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人類の最も古いツールの一つである「火」。その暖かさや輝き、匂いに本能的に惹かれ、火の周りに人々は集まるのを好む。しかし火には、煙がつきものである。煙が目に入ると痛いし、楽しいはずのキャンプファイヤーも風向きによっては最悪な事態を招くことも…。
しかし、アメリカの企業「BioLite」社が開発した「BioLite FirePit」はなんと煙がほぼ出ることなく炎を楽しめるファイヤーピットだという。ほぼ「無煙」を実現したその仕組みと「BioLite FirePit」の魅力とは。
「BioLite FirePit」の魅力
「BioLite FirePit」の特長は以下の3つである。
「BioLite FirePit」は、従来のファイヤーピットに比べてはるかに少ない煙で、効率的に燃焼する。煙が出る原因は、木材の不完全燃焼だという。そしてその煙が洋服や髪、そして私たちの肺に入り込んでくるのだ。つまり煙を起こさずに炎を楽しむには、適切な場所に空気を送り木材を燃焼させればいいのだ。
そこで「BioLite FirePit」では、本体に51個のエアジェットを、サイドにはファンを搭載。必要な場所へ酸素を送り込むことで温度を均一に保ち、ガスと酸素を循環させ燃焼の効率を劇的に改善させることができるという。
つまり、木が燃える独特な音や匂いはそのままに、煙が出ず、効率的に木材を燃焼させることができるということだ。
炎を眺めているとなんともいえずリラックスするものだ。「BioLite FirePit」では、炎の魅力を最大限に引き出すためメッシュ素材を使い、360度どこからでも炎を楽しむことができるようになっている。そのため、今までは無機質な金属の缶を見つめるばかりだったキャンプファイヤーも、暗闇に浮かび上がる炎の美しさを存分に感じることができるようになった。
「BioLite FirePit」はキャンプファイヤーだけではなく、調理器具としても大活躍する。日中は炭を使ってお肉などを焼き、陽が落ちてきたら木材を入れてキャンプファイヤーを楽しめるのだ。
調理する上でも強さが均一な炎はとてもうれしい。炎が強すぎて周りばかり焦げたり、反対に弱すぎていつまでも焼けないなんて事態を避けられるだろう。
スマホ連動でスマートに炎調節
「BioLite FirePit」は、スマホと連動し専用アプリから、ファンの強さをコントロールすることが可能。炎が弱いと感じれば、ボタン一つでファンの強度をあげればいいだけ。今までのように必死に仰いだり、木材を足したりする必要はない。
もちろん、本体のボタンから直接ファンの強弱をコントロールすることも可能だ。
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ファンユニットは取り外してモバイルバッテリーとしても使うことができるので、アウトドアでは貴重な存在である電力を確保することが可能だ。
BBQにキャンプファイヤーに大活躍する「BioLite FirePit」は、今後アウトドアの必需品の新たな定番アイテムになるはずだ。
Courtesy of BioLite Inc.