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カメラを愛用している人ならよく分かるであろう、“レンズ交換をしている間に絶好のシャッターチャンスを逃してしまう”という最悪なシチュエーション。チャンスを逃さまいと焦れば焦るほど手間取り、最悪な場合はレンズを落として壊してしまうことも…。
レンズ交換を画期的な方法で、劇的に簡単にするアイテム「TriLens」がスウェーデンのFrii Designs社により開発された。
腰に取り付けて簡単レンズ交換
「TriLens」は、素早いレンズ交換を可能とするレンズホルダーである。3つのレンズを取り付け、ジョイント部分を中心にクルクルと回転し、スムーズな着脱が可能。使いたいレンズを即座にカメラに取り付けることができるのだ。取り付けるベルトは、レンズの重量に耐え、サイズは50×5mmまでであればどんなベルトでもOK。
対応しているレンズは、ニコン・キャノン・ソニー。耐候性に優れ、スチールと繊維強化ナイロンでできており、100キロの重量まで耐えることができるという。メンテナンスフリーで手軽に使えるのもうれしい。
レンズホルダーはベルトに簡単に固定できるので、両手がふさがれることもない。歩くことはもちろん、走ってもレンズが安定的に固定されているので安心。これがあれば、歩くたびに体にガンガンぶつかってくる大きくてかさばるバッグを持ち運ぶ必要もなくなるのだ。従来の方法よりも、「TriLens」でレンズを持ち運んだ方が、はるかに安全かもしれない。
カメラを愛するJonas Lundin氏による開発
「TriLens」を考案したのは、写真家でエンジニアの顔も持つJonas Lundin氏だ。たくさんの種類があるカメラレンズは、シーンに合わせて最適な撮影を可能としている。しかし以前の彼は、その事実を知りながらも、シャッターチャンスを逃したくないためレンズ交換を避けていたという。最適なレンズで撮影できないために、彼の作品は表現の限界を迎えてしまう。そこで自ら開発しようと考えたのが、レンズ交換が素早くできる「TriLens」である。
レンズは写真家にとって大切な子どものような存在なため、彼は「TriLens」を非常に頑丈で安全なレンズホルダーにしたという。カメラを愛する同氏が開発したレンズホルダーなら、大切なレンズを任せられるだろう。
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今までなんでなかったのだろうか、と思えるほど便利な「TriLens」。たった一台のレンズホルダーが最高傑作の一枚を生むキッカケになるかもしれない。
Courtesy of Frii Designs