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体臭を即座に数値化できる次世代エチケットアイテム「Kunkun body」発表会レポート

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7月13日、「コニカミノルタ」は目に見えない「ニオイ」を数値化するプロダクト「Kunkun body」の発売を発表した。

「3大体臭」を数値化


「Kunkun body」はポケットサイズのセンサーを使って体臭を測定し、連携したスマホ画面で体臭の種類と強さを表示するプラットフォーム。コンパクトで持ち運びに便利なセンサーを使えば、どこでも簡単に体臭のチェックが可能。体にかざすと「汗臭」「加齢臭」「ミドル脂臭」の「3大体臭」を測定し、スマホ画面上にニオイの種類と強さを表示することができる。測定時間は20秒で、結果は10段階で表示される。小売希望価格は30,000円(税込)。

ニオイの「見える化」がねらい

そもそも人は自分のニオイの自覚が難しく、同じニオイをしばらく嗅いでいるとそのニオイを感じなくなってしまう性質があるという。この「ニオイの見える化」に取り組むプロジェクトが、その名も「体臭(ニオイ)見える化プロジェクト」。

自分はニオっているのかいないのか?ニオっているとしたらどんなニオイなのか?自分ではわからない自分の体臭を知ることで、有効な体臭対策を取ることができる。「体臭(ニオイ)の見える化」を実現することで、セルフエチケットのツールとして開発した。かざすだけで手軽にチェックできるので、「もしかしたら自分は汗臭いかもしれない…」という不安を簡単に払拭することができる。

大阪工業大学との産学連携で実現


開発は、大阪工業大学との産学連携で行われた。大阪工業大学では、ニオイの判別、嗅ぎ分けに関して、ニュートラルネットワークを用いたAI技術での解析・研究を行っており、その知見を活かし、複数のガスセンサーを使い、延べ2000人の被験者を元にブラッシュアップ。ニオイの特徴をとらえ、学習させることで2年かけて実現した。

MAKUAKEで先行販売


正式販売に先立ち、7月13日よりクラウドファウンディング「MAKUAKE」での販売が始まった。
目標金額 2,250,000円を約2時間で瞬く間に達成。7月19日の時点で10倍超の23,106,000円まで伸びている。この結果からみても、ニオイの見える化に大きな注目が集まっていることが伺える。髪や服装の乱れとともに、ニオイのチェックも身だしなみの一つとなる日はそう遠くないかもしれない?


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