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2メートルのロボットアームを自在に動かせる「Guardian GT」

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ロボティクスメーカーのSarcosが開発した「Guardian GT」は、キャタピラの土台に2メートルを超える2本のアームを搭載したロボットシステム。人間一人で操作でき、まるで自分の腕のように巨大アームを動かして、力仕事から複雑な作業までこなすことができるのだ。

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Sarcosは「Guardian GT」「Guardian XO」「Guardian S」という3つのロボット製品を開発しているが、いずれも製品として販売はされていない。導入を検討する現場や企業向けに、デモンストレーションのリクエストは受け付けているようだ。

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「Guardian GT」は、2メートルを超える2本のロボットアームを、人間一人の手で直感的に操作できる産業用ロボットシステムだ。使用想定としては、人間では持ち上げられない重いドラム缶を持ち上げたり、2本のパイプを持ち上げて空中で接合したりする。


力仕事だけでなく、複雑な作業にも対応。バルブを回す、細かい部品の装着や、チェーンソーを使ってパイプを切断することも可能だ。工事現場などで人間が行うには不可能な作業や、危険な作業を肩代わりしてくれるのだ。

Guardian XO

高性能なロボットを開発するSarcosは、そのロボティクス技術を応用したパワードスーツ「Guardian XO」も開発している。装着すれば200ポンド(約90kg)もの鉄骨を持ち上げることも可能になり、作業効率を高めてくれるだろう。

Guardian S

「Guardian S」はワイヤレス操作が可能な小型ロボット。災害地や汚染地区などの調査を目的としたロボットで、キャタピラで階段、雪地、泥地、草地などあらゆる地形を移動可能。人間が入り込めないパイプの中なども移動でき、内蔵の赤外線カメラが遠隔地の状況を映し出してくれる。

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2本のロボットアームによって、通常の重機と違って複雑な作業までこなす「Guardian GT」。近い未来の工事現場では、巨大なロボットアームを使いこなす職人があちこちに見られるのかも?

Guardian GT

Sarcos


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