくつもラインナップされています。したがって、エギングロッドを購入する際、品番にある「ML」「 M 」「MH」などの表示をもとに、自分に合ったモデルを探してください。
ただ、ロッド選びで後悔しないためには、もうひとつ確認しておきたいことがあります。それは、ロッドに適合するエギのウェイト(サイズ)です。
エギングロッドに適合するエギのサイズは「号」で表記されています。たとえば、「2.5〜4.0号」と表記されていれば、そのロッドは2.5〜4.0号のエギを扱える(フルキャストできる)という意味です。では、エギのサイズについて詳しく説明しましょう。
まず、エギの標準サイズは3.5号であることを覚えておいてください。1号=1寸、1寸=約3cmなので、標準サイズの3.5号は長さが約10.5cm(針の部分を除く)。重さは20g程度です。原則として、これを基準に0.5号刻みで1.5cm、5gほど増減します。4.0号なら12.0cm・25g、3.0号なら9.0cm・15gという具合です(最近ではエギの細分化が進み、3,75号などといったエギもあります)。
ちょっとわかりにくいかもしれませんね。そこで、「狙うアオリイカ」と「よく使うエギ」の関係を整理してみます。とりあえず、これを目安として考えれば大丈夫でしょう。
秋シーズンの小物イカを狙うときは、2.5~3.5号(3.5号以下)のエギをよく使う
春シーズンの大物イカを狙うときは、3.5~4.0号(3.5号以上)のエギをよく使う
エギングロッドを選ぶ際には、上記のエギのサイズに適合するかどうかを確かめておく必要があります。適合号数以外のエギを使用すると、エギにアクションを与えにくかったり、ロッドが破損したりするおそれがあるからです。
このように、適合するエギの号数をチェックすることは重要ですが、じつは、ロッドの硬さ(パワー)は、扱えるエギのサイズ(ウェイト)と紐づけることができます。メーカーによって多少の差異はありますが、おおむね次のようになります。
ML(ミディアムライト) : 2.0〜3.5号のエギを中心に対応
M (ミディアム) : 2.5〜4.0号のエギを中心に対応
MH(ミディアムヘビー) : 3.0〜4.5号のエギを中心に対応
ここで、「オヤ?」と思った読者も多いのではないでしょうか?
「軟らかいMLクラスのロッドで、小ぶりの春イカを釣る。だから、小型軽量のエギが必要。また、硬いMHクラスのロッドで、秋イカの大物を狙う。だから、大型で重いエギを使う。そして、Mクラスのロッドで、オールシーズン楽しむ。だから、エギもその中間でいい。これは、当たり前のことじゃないか?」
その通り! 要するに、ロッド選びで失敗をしないために、ロッドのパワー(硬さ)と、エギのウェイト(負荷)でダブルチェックするのです。
フィールドに適した「長さ」を選ぶ
エギングロッドを選ぶときには、「長さ」にも注意しましょう。各メーカーからは、6フィート台から10フィートぐらいまで、さまざまなモデルがリリースされています。1フィート(ft)=約30cmなので、1.8〜3.0mほどのエギングロッドが揃っていることになります。
ロッドの長さで悩む人も多いと思いますが、まずは、操作性を優先するならショートロッド、遠投性を重視するならロングロッドが適しているということを念頭に置いてください。
一般に、エギングロッドの標準的な長さは8.6フィート(約2.58m)といわれています。これを基準に、できるだけ取り回しよくロッドを扱いたいなら短めのロッド、エギをより遠くへ飛ばしたいなら長めのロッドを選ぶといいでしょう。
この基本を理解したうえで、ショートロッドとロングロッド、その中間のミディアムロッド、それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。
①操作性を優先した「7フィートクラス」のショートロッド
7フィート前後のロッドは、高い操作性が特徴です。シャクリからフッキングまでを軽快に行える、取り回しのよさが最大のメリット。キャストの精度も上がります。また、ロングロッドに比べて軽いので、シャクリ続けても疲れにくい。さらに、相対的に手元の感度は高いといえます。
こうした特性から、秋イカの数釣りなどに適しています。秋のシーズンは、堤防近くを小型のイカが群れていることも多く、サイトフィッシング(目に見える魚を釣ること)で狙うこともできます。そんなときにも、ショートロッドが使いやすいでしょう。
ただし、遠投には不向き。たとえ遠くにキャストできたとしても、獲物を取り込むとき、岩礁などに引っ掛けてバラしてしまう可能性があります。また、足場が高かったり、風が強かったりすると、糸フケが出やすくなります。
