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顔の表情には様々な情報が潜んでいる。例えば人と話しているとき、相手が言葉とは裏腹な表情をしていたりすると、会話の内容よりもその表情が“本当の気持ち”を物語っていると感じるだろう。つまり、人の表情はコミュニケ―ションを取る上でとても重要な役割をはたしているのである。
そんな「表情」に着目した、新たなVRシステムが発表された。VR動画配信サービスを行っている360Channel主導の元、Holotech studiosとの共同で開発された「FACE」。このシステムは、表情をアバターに反映することができるVRコミュニケーションシステムである。
「FACE」がもたらす価値
これまでのアバターは、モーションセンサーで「動き」までは同期することができたものの、「表情」までは難しく、たとえプレイヤーが笑ったとしても、アバターは無表情のままであった。
しかし「FACE」を使えば、プレイヤーが笑えばアバターも笑い、怒ればアバターも怒った表情をするのだ。
これによって、たとえVR空間のアバターであっても、より表情豊かなコミュニケーションが可能になり、お互いの気持ちまで把握できるようになるのだ。VR空間での「動き」だけでなく「感情」も再現できるようになるのだ。
表情豊かを実現する仕組みとは
「FACE」の表情豊かなVRコミュニケーションシステムは、アイトラッキング機能が搭載されたFOVE社の「FOVE 0」と、フェイストラッキングが可能なBinaryVR社の「Binary VR」などの技術を組み合わせることで成り立っている。
Holotech studiosの3Dモデルレンダリングシステム技術を用いることで、アバターの豊かな表情を自然に表現することができ、アバターに息を吹き込むという。この技術のおかげで、目の動きは人間そのものである。
さらに「FACE」では“視線表情分析”という、人々が何を見てどんな感情を抱いたのかというデータの取得を目指しているという。VR ヘッドマウントディスプレイを装着し、コミュニケーションやVR動画、VRゲームなどを楽しみながら自動で視線表情の情報の取得が可能になるとのこと。
「FACE」の可能性
「よりリアルに」を追求し、各社が競ってきたVRにおける技術革新だが、そこに「表情」が加わったら、どのような世界が広がるだろうか。
例えば、お気に入りのアニメキャラクターのアバターでVRチャットやライブなどをすれば、よりリアルな喜怒哀楽を表現でき、まるで本物の恋人同士のようなコミュニケーションができそうだ。
また、日頃は煮詰まりがちな会議も、「FACE」を使ったヴァーチャル空間で、お気に入りのキャラクターで行ってみたらどうだろうか。お互いの表情も把握でき、いつもとは違ったアイデアが浮かぶかもしれない。
バーチャル空間での表現力が進化することで、もう一つの世界が充実してきている。「FACE」を使えば、いつもとは違う自分の表情を発見できるかもしれない。
Courtesy of 360Channel