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注目のヴィジュアルパフォーマンス「ポイアート」とは?

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昨今のライブやステージパフォーマンスなどのエンターテインメント領域において、「ヴィジュアルテクノロジー」を取り入れる流れが急速に進んでいる。

ライゾマティクスの真鍋大度氏をスタッフとして迎え、最新の映像テクノロジーを上手くステージに取り入れながら新しいパフォーマンスの形を見せてくれる「Perfume」などがその代表格だろう。

そんなステージパフォーマンスにおいて、様々なアーティストに起用され、注目を集めているのが「ポイアート」だ。

マオリ族の儀式を起源とする「ポイアート」

「ポイアート」とは、ニュージーランドの先住民、マオリ族が儀式の際に使用しているジャグリング道具の一つである「ポイ」を使って表現するアートパフォーマンスのことである。「ポイ」は紐の先にボールがついているシンプルな構造で、二つ一組で使う。そのシンプルさで、老若男女、また国籍を問わず世界の多くの人が楽しんでいるという。

ポイアートをけん引する「ポイラボ POI LAB」

ニュージーランド発祥のポイが、遠く離れた日本で更なる進化を遂げている。華麗なパフォーマンスで注目されている「ポイラボ POI LAB」は、まさにポイ文化の伝道師であるといえる。

「ポイラボ POI LAB」は現代ポイの第一人者として世界的に知られるYuta (今村勇太)氏が代表を務め、最先端ポイアートを創出し、業界をけん引するクリエイティブチームである。

メンバーが実際にパフォーマンスをするのはもちろん、ポイを使用した舞台演出や技術協力なども行っている。さらに、東京都吉祥寺の井の頭公園では毎月「井の頭ポイ練習会」が開かれるなど、多くの人がポイを知るキッカケを作っている。

テクノロジーとの融合で進化する「ポイアート」


ポイの先端部分はボールだけではない。布やリボンで綺麗に装飾された「テールポイ」や、炎がついた「ファイアーポイ」などがあるのだ。その中でもLEDを使った「ビジュアルポイ(グラフィックポイ)」は新世代のポイとして注目を集めている。

ビジュアルポイを使うことで、高速で回転するポイとシンクロする光の点滅により、空中に光で絵や文字、写真などを自在に描くことができ、華麗なパフォーマンスを可能としている。


2012年ごろに誕生したといわれているビジュアルポイは、これまでのポイのスキルを使った軌跡の表現にデジタル要素が融合し、空中に絵や文字などが描くことができる不思議な道具である。LED技術の進化だけではなく、使用する側のアイデアとスキルの進化によって、その可能性は無限の広がりを見せている。

様々な人気アーティストとのコラボ

では、実際に「ポイラボ POI LAB」が手掛けた作品をみてみよう。

・水曜日のカンパネラ(ライブ、ミュージックビデオ演出・出演)
・氷川きよし(紅白歌合戦・出演)
・三代目 J Soul Brothers (ライブ・制作協力)
・news every.(出演・ポイ技術指導)
・ぶらり途中下車の旅(出演)

などなど。誰もが知っているアーティストとコラボしたり、数多くのテレビ番組に出演したりしている。彼らの活動の幅はとても広く、ここでは紹介しきれないほどである。

今後もあらゆる場面で、彼らの活躍を目にすることが増えてきそうである。ポイは靴下とテニスボールやお手玉等があれば簡単に作れるので、ただ見ているだけではなく、実際に使って楽しんでみるのもいいだろう。

テクノロジーの進化も去ることながら、ビジュアルポイの根底にあるのはポイそのものの楽しさと美しさである。「ポイラボ POI LAB」、そして「ポイアート」は、ポイそのものの存在価値を大切にしながら、今後も進化を重ねながら新たなヴィジュアルパフォーマンスの可能性を広げていってくれるはずだ。

ポイアート

ポイラボ POI LAB


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