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あなたは毎日の洗濯で、どれだけの電力と水を使っているかご存じだろうか?例えば、1度洗濯機を回すと約500ワットの電力と約50リットルの水を使用することになるという。各家庭により洗濯物の量は様々だが、毎日2回まわせば、その倍の電力と水を使う計算になる。
デザイン会社「Yirego」の設立者Yi Jiang氏は、このような西洋の洗濯方法に問題があるのでは?と疑問を持った。また、コインランドリーを使用した際に彼が経験した、不快な体験がキッカケで、電気も水も節約出来るエコな洗濯機「Drumi」のアイディアを思いついた。
時間や労力を使わなくて良いなど、人間の利便性だけではなく、環境への配慮も忘れないプロダクト開発を行っている「Yirego」社。彼らが開発した「Drumi」とは、いったいどのような洗濯機なのだろか。
電気を使わない洗濯機?
「Drumi」は足でペダルを踏むことでドラムを回転させ洗濯する、電気を一切必要としないエコフレンドリーな洗濯機である。
「Drumi」で洗濯するには、少量の水と洗剤のみでOK。水は洗いに5リットル、すすぎに5リットル、合計10リットルで十分だ。1度の洗濯で2.25kg(約5~7人分の洗濯物量)が洗えるという。洗剤は特別な物ではなく、いつもあなたが使っている物を使用することができる。
下着、Tシャツ、デリケート素材はもちろんのこと、ペット用品、ベビー用品、布おむつの洗濯も可能なのでうれしい。ただ、タオルやシーツを洗うことはあまりオススメしないそうなので、注意したいところ。
気になるペダルを踏む時間だが、約5〜10分かかるという。洗いに約3分間、すすぎに約2分間、脱水に約1分間の内訳だ。脱水も通常の洗濯機と同様のレベルが期待できる。
「Drumi」のメリットは?
「Drumi」は、環境にもお財布にも優しく、機能面でも優れている洗濯機である。
電気を一切使わないので、1週間あたり、約4.5kgの二酸化炭素の排出量を削減することができる計算だ。また、少量の水で洗濯ができて電気を一切使わないため、水道代・電気代の節約になる。さらに、コインランドリーまで洗濯をしに行っていた人は、時間と洗濯代の節約にもなるだろう。
「Drumi」は湿った場所、または乾燥した場所のいずれでも保管が可能な素材でできている。また、小さくて持ち運びが簡単なので、洗う前の洗濯物入れとしても重宝するだろう。大きな洗濯機で家が狭く感じていた人には、うれしいサイズだ。
さまざまな活用シーン
コンパクトで軽量な「Drumi」は様々な場所で活躍する。
狭くて洗濯機を置く場所がない都会の暮らしや、アウトドアでも大活躍。また、分けて洗いたいペット用品や、コインランドリーには入れたくない子ども服等を洗うのにもピッタリだ。
いつもは手洗いしなければいけなかったデリケート素材も、「Drumi」なら少量の水と短い時間で素早くキレイに仕上げてくれる。
いつもは洗濯機に任せていた洗濯も、自分の足踏みによって洗濯する「Drumi」で洗うことで、洋服に愛着がわいてきそうだ。環境にもお財布にも優しい「Drumi」は、物を大切にすることも教えてくれるのかも知れない。
Courtesy of Yirego