身体を拡張するサイボーグ感溢れるダブルロボットハンド「DOUBLE HAND」

Youbionic社が開発した、手首から先を増設して拡張するダブルロボットハンド「DOUBLE HAND」。片腕の手首から先に固定して装着する構造で、内蔵のセンサーが装着者の手の動きをトレースし、自在に開閉して物を掴むなどに活用することができる。

義手開発のノウハウから生まれた次世代のウェアラブル・ロボット装置

身体を拡張することで人類を進化させる、ウェアラブル・ロボット装置を目指し開発された「DOUBLE HAND」。

手がけたのは、主に義手の開発を進めてきたイタリアの工業設計者Federico Ciccarese氏。人の残された筋肉に電極を取り付け、電極が脳からの信号を読み取り、小型制御装置を介してハンドの動きに変換する仕様で義手を開発してきた同氏。「DOUBLE HAND」にも同様の仕組みが取り入れられているという。

誰でも購入・制作が可能

「DOUBLE HAND」はオープンソフトウェアを使用し、3Dプリンターで制作されているため、誰でも自分で制作することが可能。完成品はもちろん、設計図や各種パーツ類もHPで販売されている。

身体能力の拡張という大きな目標に向け、同社は今後「DOUBLE HAND」にさらなる機能を追加していく予定だという。

情熱とテクノロジーが、身体の可能性を広げていく 。

https://www.youtube.com/watch?v=O4ngPRSuyO0