②遠投するなら「9フィート以上」のロングロッド
9フィート以上のロッドは、遠投性に優れていることが最大のメリットです。もちろん、足場の高いところから釣るときもロングロッドが適していますが、沖合の潮目などを狙う場合にとくにおすすめです。またショートロッドとは反対に、糸フケに対処しやすいという利点もあります。
また、春イカのシーズンは、大物を狙って大勢のアングラーが人気の釣り場に押し寄せます。そのとき、遠投性の高いロングロッドを持っていることは、とても有利。ほかのアングラーより遠くにキャストすることで、ヒット率を高めることができるでしょう。
しかし、ショートロッドに比べると、操作性や感度が落ちるのは否めません。また、ロッドの自重も大きくなるため、長時間の釣りでは疲れるかもしれません。
③オールラウンドに使える「8フィートクラス」のミディアムロッド
理想としては、ショートロッドとロングロッドの2本を用意して、秋イカや春イカを攻めたいところですが、予算的な理由などで1本に絞りたいという人は多いはずです。その場合は、8フィート台のロッドがおすすめです。
中途半端な長さと思われるかもしれませんが、別の言い方をすれば、ショートロッドより遠くに投げることができ、ロングロッドよりも操作性がいい、バランスのとれたロッドなのです。とくに、はじめてエギングロッドを購入する人には最適だと思います。
ロッドの長さについて補足すると、グリップエンド(握りの部分の端)の長さにも注意が必要です。グリップエンドが長すぎると、衣服に引っかかってロッドの取り回しが悪くなるからです。
また、反対に短すぎると、手首への負担が大きく飛距離を出せなかったり、リールの巻き上げがスムーズにいかなかったりするおそれがあります。ロッドを構えたとき、
肘から飛び出さない適度の長さであることを確認しておきましょう。
できるだけ「自重」が小さいロッドを選ぶ
エギングでは、キャストとシャクリの繰り返しになるので、ロッドの自重も見逃せないポイントです。いうまでもありませんが、重いロッドでは長時間の釣りで疲れてしまいます。とくに、女性や子ども、体力に自信のない人は、できるだけ軽いロッドを選びましょう。
また、ロッドの自重は「感度」にも影響します。おしなべて、軽いロッドのほうがアタリをとりやすい。長さや硬さが同じなら、軽いロッドのほうが高感度といえるでしょう。
短いロッドや軟らかいロッドは自重が小さくなる傾向がありますが、ブランクス(ロッド本体)の材質などによっても、ロッドの自重は大きく左右されます。ブランクスに使われる主な素材は、カーボンファイバーとグラスファイバーです。両者を比べると、カーボンのほうが軽くて弾性も強い(高価でもあります)。ロッドのスペック表にカーボン含有率が記載されていることが多いのは、このためです。
いずれしても、一般にハイエンドモデルはブランクスに高品質のカーボン素材が使われ、ガイドやグリップなどの設計も優れているので、非常に軽いロッドに仕上がっています。
ただハイエンドモデルは高価なので、予算との兼ね合いを考えなくてはなりません。また極端に軽量化されたロッドは、ブランクスが薄くなり耐久性が犠牲になることもあります。ロッドの扱いに慣れたベテランなら心配いりませんが、初心者は気をつけたほうがいいでしょう。おおよその目安ですが、自重100〜120g程度であれば、持ち重りはあまり感じないはずです。
また、ロッドを振ってみてはじめてわかる、「体感の重さ」という視点も必要です。ロッドの重心がどこにあるかで、重く感じたり、軽く感じたりするからです。たとえば、同じ自重のロッドでも、穂先に近いほうが軽量化されているのか、グリップエンド側が軽量化されているかで感じ方が違ってくるのです。できれば、実際にリールを装着してロッドを振ってみるといいでしょう。
ガイドの「品質」をチェックする
ロッド選びで必ず押さえておきたいポイントは、こんなところです。はじめてエギングロッドを握るという人も、しっかり頭に入れておいてください。
さて、ここからは補足的な解説に入るので、肩の力を抜いてお読みください。これまで釣りをしたことがない人にはちょっと難しいかもしれませんが、頭の片隅に入れておいてもらえれば、後述する「おすすめモデル」の説明も理解しやすいと思います。
まず、リールから出るラインをロッドに沿って通すための「ガイド」についてお話ししましょう。ロッド選びでは、このガイドも重要なポイントなのです。
エギングでは、ロッドを大きくシャクリながら釣りをするので、ラインが絡まることは珍しくありません。ロッドメーカー各社は、糸絡みを軽減するため、ガイドの素材や形状に改良を重ねています。
