※bouncyではアフィリエイト広告を利用しています。記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がbouncyに還元されることがあります。
SXSWでは2013年からゲームに焦点を当てた「SXSW Gaming Festival」が3日間にわたって開催されている。ゲームのコンソールやジャンルを問わず、様々なゲームが注目を集めた2018年の「SXSW Gaming Festival」をレポートした。
「SXSW Gaming Festival」とは?
毎年SXSWでは「Interactive」「Music」「Film」という3つのフェスティバルが開催され、近年では「Gaming」「Comedy」という2つのフェスティバルも開催されている。
そのうち「Gaming」では、ゲーム見本市「Gaming Expo」や、ゲーム業界全体で最も優れたタイトルを決定する「SXSW Gaming Awards」などが行われる。Interactiveフェスやトレードショー終了後に開催され、「Gaming」開催後はコスプレイヤーがオースティンの街を歩き始めるのだ。
会場を歩いていたコスプレイヤー数人に話を聞いていたところ、クオリティの高いボバ・フェットに出会った。毎年SXSWでコスプレをしており、今回のコスチュームは自分で塗装を施したという。当日は気温30度を超えており、暑くないのか聞いてみたところ、驚くことにヘルメット内にファンがあり、熱気を逃がす仕組みになっているそうだ。
Instagram(@cosplaycorp)ではドラゴンボールZに登場する宇宙船ポッドの制作風景も見せてくれ、筋金入りのコスプレイヤーが集まっていることが感じられた。
世界のゲーム見本市「Gaming Expo」
トレードショー開催後の同会場で、PCゲーム、PS4やXboxなどのコンソールゲームはもちろん、アーケードゲームからボードゲーム、eスポーツまで、世界中のゲーム企業がブースを出展する「Gaming Expo」が開催された。会場では以下の6エリアを見回ることが可能だ。
プロゲーマーが王座をかけて戦いを繰り広げ、アリーナ状の観客席と大画面に実況中継を加えて、対戦の様子を観戦することが可能。
2018年の「Injustice 2 Ground Zero」のトーナメントでは1位が6,000ドル(約63万円)、「クラッシュ・ロワイヤル」のトーナメントでは2万ドル(約200万円)もの賞金が賭けられ、まるでスポーツの観戦のように盛り上がっていたのが印象的だ。
100を超えるボードゲームが集められたエリアで、世界のボードゲームを体験可能。テーブルとイスが並べられた対戦コーナーもあり、「ポケモンカードゲーム」や「マジック:ザ・ギャザリング」の猛者が対戦者を待ち構えていた。
個人や中小企業が開発したオリジナルゲームを体験できるエリア。ビデオゲーム、VR、ボードゲームとジャンルは問わず、体験後はお気に入りのゲームに投票を行うことができる。最多票を集めたゲームは「Gamer's Voice Awards」を受賞し、「最高の同人ゲーム」の栄誉に輝く。
大量のゲーミングPCが並べられ、来場者同士がeスポーツで対戦できるようになっている。小規模のトーナメントも毎日開催され、腕に覚えのある人は勝ち抜けば賞品もゲットできるのだ。
懐かしのタイトルから最新機まで、様々なアーケードゲームを体験できるブース。コインが必要なマシンが多いため、プレイしたい人は小銭を多く持って行くことをオススメする。
会場内のトークイベントブース。以前は「Geek Stage」と名付けられていた場所で、ゲームデモ付きのピッチイベントや、ゲームプログラミングのイベントなどを開催している。
Discovery Stageで行われるイベントで、事前に選出されたファイナリストらが観客に向けてプレゼンを行う。2018年は「Disembodied」というタイトルが勝利を勝ち取った。
他にも、入り口では5ドルを支払うと1機=1ドルで戦うシューティングゲーム「DOLLAR KILL CLUB」の対戦ブースがあったり、AMDがRyzenの処理速度をゲームで体験できる個別ブースを出展していたりと、ゲーム好きには一日いても飽きることのないイベントとなっている。
・ ・ ・
「SXSW Gaming Festival」はSXSWの入場チケットであるBadgeがあれば無料で参加でき、それ以外の人向けに入場リストバンドも販売される。世界のゲームのトレンドをつかんでみてはどうだろうか?
SXSW Gaming Festival 2018 https://gaming.sxsw.com/?_ga=2.49495266.517192394.1521381564-817653211.1511830752
▼開催期間: