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15分間で全身を同時に筋トレ!? SIXPADの「近未来型EMSトレーニング・ジム」をSXSW 2018で体験

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貼り付けるだけで筋肉をトレーニングできるギアで知られる「SIXPAD」が、着るだけで全身の筋肉へ効率的に負荷を与えられるトレーニングシステム「近未来型EMSトレーニング・ジム」を発表。SXSW 2018のトレードショーに出展されていたので、現地をレポートした。

近未来型EMSトレーニング・ジム

これまでSIXPADが提供してきたのは、腕やお腹といった局所的な筋肉を鍛える個人向けトレーニングギアだった。新しく発表された「近未来型EMSトレーニング・ジム」は、トレーニングジムの新業態を目指す新製品で、以下の3種類のギアで構成されている。

EMSフルボディスーツ

全身の最適な場所に電極を配置した全身トレーニング専用EMSスーツ。均一に電気を流すために体にフィットする作りとなっており、動きやすさも兼ね備えている。

デジタルトレーニングミラー

前に立つと内蔵センサーがユーザーの動きをトラッキングし、一人ひとりに最適なトレーニングの動きをガイドしてくれる。

コントロールタワー

Bluetoothで通信して、EMSフルボディスーツとデジタルトレーニングミラーを制御するデバイス。一人ひとりのトレーニングレベルを蓄積して効率的なトレーニングを実現できるほか、手動でスーツの強度を変更することも可能だ。

SXSW 2018の体験ブース

SXSW 2018のトレードショーでは、「近未来型EMSトレーニング・ジム」の体験ブースが展示された。会場ではデジタルトレーニングミラーとコントロールタワー、腕のギアで「近未来型EMSトレーニング・ジム」で3分間の体験を提供。EMSフルボディスーツは専用の肌着が必要なため、実物の展示のみとなった。

ミラーの前に立ってトレーニングを開始すると、中腰でダンベルを上げるようなポーズが指示される。端から見ればヨガでもしているように見えるが、ポーズを維持できなくなる体験者も出るほど、筋肉に十分な負荷がかかっていた。

半信半疑で体験に参加した男性は、「ジムとは違うと思っていたけど、負荷のかかり方が想像以上だったね」と感想を話した。実際に体験した編集部員もたった3分間だったにもかかわらず、翌日はガチガチの筋肉痛になり効果を実感できたのだ。

SIXPADの担当者によると、「近未来型EMSトレーニング・ジム」は2018年夏ごとにオープンする予定。料金はまだ決定していないそうだが、「パーソナルセッションとグループセッションの間くらい」になるという。

たった15分で全身を鍛えられるため、ちょっとした空き時間でジムに通えるようになり、「ジムに通いたいけど面倒、時間がない」と考える層にリーチしたいと話していた。

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健康のためのジム通いは、「時間がかかる」「トレーニングがつらい」などの理由で断念してしまう人も多いかもしれない。15分間なら忙しい現代人でも、ジムに通う時間を見つけられ、健康的なボディを維持できそうだ。


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