たとえば、ガイドリングはラインが接触するので、摩擦抵抗が少なく、軽いことが重要です。また、ガイドフレームは高品質のものであれば、糸絡みを防いでくれます。ガイドバーツの品質にも目を向ければ、より的確な判断ができるでしょう。
ガイドの「タイプ」で選ぶ
中・上級者ならご存じだと思いますが、エギングロッドには、ロッドの外側にガイドが並ぶタイプと、ラインがロッドの内側を通るタイプがあります。
前者は「アウトガイド」と呼ばれる、おなじみのルアーロッドです。とくに説明の必要はないでしょう。エギングロッドでもほとんどがこのタイプです。
一方、後者は「インターライン(中通し)」と呼ばれていますが、一般に馴染みは薄いと思います。インターラインのロッドは、シャクリや強風で糸フケが出ても糸絡みを生じないのが最大の特徴です。
ただし、ラインを通すときにちょっと手間がかかったり、日頃の手入れが面倒だったりします。また、アウトガイドと比べると、飛距離を出しにくいかもしれません。アウトガイドのタイプと同等のパワーやしなやかさを求めると、相対的に高価なモデルを選ばざるをえません。
結論としては、初心者には選択肢が多い、オーソドックスなアウトガイドのタイプが無難でしょう。ただし、糸絡みの心配がないインターラインのロッドでエギングを始めるという考え方もあります。
釣りのスタイルに合った「調子」を選ぶ
前述したように、ロッド選びでは「硬さ」が重要なポイントになりますが、これとは別に、竿の「調子」もチェックできれば申し分ありません。
竿の調子とは、ロッドに負荷がかかったとき、どのあたりから曲がり始めるのかを表しています。「ML」や「M」、「MH」といった硬さの表示が同じでも、ロッドによって「しなり具合」が違うのです。
ルアーフィッシングでは、竿の調子を「テーパー」と呼んでいます。そこで、エギングロッドのテーパーについて簡単に説明しておきましょう。
エギングロッドを選ぶときに覚えておいたほうがいいのは、「ファーストテーパー」と「スローテーパー」という区分です。
・ファーストテーパー
一般に「先調子」と呼ばれ、ロッドの先端に近い部分がしなります。ファーストテーパーのロッドはアタリがとりやすく、エギにアクションを与えるのも容易だといえるでしょう。しかし、重量級のエギを扱うのには不向き。また、ファイトの途中でイカをばらしてしまう危険性は比較的高いといえるでしょう。
・スローテーパー
一般に「胴調子」と呼ばれ、ロッドの真ん中あたりを頂点にロッド全体がしなります。スローテーパーのロッドは、ロッド全体がしなるので、イカをバラしにくいという利点があります。また、重いエギを扱うのにも適しています。しかし、エギに繊細なアクションを与えるには不向きです。
現在、エギングロッドの多くはファーストテーパーを採用しています。やはり、シャクリ動作が伝わりやすいからでしょう。ただし、大物イカに狙いを定めてスローテーパーのロッドを愛用するアングラーも少なくありません。
釣りのスタイルに合った「穂先」を選ぶ
ロッドの穂先(先端部分)も、ロッドの性能を左右する重要なパーツです。ルアーフィッシングでは「ティップ」と呼ばれており、エギングロッドでは「チューブラー」と「ソリッド」の2つのタイプがあります。それぞれの特徴を把握しておきましょう。
・チューブラーティップ
チューブラーティップは、穂先が中空構造になっているタイプです。ロッドの根元部分(バット)からひとつなぎでできているため、軽くて手元に伝わる感度がいいのが特徴です。その反面、アタリを弾きやすいという弱点があります。
・ソリッドティップ
ソリッドティップは、穂先の内部がカーボン素材などで詰まっているタイプです。たいてい、中空構造のブランクス(ロッド本体)に穂先を継ぎ足した構造になっています。しなやかに曲がるので、イカに違和感を与えず、小さなアタリも弾きにくいのが特徴です。その反面、素早くアワセてハリ掛かりさせるのは苦手。
現在、エギングロッドは、チューブラーティップが主流になっています。エギングではシャクリによって、エギにアクションをしっかり伝えることが大切だからです。
しかし、ソリッドティップのエギングロッドを愛用するアングラーもいます。微かなアタリを乗せることにかけては、チューブラーティップに勝っているからです。ただし、ソリッドティップはチューブラーティップより繊細な造りなので、穂先に負荷をかけすぎないよう、ロッド全体にエギの重みを乗せて投げる必要があります。結果的に、テクニックの上達につながるかもしれませんね。
ロッドの継数を確認しておく
