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東京の夜景が見渡せる、池袋「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」。11月24日、この場所でユニークな音楽イベント「サイレントスカイフェス」が開催された。
音量を自由に調節できる音楽イベント
「サイレントスカイフェス」は、スピーカーやアンプを一切使わずにヘッドフォンで音楽を楽しむという新たなスタイルの音楽イベント「サイレントフェス」から派生したもの。ヘッドフォンを使うことで、音量の調節が自在にできるので、クラブや一般の音楽フェスとは異なる音楽体験ができる。
参加者も、「音楽を聴いて盛り上がっている人も会話をしている人もいる、自由なスタイルが良い」、「音楽を聞くのは好きですがクラブの爆音で盛り上がるのは苦手で、(ヘッドフォン操作ができる)これくらいがちょうど良い」など、大満足の様子だった。
このヘッドフォンスタイルのフェスは、海外では「サイレント・ディスコ」と呼ばれていて、アメリカやヨーロッパでは騒音問題の解決策として近年注目を集めている。
活発に活動を続ける雨宮氏に「サイレントスカイフェス」のねらいを聞いた。
音楽はエンタメ体験をより鮮やかにする
雨宮:「SKY CIRCUS サンシャイン60展望台」のコンセプトは「
見るだけの展望台から体験する展望台」。そのとおり体験型のコンテンツがたくさん並んでいます。それぞれが既に魅力的ですが、音楽は見る景色を更に鮮やかにドラマチックにしていくので、更なるエンタメ体験の拡張をねらっています。
個別に音量の調節ができるヘッドフォンを使ったサイレントフェスであれば、併設されたアクティビティを楽しむことも音楽を楽しむことも、気分に合わせて選択することができます。聴く、踊る、眺める、飛ぶ、あらゆる楽しい体験が1フロアでできる唯一の展望台になっていると思います。
雨宮:VRもサイレントフェスも、体験をインスタントにすることができます。スカイダイビングをするのは大変だけど、VRなら簡単にできる。音楽フェスも大きな場所とスピーカーを用意するのは難しいけど、ヘッドフォンであればできる。テクノロジーは体験のインスタント化を促す側面もあるので、展望台の様々なインタラクティブコンテンツと共に異なる体験を連続して自由自在に味わえることがこのフェスの特徴にもなっています。
次回の開催は12月22日(金)を予定し、来年12月まで毎月開催するという「サイレントスカイフェス」。新たな音楽体験が広まっていくかも?