エギングロッドの多くは、センターカットの2本継ぎです。標準的な8.6フィートのモデルなら、仕舞寸法は1.3m程度になります。持ち運びを考えると、もう少しコンパクトであるほうがいいようにも思えますが、あまり継数が多くなると強度が落ちたり、自重が大きくなったりします。
とはいえ、電車やバスなどでの釣行では、携帯性に優れた「パックロッド」が便利でしょう。これは、継数を増やすことで仕舞寸法を50〜70cm程度に収めています。
パックロッドには、ロッドを3本以上に分割して継いだタイプと、竿先が内部に収納される振り出し式のタイプの2種類があります。
ロッドを継いだタイプは、ルアーロッドの多くで採用されており、携帯性と耐久性のバランスがとれています。
一方、振り出し式のタイプは、入れ子構造になっているため、ガイドにラインを通したまま縮めることができ、場所を移動しながらポイントを探っていく釣り方には最適です。ただし、構造的にやや強度が落ちる傾向にあるようです。
いずれにしても、パックロッドの便利さは、ロッドを選ぶ際に無視できないでしょう。重来、継数が増えることによって、感度や強度が損なわれるといわれていましたが、最近では、高性能のパックロッドがお手頃な価格で手に入るようになりました。
ほかのルアーフィッシングに流用できるか?
エギングロッドは、アオリイカを釣りやすいよう設計された専用のロッドですが、「ほかのルアーフィッシングに流用できないか?」と考える人は少なくありません。事実、エギングロッドをシーバスフィッシングやアジング、メバリングなどに使っている人は大勢います。繊細なアジングロッドなどと比較すると、汎用性は高いといえるでしょう。
ただし、どんなロッドでも流用できるかというと、そうではありません。エギングロッドは、激しいシャクリにも対応できるスペックなので、ロッドの基本性能は総じて高いと思われますが、自ずと限界はあります。
そこで注目してほしいのが、ロッドの「パワー(硬さ)」と「テーパー(調子)」です。これらの要素は、エギングロッドを選ぶときのポイントとしても挙げましたね。
たとえば、シーバスフィッシングでは、エギングよりやや重いルアーを使用しますが、シーバスを狙うなら、そのルアーを投げられるだけのロッドパワーが必要です。
具体的には、20〜30gぐらいのルアーが使用できるMクラスか、MHクラスのエギングロッドであることが条件になります。適合するエギのウェイト(負荷)も確認したほうがいいでしょう。
また、エギングロッドで主流になっているファーストテーパー(先調子)のロッドでは、大型のシーバスを狙うには、少々無理があるかもしれません。
エギングロッドは、シーバス以外にもアジやメバルなどの小物や、サワラやイナダなどの青物にも使えますが、魚種や釣り方に合ったパワーとテーパーであることを確かめてください。
初心者におすすめのエギングロッド8選
ここまで、エギングロッドの選び方について解説してきました。ここからは、どんなロッドを選べばいいのか、具体的におすすめのモデルを紹介していきます。まずは、初心者向けのエギングロッドから説明しましょう。
エギングロッドの価格帯は幅広く、実売価格3,000円程度のリール付セットから3万円以上のハイエンドモデル、さらに8万円を超す最高級品までが販売されています。ロッド選びで最初に悩むのは、やはり予算との兼ね合いですよね。そこで、率直な意見を述べましょう。
はじめから高価なロッドを購入する必要はありませんが、極端に廉価な製品には手を出さないほうが得策です。なぜなら、エギングロッドに求められる基本性能(適度な硬さやしなやかさ)に欠けていたり、ロッドが重すぎたりして、エギングの楽しさが十分に味わえないからです。
本格的な趣味としてエギングを始めるなら、ロッド単体で5,000円以上のものをおすすめします。目安としては、実売価格1万円前後で検討してみてはいかがでしょうか?エギングの魅力にハマって腕前を上げてきても、このクラスのロッドなら不満は感じないでしょう。
また、スペックとしては、硬さが「M」のモデルをベースに検討することをおすすめします。あるいは、もう少し軟らかい「ML」でもいいでしょう。いずれにしても、使用頻度が高い3.5号のエギを快適に扱えるものを選ぶことがポイントです。
長さも、オールラウンドに使える8フィートクラスがおすすめです。つまり、最初の1本は、通年で使用できる、汎用性の高いモデルを選んだほうが無難なのです。
ダイワは、日本を代表する総合釣具ブランド。エギングロッドのラインナップはとても豊富で、初心者向けから上級者向けまで、数多くのモデルがリリースされています。そのなかで「リバティクラブ」シリーズはリーズナブルで、エントリーモデルとして最適です。
(全長:2.60m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5~3.5号 自重:140g 継数:2本)
「エメラルダス」は、ダイワが展開するエギングロッドのメインシリーズ。そのなかで「エメラルダス X」は、コスパに優れたベーシックモデルです。根元(バット)の部分はX状にカーボンテープで締め上げており、細くても高い強度を保っています。持ち重りもあまり感じないでしょう。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜4.0号 自重:120g 継数:2本)
シマノは、スポーツ自転車部品メーカーとして世界的に有名ですが、釣具メーカーとしても、ダイワと並ぶ大手企業です。エギングロッドは、「セフィア」シリーズを中心に展開され、ダイワのエメラルダスと双璧をなしています。
同社のエギングロッドは、軽さと感度を徹底的に追求しているのが特徴。「セフィア BB」はエントリーモデルながら、ブランクスはX状のカーボンテープで締め上げられ、軽量でありながら強度も十分です。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.0~4.0号 自重:107g 継数:2本)
メジャークラフトは、大阪を拠点とするルアーロッドの専門メーカー。高性能ロッドをリーズナブルな価格で提供していることで、多くのアングラーの支持を集めています。同社は多彩なシリーズを展開しており、「ファーストキャスト」にはエントリーモデルがラインナップされています。なお、メジャークラフトでは、ロッドパワーについて独自の表記をしており、「M」に相当する硬さは「E」となっています。
(全長:8.6ft 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜3.5号 自重:非公開 継数:2本)
「ソルパラ」は、メジャークラフトの人気シリーズのひとつ。糸絡みの少ないガイドパーツを搭載するなど機能を高めながらも、1万円を切る価格は大きな魅力です。
(全長:8.6ft 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜3.5号 自重:非公開 継数:2本)
「クロステージ」は、ソルパラのワンランク上のシリーズ。本格的なエギング専用ロッドとして、初心者だけでなく中級者からも注目されています。もちろん、このシリーズには、オーソドックスな2本継ぎのモデルもあります。
(全長:8.6ft 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜3.5号 自重:非公開 継数:4本)
アブガルシアはスウェーデン発祥の老舗メーカー。スタイリッシュでコスパにも優れるため、ルアーフィッシングを中心に多くのファンがいます。なかでも「ソルティースタイル」シリーズには、リーズナブルなモデルが揃っていて人気。ソリッドティップだけでなく、チューブラーティップもラインナップされています。
(全長:8.6ft 硬さ:ML 適合エギサイズ:2〜3.5号 自重:125g 継数:2本)
ダイワのエギングロッドはラインナップが豊富なことで人気を集めていますが、それはインターラインのモデルについてもいえることです。一般には馴染みが薄いインターラインのロッドですが、リーズナブルなモデルを探して試してみる価値はあるでしょう。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5~3.5号 自重:135g 継数:2本)
中級者におすすめのエギングロッド7選
エギングの楽しさを知り、しだいに腕前を上げてくると、ロッドへのこだわりが出てくるものです。釣行を重ねるなかで、いろいろな釣り方を試したくなったり、ホームグランドでより大きな釣果を出したくなったりして、新たな相棒(エギングロッド)がほしくなるのです。
ところが、エギング経験者であっても、ロッド選びでは迷うことがしばしばです。それもそのはず、ローエンドモデルとミディアムレンジのモデルの違いを理解している人は意外に少ないのです。
じつは、1万円前後のローエンドモデルと、2〜3万円のミドルレンジのモデルでは、機能面でかなり隔たりがあります。つまり、ロッドパワーや感度、そして自重に大きな差が見られるのです。それは、ブランクス の素材やガイド部品、あるいは全体の設計・デザインの違いによるものです。
ここでは、ロッドの開発技術についての詳細は省きますが、信頼できるブランドであれば、高価なロッドにはそれなりの価値があると考えていいでしょう。ただ、スペック表を見るだけでは、なかなか判断がつかないのも事実です。
そこで、実売価格 2万円前後から3万円前半までの範囲で、中級者におすすめのモデルをピックアップしました。
「エメラルダスMX」シリーズは、ダイワのミディアムモデルと位置づけられます。軽量・高感度といった基本性能を磨き上げながらも、比較的にリーズナブルな価格になっています。ブランクス には上位機種でも採用されている軽量・高弾性・高反発のカーボンを使い、ネジレ防止のための構造的な補強もなされています。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜4.0号 自重:95g 継数:2本)
上記モデルのインターライン・バージョン。主なスペックを比較すると、自重がわずかに大きくなっているものの、ほかはまったく同じ。インターラインロッドの弱点である飛距離についても、ロッド内部に超撥水ドライ加工を施すことで、ラインの滑りをよくしています。夜間や強風時にも、穂先への糸絡みを気にせず釣りに集中できるでしょう。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜4.0g 自重:100g 継数:2本)
シマノの「セフィアSS」は、「セフィアBB」の上位機種。エギングロッドに求められる基本性能が一段と高められています。また、自重は100グラムを切り、オールシーズン・オールラウンドで使えるスペック。このクラスなら、2本目のメインロッドとしても最適でしょう。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2~4号 自重:99g 継数:2本)
「セフィア CI4+」は、「セフィアSS」のさらにワンランク上のシリーズ。ロッド全体がムチのようにしなるブランクスに加え、グリップも握りやすい。手首を軽く動かすだけで簡単にジャークする(リールを巻きながらロッドをあおる)ことができます。ちょっと値段は張りますが、上級者でも満足できるでしょう。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2~4号 自重:94g 継数:2本)
ヤマガブランクスは、ロッドの設計から組み立てまでを国内自社工場で一貫生産している純国産のロッドメーカーです。ブランクスの性能にとことんこだわりながら、デザインと仕様をシンプルにすることで、コスパに優れたモデルを数多くリリースしています。
なかでも、同社のエギングシリーズ「メビウス」には、リーズナブルな良品が顔を揃えています。メインロッドとしてオールラウンドに使えるミディアム(M)だけでなく、シチュエーション別のサブロッドとして使いたいライト(L)やミディアムヘビー(MH)のモデルもラインナップ。上記のモデルは、近場の秋イカをメインターゲットにしたショートロッドです。
(全長:2390mm 硬さ:L 適合エギサイズ:1.8~3.5号 自重:84g 継数:2本)
シマノの「セフィアCI4+」は、その高い品質と性能で多くのファンを獲得しています。このモデルは、足場の高い磯場や堤防、さらに砂浜やゴロタ浜などで遠投できるロングロッドです。9.6フィートという長さですが、自重はわずか102グラム。硬さもミディアム( M)クラスなので、標準エギの3.5号も使いやすく、春イカを狙うにはうってつけのモデル。
(全長:2.9m 硬さ:M 適合エギサイズ:2〜4号 自重:102g 継数:2本)
「N-ONE」シリーズは、メジャークラフト のミドルレンジモデル。軽量、高感度のロッドがラインナップされていますが、このモデルはショアティップラン(岸からのティップラン)を楽しむためのソリッドティップの専用ロッドです。従来、ティップランはボートからのエギングとして知られていましたが、近年、陸っぱりでもティップランで釣果を上げる人が増えてきました。
上記モデルは、手首への負担を極限まで軽減し、やや柔軟性をもたせたブランクに仕上がっています。ショアティップラン専用ロッドで、エギングの新境地が開けるかもしれません。
(全長:8.6ft 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜3.5号 自重:非公開 継数:2本)
上級者におすすめのエギングロッド6選
エギングの上級者になると、最高級ロッドへの関心も高まるでしょう。なぜなら、ハイエンドモデルは明らかに機能面で優れているからです。釣りのテクニックが上達すると、アングラー自身でその違いがわかるようになるのです。
たとえば、イカはエギに抱きつく前に「イカパンチ」を食らわすことがあります。ベテランアングラーは、この辺りの微妙な駆け引きも楽しむことができますが、その微かなアタリは繊細なティップでなければ、なかなかキャッチできません。
こうした精巧なロッドを製作するには、高品質の素材を使って、最新技術を導入しなければなりませんが、さらに各メーカーに所属しているプロのアングラーの経験も活かされています。長い年月をかけて、実際にフィールドでテストを繰り返し、改良を重ねているのです。それだけに高価ですが、細部への配慮も行き届いた逸品に仕上がっています。
そこで、上級者も満足する3万円超のハイエンドモデルを紹介しましょう。
「エメラルダス AIR AGS」は、ダイワ史上最軽量のエギングロッド(アウトガイドモデル)。ガイドは軽さと感度を兼ね備え、ブランクは目に見えないネジレを抑制するように構造化されています。まさに「空気」のように軽やか。このシリーズには、定番モデルをはじめとする8アイテムがラインナップされています。
(全長:2.52m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜4.0号 自重:89g 継数:2本)
「エメラルダス STOIST AGS」シリーズは、ダイワの最新技術が凝縮されたフラッグシップモデル。軽量・高感度であると同時に、しなやかなで力強いパワーをもったモデルがラインナップされています。
(全長:0.03m 硬さ:A 適合エギサイズ:0.0〜0g 自重:000g 継数:0本)
シマノの「セフィア エクスチューン」シリーズは、しなやかでありながら、十分な強度とパワーをもったハイグレードモデル。細身・軽量なブランクスと新技術が導入されたグリップの融合により、感度も飛躍的に向上しています。
(全長:2.54m 硬さ:L+(LとMLの中間) 適合エギサイズ:1.5〜3.8g 自重:100g 継数:2本)
「セフィア リミテッド」シリーズは、シマノ最高峰のエギングロッド。ブランクスの基本構造だけでなく、そこに搭載されるさまざまなパーツにも最新のテクノロジーが採用されています。
(全長:2.59m 硬さ:M 適合エギサイズ:2~4号 自重:104g 継数:2本)
- ヤマガブランクス
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Calista 82M TZ Nano
- 税込み47,500円
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軽快な使用感とパワーを兼ね備えたオールラウンダーモデル
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微小なコンタクトをとらえる繊細なティップと、大型イカもフッキングに持ち込めるパワーを併せ持っています。Mクラスのパワーロッドとは思えない軽快な操作性が特徴。
「カリスタ」シリーズは、ヤマガブランクスのフラッグシップモデル。ブランクス の反発力が極限まで高められており、シャープなシャクリができます。ベテランアングラーからの評価も高く、エギングロッドの最高峰の一角をなしてします。現在、7機種がラインナップされており、フィールドに合わせて最適なロッドを選ぶことができます。
(全長:2485mm 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5~4.0号 自重:99g 継数:2本)
オリムピックは、釣竿やゴルフシャフトなどを製造するブランクス メーカー。「グラファイトリーダー」は、2004年に誕生したルアーブランドです。そのなかの「スーパーカラマレッティー」シリーズは、エギングロッド のフラッグシップモデル。先端テクノロジーで研ぎ澄まされたモデルは、多くのアングラーを魅了しています。
(全長:2.57m 硬さ:M 適合エギサイズ:2.5〜4.0号 自重:102g 継数:2本)
まとめ
いかがでしたか?
エギングロッドは、さまざまなモデルがラインナップされており、どのロッドを購入すればいいのか、迷うかもしれませんね。でも、ポイントをしっかり理解しておけば、ロッド選びで後悔することはないでしょう。
この記事を参考に、あなたに最適なエギングロッドを見つけていただければ幸いです。
※価格はいずれも2020年5月時点のものです。
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